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浦河中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

浦河中継局(うらかわちゅうけいきょく)は、北海道浦河郡浦河町絵笛の井寒台にあるテレビFMラジオ中継局である。NHK室蘭放送局が設置している、この地域をカバーするAMラジオ放送の中継局に関しては、NHK浦河ラジオ中継局を参照のこと。

概要

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  • 当中継局は、浦河町絵笛185番地の井寒台に置かれ、浦河地方の広範囲に電波を発射している。
  • ここでは、同町内にある浦河常盤中継局浦河柏中継局、NHK浦河町内単独中継局(西舎中継局野深中継局荻伏中継局浦河東中継局)も合わせて記載する。

浦河中継局

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地上デジタルテレビ放送送信設備

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浦河中継局
(民放・TVhは
アナログも)
ID 放送局名 物理
チャンネル
空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面 開局日
1 HBC
北海道放送
15 50W 320W 北海道 約8,600世帯 水平偏波 2009年
1月16日
2 NHK
室蘭教育
13 420W 全国
3 NHK
室蘭総合
18 胆振日高
5 STV
札幌テレビ放送
28 320W 北海道
6 HTB
北海道テレビ放送
14 340W
7 TVh
テレビ北海道
19
8 UHB
北海道文化放送
30

地上アナログテレビ放送送信設備

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浦河中継局
(NHK)
浦河中継局
(HBC・STV)
浦河中継局
(HTB)
浦河中継局
(UHB)
チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面
2 NHK
室蘭教育
映像100W/
音声25W
映像520W/
音声130W
全国 不明 垂直偏波
4 HTB
北海道テレビ放送
映像500W/
音声125W
北海道
7 STV
札幌テレビ放送
映像490W/
音声120W
9 NHK
室蘭総合
映像490W/
音声120W
胆振・日高・
後志管内黒松内町
11 HBC
北海道放送
映像490W/
音声120W
北海道
24 TVh
テレビ北海道
映像500W/
音声125W
映像4.8kW/
音声1.2kW
北海道 水平偏波
26 UHB
北海道文化放送
映像4.9kW/
音声1.2kW

FMラジオ放送

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周波数
MHz
放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面
86.1 NHK
室蘭FM
100W 420W 胆振・日高・
後志管内黒松内町
不明 垂直偏波

浦河柏中継局

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地上デジタルテレビ放送送信設備

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浦河柏中継局
ID 放送局名 物理
チャンネル
空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面 開局日
1 HBC
北海道放送
47 19mW 100mW 北海道 約800世帯 垂直偏波[1] 2010年
11月30日
2 NHK
室蘭教育
43 105mW 全国
3 NHK
室蘭総合
41 胆振・日高
5 STV
札幌テレビ放送
48 100mW 北海道
6 HTB
北海道テレビ放送
39 105mW
7 TVh
テレビ北海道
45 100mW
8 UHB
北海道文化放送
37 105mW

地上アナログテレビ放送送信設備

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チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面
34 UHB
北海道文化放送
映像100mW/
音声25mW
映像250mW/
音声61mW
北海道 不明 垂直偏波
36 HTB
北海道テレビ放送
38 STV
札幌テレビ放送
40 NHK
室蘭教育
全国
42 NHK
室蘭総合
胆振・日高・
後志管内黒松内町
44 HBC
北海道放送
北海道
46 TVh
テレビ北海道
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。

浦河常盤中継局

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地上アナログテレビ放送送信設備

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チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面
33 UHB
北海道文化放送
映像100mW/
音声25mW
映像250mW/
音声61mW
北海道 不明 水平偏波
35 HTB
北海道テレビ放送
37 STV
札幌テレビ放送
39 HBC
北海道放送
41 NHK
室蘭総合
胆振・日高・
後志管内黒松内町
43 NHK
室蘭教育
全国
45 TVh
テレビ北海道
北海道

NHK浦河町内単独中継局

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荻伏中継局

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荻伏中継局
チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面
44 NHK
室蘭総合
映像1W/
音声250mW
映像14.5W/
音声3.7W
胆振・日高・
後志管内黒松内町
不明 水平偏波
46 NHK
室蘭教育
全国
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。

西舎中継局

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チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面
50 NHK
室蘭教育
映像10W/
音声2.5W
映像110W/
音声27W
全国 不明 水平偏波
52 NHK
室蘭総合
胆振・日高・
後志管内黒松内町
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。

野深中継局

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チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面
49 NHK
室蘭教育
映像3W/
音声750mW
映像46W/
音声11.5W
全国 不明 水平偏波
51 NHK
室蘭総合
胆振・日高・
後志管内黒松内町
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。

浦河東中継局

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チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面
49 NHK
室蘭教育
映像1W/
音声250mW
映像1.6W/
音声400mW
全国 不明 水平偏波
51 NHK
室蘭総合
胆振・日高・
後志管内黒松内町
  • 2011年7月24日をもってすべて廃止された。

地上デジタル放送での対応

[編集]
  • 浦河中継局は2009年1月に放送開始。
  • 浦河柏中継局は2010年11月30日に開局。民放は当初自力建設困難だった。
  • 浦河常盤中継局は当初、浦河中継局のカバー状況を見ながら2010年に開局する予定だったが、2009年9月に浦河中継局でカバー出来ることが分かったために「置局不要」となった。
  • NHK浦河町内単独中継局
    • 西舎中継局・野深中継局は当初2010年開局で作業が進められていたが、結局有線放送でカバーすることになった[2]
    • 浦河東中継局は「置局不要」、荻伏中継局は「非該当」(開局予定なし)となっていた。

放送エリア

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  • テレビ放送は浦河町・新ひだか町三石全域。(尚、新ひだか町三石地区には三石本町局も設置されている。)なお、TVhはえりも町にアナログ中継局を設置していない(デジタルはえりも町内の3中継局とも2010年12月24日に開局[3])。
  • ちなみに、テレビ東京ホームページのメディアデータの項目にあるTVhの放送エリアでは、えりも町の一部地域も放送エリア(受信可能エリア)内に入っており、色付けされている。えりも町は様似中継局が距離的には近いが、出力は浦河中継局のほうが高い。
  • NHK-FMは新ひだか町東静内からえりも町市街地までが受信可能エリア。

放送局の管轄

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  • NHK・HTBは室蘭放送局管轄下(HTBアナログのみ音声多重放送非実施)。そのほかは札幌放送局管轄下(音声多重放送実施)。
  • なお、地上デジタル放送ではHTBを含め全局音声多重放送を実施する。

施設

[編集]
  • 浦河中継局の建物は5つあり、以下の用途に分かれている。
    • (1)NHK単独(アナログ・デジタル・FM)。(2)HBC・STV共同使用(アナログ)。(3)HTB単独(アナログ)。(4)UHB単独(アナログ)。(5)TVh(アナログ)および同局を含む在札民放各局のデジタル放送において共同使用。そのため、TVhを除く民放各局のアナログ放送施設のみ2011年7月24日のアナログ放送終了と共に運用を終えた。

脚注・出典

[編集]
  1. ^ 北海道内の地上デジタル放送局の開局状況 - 総務省北海道総合通信局、2021年8月29日閲覧
  2. ^ 2011年1月に更新された、NHK北海道送信所・中継局の開局予定ロードマップ
  3. ^ 広報えりも2010年4月号(5ページ・「みんなで歩む協働のまちづくり」の2つ目・沢町テレビ中継局の整備とTVh放送の開局)

関連項目

[編集]