浪江インターチェンジ
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(浪江ICから転送)
浪江インターチェンジ | |
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浪江インターチェンジ(入口料金所) | |
所属路線 | E6 常磐自動車道 |
IC番号 | 21 |
料金所番号 | 04-124 |
本線標識の表記 |
(上り線) 浪江 (下り線) 浪江 双葉 |
起点からの距離 | 232.8 km(三郷IC/JCT起点) |
◄常磐双葉IC (5.0 km) (18.4 km) 南相馬IC► | |
接続する一般道 | 国道114号 |
供用開始日 | 2014年12月6日 |
所在地 |
〒979-1506 福島県双葉郡浪江町大字室原字八龍内(はちりゅうない)161-2[1] |
浪江インターチェンジ(なみえインターチェンジ)は、福島県双葉郡浪江町大字室原にある、常磐自動車道のインターチェンジ。
概要
[編集]当初は2011年(平成23年)度の開通を予定に建設を進めていたが、建設予定地は2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により引き起こされた福島第一原子力発電所事故に関連する帰還困難区域(事故発生当初は警戒区域)に位置しており、立入禁止となっていた。警戒区域に指定されたことで建設は中断されたが、環境省による除染モデル事業が終了し、除染工事が実施されることになったため、2012年(平成24年)8月31日に当ICを含む広野IC - 南相馬IC間の工事を再開することが発表された[2]。
当IC - 南相馬IC間は2014年(平成26年)12月6日に[3]、常磐富岡IC - 当IC間は2015年3月1日にそれぞれ開通し[4]、これにより常磐自動車道は全線開通となった。
開通後も当IC周辺は帰還困難区域となっていたが、2022年(令和4年)9月1日からは特定復興再生拠点区域の指定により立ち入り可能となり、2023年(令和5年)3月31日をもって避難指示は解除されている。
歴史
[編集]- 1998年(平成10年)4月:常磐富岡IC - 相馬IC間に施工命令が出される[5]。
- 2014年(平成26年)12月6日:浪江IC - 南相馬IC間開通に伴い、供用開始[3]。
- 2015年(平成27年)3月1日:常磐富岡IC - 浪江IC間開通に伴い、常磐自動車道が全線開通[4]。
道路
[編集]- E6 常磐自動車道(21番)
接続する道路
[編集]- 直接接続
料金所
[編集]料金所は終日無人のため、一般レーンを利用する場合は自動精算機にて精算することとなる。
- ブース数:4
入口
[編集]- ブース数:2
- ETC専用:1
- 一般:1
出口
[編集]- ブース数:2
- ETC専用:1
- 一般:1
周辺
[編集]隣
[編集]脚注
[編集]- ^ 常磐自動車道 浪江IC〜南相馬IC、相馬IC〜山元IC間開通に伴う営業開始セレモニーの実施について 東日本高速道路㈱東北支社 2014年11月18日掲載・閲覧
- ^ 常磐自動車道広野ICから南相馬IC間の復旧・整備工事の実施について - NEXCO東日本、2012年8月31日
- ^ a b 常磐自動車道 浪江IC〜南相馬IC間・相馬IC〜山元IC間の開通等について 東日本高速道路㈱ 2014年11月18日掲載・閲覧
- ^ a b 常磐自動車道の全線開通について 東日本高速道路㈱ 2014年12月25日掲載
- ^ “常磐自動車道”. 福島県. 2017年1月12日閲覧。
- ^ 常磐自動車道浪江IC以北開通に伴う帰還困難区域の特別通過交通制度におけるルートの追加について (PDF) - 2014年12月4日掲載 原子力災害現地対策本部 原子力被災者生活支援チーム。
- ^ “【福島第1原発事故】帰還困難区域・浪江の国道114号 20日から通行可能に”. 産経新聞. (2017年9月19日) 2021年2月28日閲覧。