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津金沢聡広

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

津金沢 聡広津金澤 聰廣、つがねさわ としひろ、1932年11月8日 - 2022年2月19日)は、日本の社会学者メディア研究者、関西学院大学名誉教授。学位は、博士(社会学)(関西学院大学・2000年)。

人物・経歴

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群馬県生まれ。1957年[1]京都大学教育学部卒業、1959年同大学院教育学研究科修士課程中退。関西学院大学教授を務め、2000年「現代日本メディア史の研究」で関西学院大学より博士(社会学)の学位を取得。定年後名誉教授桃山学院大学特任教授、2008年退任[2]

戦中期から戦後に至るメディア史、宝塚歌劇の宣伝戦略などを研究、『村嶋歸之著作選集』も編纂した。

1976年には、桑原武夫鶴見俊輔多田道太郎井上俊らと現代風俗研究会を創設(桑原が初代会長)[3]

2022年2月19日、死去[4]。89歳没。

著書

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共編著

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  • 『マンガの主人公』作田啓一多田道太郎共著 至誠堂新書 1965
  • 『放送論概説』田宮武共編 ミネルヴァ書房 1975
  • 『マスコミを学ぶ人のために』早川善治郎共編 世界思想社 1978
  • 『近代日本の新聞広告と経営 朝日新聞を中心に』共著 朝日新聞社 1979
  • 『放送文化論』田宮武共編著 ミネルヴァ書房 1983
  • 『日本の広告 人・時代・表現』山本武利共著 日本経済新聞社 1986、世界思想社 1992
  • 『女性とメディア』加藤春恵子共編 世界思想社 1992
  • 『内閣情報部情報宣伝研究資料』全8巻 佐藤卓己共編 柏書房 1994
  • 『現代メディアを学ぶ人のために』有山輝雄共編 世界思想社 1995
  • 『近代日本のメディア・イベント』編著 同文館出版 1996
  • 『タカラヅカ・ベルエポック 歌劇+歴史+文化=宝塚』名取千里共編著 神戸新聞総合出版センター 1997
  • 『戦時期日本のメディア・イベント』有山輝雄共編 世界思想社 1998
  • 『震災の社会学 阪神・淡路大震災と民衆意識』黒田展之共編著 世界思想社 1999
  • 『テレビ放送への提言』田宮武共編著 ミネルヴァ書房 1999
  • 『タカラヅカ・ベルエポック 2 宝塚モダニズムは世紀を超えて』名取千里共編 神戸新聞総合出版センター 2001
  • 『『外国の新聞と雑誌』に見る海外論調』第22、26、29巻 柏書房 2001
  • 『戦後日本のメディア・イベント 1945-1960年』 世界思想社 2002
  • 『広報・広告・プロパガンダ』佐藤卓己共編 ミネルヴァ書房(叢書現代のメディアとジャーナリズム)2003
  • 『近代日本の音楽文化とタカラヅカ』近藤久美共編 世界思想社 2006
  • 『叢書現代のメディアとジャーナリズム 第8巻 メディア研究とジャーナリズム21世紀の課題』武市英雄渡辺武達共責任編集 ミネルヴァ書房 2009
  • 『植民地博覧会』(始政四十周年記念台湾博覧会誌)(近代日本博覧会資料集成)山本武利共監修、林恵玉 編 国書刊行会 2012
  • 『タカラヅカという夢 1914~2014 : 100th』田畑きよ子・名取千里共編著 青弓社 2014

論文

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脚注

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  1. ^ 大衆社会の成立と広告 大正モダニズムと広告
  2. ^ 津金澤聰廣教授略歴・主要業績 関西学院大学社会学部紀要 (87), 1-8, 2000-03
  3. ^ 黒川創『鶴見俊輔伝』(新潮社)P.417
  4. ^ "津金澤聰廣さん 89歳=関西学院大名誉教授、メディア史". 毎日新聞社. 18 June 2022. 2022年6月18日閲覧