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three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『three cheers for our side
〜海へ行くつもりじゃなかった〜』
フリッパーズ・ギタースタジオ・アルバム
リリース
ジャンル インディー・ロック
レーベル ポリスター
チャート最高順位
フリッパーズ・ギター アルバム 年表
-three cheers for our side 〜海へ行くつもりじゃなかった〜
1989年
CAMERA TALK カメラ・トーク
1990年
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three cheers for our side 〜海へ行くつもりじゃなかった〜』(スリー・チアーズ・フォー・アワ・サイド 〜うみへいくつもりじゃなかった〜)は1989年8月25日に発売されたフリッパーズ・ギター通算1作目のスタジオ・アルバム

解説

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当時としては珍しく全曲英語詞で歌われた。音楽的には、1980年代後期のイギリスインディ・ポップ、主にネオアコの影響が色濃く、アズテック・カメラヘアカット100ペイル・ファウンテンズモノクローム・セットなどからの引用が散見される。

なお、本アルバム収録曲は、ほとんどがロリポップ・ソニック時代の曲で構成されている。このアルバムを出した直後にメンバー3人が脱退し、小山田圭吾小沢健二の2人のみが残った。

2006年8月25日に『CAMERA TALK カメラ・トーク』と共に全曲リマスターおよび、ボーナス・トラックを追加収録した限定盤として再発。リマスタリング・エンジニアは高山徹。さらに2010年1月27日にはSHM-CD化され再発された。このSHM-CD盤は2006年の再発盤とは違い、ボーナス・トラックを含まない1989年当時と同じ収録曲となっている。

タイトルの直訳は、「自分たちに、万歳三唱」。類似する題名の小説に、アーサー・ランサムの『海へ出るつもりじゃなかった』(1937年、We Didn't Mean to Go to Sea)がある。

収録曲

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全作詞: 小沢健二 (#13を除く)
  1. Hello/ハロー/いとこの来る日曜日
    作曲: 小山田圭吾
  2. Boys Fire the Tricot/ボーイズ、トリコに火を放つ
    作曲: 小沢健二
  3. Joyride/すてきなジョイライド
    作曲: 小沢健二
  4. Coffee-milk Crazy/コーヒーミルク・クレイジー
    作曲: 小山田圭吾   NHKミッドナイトチャンネル(再放送枠) テーマ曲
  5. My Red Shoes Story/僕のレッド・シューズ物語
    作曲: 小山田圭吾/小沢健二
  6. Exotic Lollipop (and other red roses)/奇妙なロリポップ
    作曲: 小山田圭吾/小沢健二
  7. Happy Like a Honeybee/ピクニックには早すぎる
    作曲: 小山田圭吾
    フリッパーズ初めてのタイアップ曲。ロッテのCMソングとして使用された。
    「Friends Again」のカップリング曲。
  8. Samba Parade/サンバ・パレードの華麗な噂が
    作曲: 小山田圭吾/小沢健二
  9. Sending to your Heart/恋してるとか好きだとか
    作曲: 小山田圭吾/小沢健二
  10. Goodbye, our Pastels Badges/さようならパステルズ・バッヂ
    作曲: 小山田圭吾
  11. The Chime will Ring/やがて鐘が鳴る
    作曲: 小山田圭吾/小沢健二
  12. Red Flag on the Gondola/レッド・フラッグ
    作曲: traditional
    童謡もみの木」のカヴァー。歌詞は共産党賛歌として使われていたものだという。「赤旗の歌」も参照。
  13. Friends Again (Single Version)/フレンズ・アゲイン(シングル・ヴァージョン)('06年再発リマスター限定盤のみ)
    作詞・作曲: Double K.O. Corp.
    シングル「Friends Again」(1990年1月25日発売)収録