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湯上剛輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湯上 剛輝 Portal:陸上競技
選手情報
国籍 日本の旗 日本
競技 投擲競技
種目 円盤投
所属 トヨタ自動車
大学 中京大学
生年月日 (1993-04-14) 1993年4月14日(31歳)
出身地 滋賀県甲賀市
身長 183cm[1]
体重 107kg[2]
成績
地域大会決勝 アジア競技大会
円盤投:6位 (2018年)
国内大会決勝 日本選手権
円盤投:優勝 (2018年)
自己ベスト
砲丸投 14m86(2016年)
円盤投 62m16(2018年)
獲得メダル
デフリンピック
2017年 サムスン 円盤投
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湯上 剛輝(ゆがみ まさてる、1993年4月14日 - )は、滋賀県甲賀市出身の男子陸上競技選手。専門は円盤投。自己ベストは62m16(元日本記録・世界ろう記録)。身長183cm。

経歴

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生まれて間もなく先天性難聴と診断され、小学6年時に人工内耳の埋め込み手術を受ける[3]滋賀県立守山高等学校で陸上競技の投てき種目を始め、中京大学時代に円盤投げで頭角を現す。トヨタ自動車入社後、2017年サムスンデフリンピック代表入りし、55m58で銀メダルを獲得する。

2018年6月の第102回日本陸上競技選手権大会円盤投の3投目で、日本人として史上初めての61メートル台となる61m02の日本新記録を樹立、更に4投目で62m03、5投目でも62m16と立て続けに日本記録を更新した[4]。日本の円盤投は、川崎清貴が60m22を記録してから長く停滞の時代に入り、日本記録の更新は堤雄司が2017年に60m37を記録するまで約40年かかった[5]。湯上はこの堤の日本記録を1年かからずに更新した(なお、2020年3月にその堤に再度更新されている)。この記録は世界ろう記録でもある[6][7]第18回アジア競技大会日本代表に初選出され[8]、57m62で6位入賞[9]

脚注・出典

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  1. ^ オリンピックの33競技を専門家が解説! 親子で楽しむ「東京2020」(34) 円盤投/陸上競技”. マイナビニュース (2020年3月23日). 2021年5月29日閲覧。
  2. ^ 湯上 剛輝 (陸上競技) - ジャカルタ・パレンバアジア競技大会2018”. 日本オリンピック委員会. 2020年3月4日閲覧。
  3. ^ 朽木誠一郎 (2018年7月9日). “難聴がある。でも、それは世界に挑戦しない理由にはならない”. BuzzFeed Japan. https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/yugami-masaharu-nr 2019年6月15日閲覧。 
  4. ^ 日本記録が2種目で誕生 デイリースポーツ新聞社 (2018-06-24). 2018年6月14日閲覧
  5. ^ 最古の日本記録更新!円盤投げ堤雄司が60m37 日刊スポーツ(2017-07-22).2017年7月22日閲覧
  6. ^ 日本ろう記録_2019年12月9日更新” (PDF). 一般社団法人日本聴覚障害者陸上競技協会. 2020年3月7日閲覧。
  7. ^ World Deaf Record - Men” (英語). International Committee of Sports for the Deaf. 2020年3月7日閲覧。
  8. ^ 円盤 湯上剛輝選手 日本新記録で優勝!”. 一般社団法人日本聴覚障害者陸上競技協会 (2018年6月26日). 2020年3月7日閲覧。
  9. ^ リザルト” (PDF). 第18回アジア競技大会. 日本陸上競技連盟. 2020年3月7日閲覧。

外部リンク

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