渡辺信夫 (歴史学者)
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渡辺信夫(わたなべ のぶお、1932年2月18日-2001年1月15日[1])は、日本の日本史学者。
経歴
[編集]山形県西村山郡河北町生まれ。1957年東北大学大学院国史学修士課程修了[1]。福島工業高等専門学校助教授、1967年東北大学文学部助教授、教授[2]、文学部長。 1995年、定年退官[1]、名誉教授、放送大学教授[3]。
交通・流通史研究を軸とした近世東北地域史研究を専攻とした[1]。 1967年、東北大学より文学博士の学位を取得。
著書
[編集]- 『幕藩制確立期の商品流通』(柏書房、1966年)
- 『みちのく街道史』(河出書房新社、1990年)
- 『海からの文化 みちのく海運史』(河出書房新社、1992年)
- 『渡辺信夫歴史論集』(清文堂出版、2002年)
共著・編・監修
[編集]- 『日本城下町絵図集 東北篇』(編集・昭和礼文社、1980年)
- 『日本の街道 1 風かけるみちのく 奥州街道・羽州街道・会津街道・浜街道』(仲野浩共責任編集、集英社、1981年)
- 『宮城の研究』全8巻 (編・清文堂出版、1983年 - 1987年)
- 『図説日本の歴史 4 図説宮城県の歴史』責任編集 (河出書房新社、1988年)
- 『図説おくのほそ道』(山本健吉現代語訳、渡辺信夫図版監修、河出書房新社、ふくろうの本、1989年)
- 『近世日本の民衆文化と政治』(編・河出書房新社、1992年)
- 『近世日本の都市と交通』(編・河出書房新社、1993年)
- 『近世日本の生活文化と地域社会』(編・河出書房新社、1995年)
- 『東北の歴史再発見 国際化の時代をみつめて』(編・河出書房新社、1997年)
- 『東北の街道 道の文化史いまむかし』(監修・東北建設協会、1998年)
- 『東北の交流史』(編・無明舎出版、1999年)
- 『宮城県の歴史』(今泉隆雄,大石直正,難波信雄共著、山川出版社、県史、1999年)
- 『復刻仙台領国絵図』(監修・ユーメディア、2000年)
- 『目で見る仙台の100年』(監修・郷土出版社、2001年)
- 『図説伊達政宗 新装版』(仙台市博物館編、監修・河出書房新社、ふくろうの本、2002年)
参考文献
[編集]- 大藤修「渡辺信夫氏の訃(学界消息)」『日本歴史』第636号、吉川弘文館、2001年、138-139頁。