綾南・綾歌・満濃バイパス
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一般国道 | |
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綾南・綾歌・満濃バイパス 国道32号バイパス | |
地図 | |
路線延長 | 21.7km |
開通年 | 2008年12月6日 |
起点 | 高松市西山崎町 新西山崎交差点 |
終点 | 仲多度郡まんのう町買田 買田東交差点 |
接続する 主な道路 (記法) |
記事参照 |
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綾南・綾歌・満濃バイパス(りょうなん・あやうた・まんのうバイパス)は、香川県高松市西山崎町から仲多度郡まんのう町買田に至る延長21.7kmの国道32号バイパスである。起点側の円座バイパスから直接接続しており、高松市と中讃地域を結ぶ大規模バイパスを形成している。一般に、綾南工区・綾歌工区・満濃工区の3つを合わせて綾南・綾歌・満濃バイパスと呼ばれている。
概要
[編集]この道路は中讃地域と高松市間の交通を円滑化して、地域間の連携強化を図るとともに[1]、幅員の狭い旧・国道32号(現香川県道282号高松琴平線)の沿道環境を改善することを目的としている。1972年(昭和47年)度より事業着手し、2012年12月22日までに全線が完成4車線供用されており信号交差点はあるが走りやすい。綾川町内沿線はイオンモール綾川が開業するなど沿線の開発が進んでいる。
相生北交差点は立体交差(福家高架橋)になっているほか、陶交差点は前後約700m、北小路西交差点は約900mにわたって中央分離帯もしくは路肩が広くとられており、将来立体交差の高架が建設可能な用地が確保されている。
小野交差点から一本木交差点まで(ことでん栗熊駅前後区間は除く)は現道拡幅区間である。
- 2015年4月1日 一部の旧道が国道32号に指定されていたが、国土交通省から香川県に移管されたことに伴い、栗熊駅前後などの丸亀市道区間を除き、香川県道282号高松琴平線の単独区間となった。
路線データ
[編集]綾歌工区・満濃工区は全区間が国道377号と重複。 綾南工区
- 起点:高松市西山崎町(新西山崎交差点=国道32号円座バイパスに接続)
- 終点:丸亀市綾歌町栗熊東(新羽床口交差点=国道32号綾歌バイパス、国道377号に接続)
- 延長:11.1km[2]
- 規格 : 第3種第1級[2]
- 設計速度:80km/h[2]
- 道路幅員:25.0m[2]
- 車線数 : 完成4車線[2]
- 最高速度:60km/h
綾歌工区
- 起点:丸亀市綾歌町栗熊東(新羽床口交差点=国道32号綾歌バイパス、国道377号に接続)
- 終点:丸亀市綾歌町岡田上(室塚交差点=国道32号満濃バイパスに接続)
- 延長:6.0km[2]
- 規格:第3種第2級[2]
- 設計速度:60km/h[2]
- 道路幅員:25.0m[2](一部24.0m)
- 車線数:完成4車線[2]
- 最高速度:60km/h
満濃工区
- 起点:丸亀市綾歌町岡田上(室塚交差点=国道32号綾歌バイパスに接続)
- 終点:仲多度郡まんのう町買田(買田東交差点=国道32号、国道319号、国道377号に接続)
- 延長:4.6km[2]
- 規格:第3種第1級[2]
- 設計速度:80km/h[2]
- 道路幅員:25.0m[2](橋梁部22.5m)
- 最高速度:60km/h
沿革
[編集]綾南工区
[編集]- 1972年(昭和47年)4月 : 事業化
- 1975年(昭和50年)度 : 用地着手[3]
- 1978年(昭和53年)度 : 工事着手[3]
- 1982年(昭和57年)3月 : 都市計画決定[3]
- 1982年(昭和57年)3月 : 初となる綾歌郡綾南町(現綾川町)滝宮-綾南町小野(L=1.3km)の暫定2車線供用(このうち西寄りのL=0.5kmは暫定的な連絡路のため完成2車線)
- 1982年(昭和57年)12月 : 綾南町陶-綾南町滝宮(L=3.2km)の暫定2車線供用(このうち東寄りのわずかな部分は暫定的な連絡路のため完成2車線)
- 1985年(昭和60年)3月 : 都市計画変更[3]
- 1992年(平成4年)9月 : 高松市西山崎町-綾南町陶(L=4.6km)の暫定2車線供用[4]、暫定連絡路の国道指定を取り消して香川県道13号三木綾南線(現:香川県道13号三木綾川線)に編入。
- 1999年(平成11年)11月 : 綾南町滝宮-綾南町小野(L=1.3km)の暫定2車線供用、暫定連絡路の国道指定を取り消す。この後、順次4車線化の供用を行っていく。
