浄心
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(浄心町から転送)
浄心 | |
---|---|
北緯35度11分33.96秒 東経136度53分23.28秒 / 北緯35.1927667度 東経136.8898000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 西区 |
町名制定[1] | 1980年(昭和55年)10月12日 |
面積 | |
• 合計 | 0.11196741 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,631人 |
• 密度 | 15,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
451-0061[WEB 3] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
浄心(じょうしん)は、愛知県名古屋市西区の地名。現行行政地名は浄心一丁目および浄心二丁目[WEB 1]。住居表示実施[WEB 5]。
地理
[編集]名古屋市西区中央部に位置する[2]。東は上名古屋二丁目・同三丁目、南は花の木三丁目・天神山町に接する[2]。
歴史
[編集]町名の由来
[編集]当地に所在する曹洞宗浄心寺(浄心観音)に由来する[3]。また、上申新田なる地名に由来するという説もあるという[3]。
沿革
[編集]- 1915年(大正4年)11月4日 - 名古屋電気鉄道上江川線が開通し、浄心前停留所が終着駅として設置される[4]。
- 1932年(昭和7年)5月1日 - 西区北押切町・児玉町の各一部により、同区浄心町が成立する[1]。
- 1939年(昭和14年)8月10日 - 北押切町の一部を編入する[1]。
- 1947年(昭和22年)
- 1980年(昭和55年)10月12日 - 西区浄心一丁目が江川端町・江川横町・上名古屋町・浄心町・浄心本通・柳町・北押切町の各一部、浄心二丁目が浄心町・北押切町・児玉町・柳町の各一部によりそれぞれ成立する[1]。また、浄心町は児玉一丁目および同二丁目・天神山町・花の木三丁目にそれぞれ編入され消滅[1]。
- 1981年(昭和56年)11月27日 - 名古屋市営地下鉄鶴舞線浄心駅が開業する[5]。
- 1983年(昭和58年)8月28日 - 浄心一丁目に浄心本通の一部が編入される[1]。
交通
[編集]1915年(大正4年)、名古屋市交通局の前身である名古屋電気鉄道が上江川線を延長し、浄心前(のち浄心町と改称)停留所を設置した[6]。1930年(昭和5年)には浄心車庫が開所するなど、交通の要衝として付近は発展を遂げたとされる[6]。浄心町停留所を経由する路線は1961年(昭和36年)4月の時点で前述の上江川線のほか、浄心延長線・押切浄心連絡線があり、熱田駅前・覚王山・上飯田行の3系統が運行されていた[7]。上江川線および浄心延長線については1971年(昭和46年)4月1日[4]、押切浄心連絡線については翌年3月1日に廃止された[4]。軌道系交通はこの2路線の廃止により、暫く当地から姿を消していたが、1981年(昭和56年)の地下鉄鶴舞線の延長開業に伴い、浄心駅が設置されたことで復活している[5]。
世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
浄心一丁目 | 541世帯 | 1,064人 |
浄心二丁目 | 305世帯 | 567人 |
計 | 846世帯 | 1,631人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 1,493人 | [WEB 6] | |
2000年(平成12年) | 1,450人 | [WEB 7] | |
2005年(平成17年) | 1,479人 | [WEB 8] | |
2010年(平成22年) | 1,578人 | [WEB 9] | |
2015年(平成27年) | 1,564人 | [WEB 10] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 11]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 12]。なお、小学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
丁目 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
浄心一丁目 | 名古屋市立上名古屋小学校 名古屋市立児玉小学校 |
名古屋市立浄心中学校 | 尾張学区 |
浄心二丁目 | 名古屋市立児玉小学校 |
施設
[編集]浄心一丁目
[編集]- 名古屋市西生涯学習センター[2]
- 1番45号[8]。1985年(昭和60年)7月、西社会教育センターとして設置[8]。1997年(平成9年)4月、西生涯学習センターと改称[8]。2016年(平成28年)4月、指定管理者制度を導入[8]。鉄筋コンクリート造3階建で、延床面積は2,391.38平方メートル[8]。
- 名古屋市営地下鉄浄心運転区[2]
- 名古屋市営バス浄心営業所[2]
- 名古屋市住宅供給公社
- 平安会館浄心斎場
- 若葉どんぐりひろば
- 中部電力浄心変電所
- 中部電気保安協会名古屋北事業所
- 中京銀行浄心中央支店
-
名古屋市西生涯学習センター
-
名古屋市営バス浄心営業所
-
名古屋市住宅供給公社
浄心二丁目
[編集]その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]WEB
[編集]- ^ a b “愛知県名古屋市西区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年4月8日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “西区の町名一覧”. 名古屋市. 2017年8月7日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年03月10日閲覧 (PDF)
書籍
[編集]- ^ a b c d e f g h 名古屋市計画局 1992, p. 760.
- ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1507.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 223.
- ^ a b c 日本鉄道旅行地図帳編集部編 2008, p. 58.
- ^ a b 日本鉄道旅行地図帳編集部編 2008, p. 54.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 224.
- ^ 日本鉄道旅行地図帳編集部編 2008, pp. 24–25.
- ^ a b c d e 名古屋市教育委員会事務局総務部企画経理課 2018, p. 216.
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 日本鉄道旅行地図帳編集部編『日本鉄道旅行地図帳 7号 東海日本鉄道旅行地図帳 7号 東海』新潮社、2008年11月18日。ISBN 978-4-10-790025-8。
- 名古屋市教育委員会事務局総務部企画経理課 編『教育要覧 平成30年版』名古屋市教育委員会、2018年。
関連項目
[編集]上名古屋二丁目・同三丁目 | ||||
浄心 | ||||
花の木三丁目・天神山町 |