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清水正徳 (哲学者)

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清水 正徳(しみず まさのり、1921年2月17日[1] - 2004年3月7日)は、日本の哲学研究者神戸大学名誉教授

略歴

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京都府京都市生まれ。東北帝国大学哲学科卒業。神戸大学助教授、教授、1984年、定年退官、名誉教授、大阪学院大学教養部教授。マルクス疎外論を研究。

1996年、勲三等旭日中綬章を受章[1]

2004年3月7日、病気のため京都市東山区の病院で死去[2]。83歳没。

著書

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  • 自己疎外論から「資本論」へ 「労働の疎外」と「労働力の商品化」 戦後思想叢書編集委員会 1966
  • 人間疎外論 1971 (紀伊国屋新書)
  • 働くことの意味 1982.4 (岩波新書)

共編著

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翻訳

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  • 疎外と国家 ルソーヘーゲル・マルクス/ フリードリッヒ・ミュラー 山本道雄共訳 福村出版 1974
  • ヘーゲル法哲学 その成立と構造 マンフレッド・リーデル 山本道雄共訳 福村出版 1976

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.298
  2. ^ “清水正徳氏死去 神戸大名誉教授、西洋哲学”. 共同通信社. 47NEWS. (2004年3月8日). http://www.47news.jp/CN/200403/CN2004030801003334.html 2013年11月8日閲覧。 

参考文献

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  • 清水正徳教授著書・論文目録 研究年譜「愛知 φιλοσοφια 」(創刊号)(神戸大学哲学懇話会)1984