- 2001年(平成13年)12月21日 : 福家高架橋(L=0.5km)の完成4車線供用[5]
- 2003年(平成15年)3月24日 : 綾南町小野-綾歌町(現丸亀市)栗熊東(L=0.7km)の暫定2車線供用により、全線供用となる[6]
- 2004年(平成16年)3月20日 : 綾南町小野-綾歌町栗熊東(L=1.6km)の完成4車線供用により、全線4車線化完成[7]。これにより、本事業は全て完了する。
綾歌工区
[編集]- 1988年(昭和63年)度 : 事業化[3]
- 1992年(平成4年)度 : 用地着手[3]
- 1992年(平成4年)1月 : 都市計画決定[3]
- 1998年(平成10年)度 : 工事着手[3]
- 2001年(平成13年)3月24日 : 綾歌郡綾歌町栗熊東-綾歌町栗熊西(L=1.3km)の暫定2車線供用[8]
- 2002年(平成14年)10月 : 都市計画変更[3]
- 2003年(平成15年)3月24日 : 綾南町小野-綾歌町栗熊東(L=0.9km)の暫定2車線供用[6]
- 2005年(平成17年) : 綾歌町栗熊西-綾歌町岡田東(L=1.2km)の暫定2車線供用
- 2007年(平成19年)3月25日 : 丸亀市綾歌町栗熊東-丸亀市綾歌町岡田東(L=2.5km)の完成4車線供用[9]
- 2008年(平成20年)2月23日 : 丸亀市綾歌町岡田東-丸亀市綾歌町岡田上(L=0.8km)の暫定2車線供用[10]
- 2008年(平成20年)12月6日 : 丸亀市綾歌町岡田上(L=1.7km)の暫定2車線供用により、全線供用となる。これにより、綾南・綾歌・満濃バイパスが全線開通[11]
- 2009年(平成21年)3月21日 : 丸亀市綾歌町岡田東-丸亀市綾歌町岡田上(L=0.8km)の完成4車線供用[12]
- 2010年(平成22年)8月26日 : 丸亀市綾歌町岡田上-丸亀市綾歌町室塚(L=1.5km)の完成4車線供用[13]
- 2010年(平成22年)11月10日 : 丸亀市綾歌町岡田上(皿池付近)-仲多度郡まんのう町羽間(室塚交差点)0.7km区間の完成4車線供用により、綾歌工区が全線4車線供用[14]。これにより、本事業は全て完了する。
満濃工区
[編集]- 1973年(昭和48年)4月 : 事業化
- 1984年(昭和59年)4月 : 都市計画決定[3]
- 1988年(昭和63年)度 : 用地着手[3]
- 1990年(平成2年)度 : 工事着手[3]
- 1995年(平成7年)3月 : 仲多度郡満濃町(現まんのう町)吉野下-同郡仲南町(現まんのう町)十郷(L=1.7km)の暫定2車線供用
- 1998年(平成10年)10月 : 満濃町吉野下(L=0.8km)の暫定2車線供用。
- 2005年(平成17年)3月26日 : 丸亀市綾歌町岡田上-仲多度郡満濃町吉野下(L=2.1km)の暫定2車線供用及び満濃町吉野下-満濃町五條まで(L=1.6km)の完成4車線供用により、満濃工区が全線開通[15](琴電琴平線の踏切解消)。なお、現道へは現在の室塚交差点から暫定連絡路(完成2車線)で接続。
- 2009年(平成21年)3月21日 : 仲多度郡まんのう町羽間(L=0.4km)の完成4車線供用[12]
- 2012年(平成24年)12月22日 : 祓川大橋を含む仲多度郡まんのう町羽間-仲多度郡まんのう町吉野下(室塚交差点)1.2km区間の完成4車線供用により、満濃工区が全線4車線供用[16]。これにより、本事業は全て完了する。
道路の位置関係
[編集](高松市街) - 高松南バイパス - 円座バイパス - 綾南・綾歌・満濃バイパス - (高知方面)
通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路 | 交差する場所 | 高松から (km) | |
---|---|---|---|
国道32号(円座バイパス) | |||
県道44号円座香南線バイパス | 高松市 | 新西山崎 | |
県道170号岡本香川線 | 越谷池東 | ||
県道39号国分寺中通線 | 相生北 | ||
県道13号三木綾川線 | 綾川町 | 一本松 | |
県道17号府中造田線 | 陶 | ||
県道183号綾川国分寺線 | 北小路西 | ||
県道282号高松琴平線 | 小野 | ||
国道377号 | 丸亀市 | 新羽床口 | 19.5 |
県道22号善通寺綾歌線 | |||
県道282号高松琴平線 | 一本木 | ||
国道438号 | 中新田 | ||
国道438号岡田バイパス | 重永 | ||
県道195号岡田丸亀線 | |||
県道200号まんのう善通寺線 | まんのう町 | 満濃 | |
県道190号炭所東琴平線 | 下福家 | ||
国道319号/国道32号 高知方面 | 買田東 | 30.0 | |
国道377号 観音寺方面 |
道の駅
[編集]交通量
[編集]平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)
- 仲多度郡まんのう町五條字川向11番7 : 14,864
参考文献
[編集]- ^ “一般国道32号綾南綾歌満濃バイパス事業再評価 平成22年10月27日国土交通省 四国地方整備局 1ページ”. 国土交通省四国地方整備局. 2015年3月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa “一般国道32号綾南綾歌満濃バイパス事業再評価 平成22年10月27日国土交通省 四国地方整備局 2ページ”. 国土交通省四国地方整備局. 2015年3月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “一般国道32号綾南綾歌満濃バイパス事業再評価 平成22年10月27日国土交通省 四国地方整備局 3ページ”. 国土交通省四国地方整備局. 2015年3月7日閲覧。
- ^ 香川県工事事務所60年のあゆみ、平成6年10月発行、66頁
- ^ 『一般国道32号綾南・綾歌・満濃バイパス(綾南工区)福家高架橋(L=0.5km)の4車線供用について』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2001年12月13日 。2012年11月1日閲覧。
- ^ a b 『一般国道32号 綾南・綾歌・満濃バイパスの暫定2車線供用について』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2003年3月19日 。2012年11月1日閲覧。
- ^ 『一般国道32号 綾南・綾歌・満濃バイパス綾南工区(11.1km)の全線4車線完成』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2004年3月8日 。2012年11月1日閲覧。
- ^ 『一般国道32号 綾南・綾歌・満濃バイパス(綾歌工区)1.3kmの暫定2車線供用について』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2001年3月24日 。2012年11月1日閲覧。
- ^ 『一般国道32号綾南・綾歌・満濃バイパス 一部4車化供用を開始』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2007年3月1日 。2012年11月1日閲覧。
- ^ 『国道32号綾南・綾歌・満濃バイパス(綾歌工区)2月23日(土)15時より供用開始!』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2008年1月28日 。2012年11月1日閲覧。
- ^ 『国道32号綾南・綾歌・満濃バイパス 全線開通』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2008年11月10日 。2008年11月27日閲覧。
- ^ a b 『「国道32号綾南・綾歌・満濃バイパス」の4車線供用について』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2009年3月16日 。2010年8月26日閲覧。
- ^ 『国道32号綾南・綾歌・満濃バイパス4車線供用開始について』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2010年8月23日 。2010年8月26日閲覧。
- ^ 『国道32号綾南・綾歌・満濃バイパス4車線供用開始について』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2010年11月10日 。2012年11月1日閲覧。
- ^ 『一般国道32号 綾南・綾歌・満濃バイパス満濃工区(2.1km)新規供用開始等について』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2005年3月11日 。2012年11月1日閲覧。
- ^ 『国道32号綾南・ 綾歌・ 満濃バイパス全線4車線開通について』(プレスリリース)国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所、2012年12月19日 。2012年12月22日閲覧。