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河野宏紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こうの ひろき
河野 宏紀
河野 宏紀
生年月日 (1996-01-22) 1996年1月22日(28歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府[1]
出身地 日本の旗 日本 神奈川県横浜市
身長 170 cm
職業 俳優映画監督
ジャンル 映画
活動期間 2017年 - (俳優)
2022年 - (監督)
主な作品
映画(監督)
J005311
映画(出演)
スペシャルアクターズ
透明人間☆田村透
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河野 宏紀(こうの ひろき、1996年1月22日[2] - )は、日本映画監督俳優神奈川県横浜市出身[3]

経歴

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日本大学商学部に入学するも、周囲と馴染めず、やりたいこともないまま2年間過ごし、ひそかに抱えていた夢だった映画の世界を目指す[3]

ディーダッシュ・カンパニー養成所で第7期後期生として1年間演技とアクションを学び、卒業後は一時期だけ鈍牛倶楽部に所属していた[4]

2019年上田慎一郎が監督・脚本を務める松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第7弾のオーディションに参加。主役を獲るつもりで挑んだといい、約1500通の応募の中から、最終の15人に残り、松竹配給の映画『スペシャルアクターズ』に出演。準主役である主人公の弟役を演じた[5][6]

同年、バイツ(Bites.inc)に所属した[7]が、2021年いっぱいで俳優業から退くことを決め[8][注 1]、2022年現在は退所している。

俳優業から退くことを決めてからは、積年の思いであった自主映画の製作に取り組む。2021年10月に脚本を書き上げ、2022年3月1日から4日にかけて、俳優養成所の同期にあたる野村一瑛を主演に撮影を行ったロードムービー『J005311』で初監督・初脚本[8]。同作は新人映画監督の登竜門とも言われる第44回ぴあフィルムフェスティバルの「PFFアワード2022」で、審査員の満場一致でのグランプリを獲得した[9][10][11]。同作は2023年4月22日よりユーロスペースほかで全国順次公開に至った[8]

作品

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映画

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  • J005311(2022年製作) - 監督・脚本・製作・整音・衣装・編集・出演

出演

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映画

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テレビドラマ

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舞台

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  • 劇団アレン座 第8回本公演「アジール街に集う子たち」(2022年7月2日 - 10日、吉祥寺シアター[23]

MV

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脚注

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注釈

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  1. ^ ただし、2022年に舞台出演などの活動があり、2023年も出演映画が公開予定である。
  2. ^ 2019年5月11日ウェブ公開[12]
  3. ^ 上映イベント「DROP CINEMA FESTIVAL vol.31」で4月15日・17日に上映[14]
  4. ^ 2018年4月20日「第10回沖縄国際映画祭」クリエイターズ・ファクトリー プレゼンテーション作品[16]
  5. ^ 上映イベント「東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻2020年修了制作展」で3月9日・11日に上映。
  6. ^ 下北沢トリウッドの「ごった煮映画祭り in 下北沢」で12月18日・21日・26日に上映。

出典

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  1. ^ 関西ウォーカー 南華凛 (2019年10月28日). “上田監督らが撮影秘話を披露!スペシャルゲストも! 映画『スペシャルアクターズ』大阪で関西凱旋舞台挨拶”. ウォーカープラス. https://www.walkerplus.com/article/210264/ 2019年11月1日閲覧。 
  2. ^ a b スペシャルアクターズ”. 松竹. 2019年10月9日閲覧。
  3. ^ a b スペシャルアクターズ パンフレット. 松竹株式会社事業推進部. p. 5 
  4. ^ a b School 卒業生”. ディーダッシュ・カンパニー. 2018年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月1日閲覧。
  5. ^ 上田慎一郎; 大澤数人; 河野宏紀(インタビュアー:松村知恵美)「最新映画ニュース|映画『スペシャルアクターズ』上田慎一郎監督&大澤数人・河野宏紀インタビュー」『シネマクエスト』、2019年10月14日https://cinema.co.jp/article/detail?tab=news&id=442582019年11月5日閲覧 
  6. ^ 上田慎一郎; 大澤数人; 河野宏紀; 津上理奈(インタビュアー:清水久美子)「【『スペシャルアクターズ』座談会】『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督とフレッシュなキャストが集結」『映画board』、2019年10月16日https://eiga-board.com/posts/3441?p=12019年11月5日閲覧 
  7. ^ Bites.inc”. 2019年11月1日閲覧。
  8. ^ a b c “PFFアワード受賞作、どん底な男2人の旅路と孤独感を描く「J005311」公開”. 映画ナタリー. (2023年1月26日). https://natalie.mu/eiga/news/510275 2023年1月27日閲覧。 
  9. ^ “河野宏紀監督『J005311』が満場一致でグランプリ 「PFFアワード2022」表彰式”. ぴあ映画. (2022年9月22日). https://lp.p.pia.jp/article/news/246409/index.html?detail=true 2023年1月2日閲覧。 
  10. ^ “PFFグランプリは26歳の河野宏紀監督『J005311』 「どん底の自分たちを救いたかった」”. シネマトゥデイ. (2022年9月22日). https://www.cinematoday.jp/news/N0132531 2023年1月2日閲覧。 
  11. ^ 細見卓司 (2022年10月28日). “甘くない芸能界 「人生どん底」の監督と主演がつかんだ奇跡の光”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASQBW6D8MQBTUCVL038.html 2023年1月2日閲覧。 
  12. ^ S#特別限定『夜でも、おはようございます』限定映画「歩へ」國實脩平監督 - YouTube
  13. ^ 國實組 『歩へ』”. ディーダッシュ・カンパニー (2017年9月12日). 2019年11月6日閲覧。
  14. ^ ドロップ・シネマ・フェスティバル2018春”. ENBUゼミナール. 2019年11月5日閲覧。
  15. ^ DROP CINEMA FESTIVAL [@dropcinema] (2018年4月11日). "【作品紹介】 『バレンタイン・シンドローム』". X(旧Twitter)より2019年11月5日閲覧
  16. ^ クリエイターズ・ファクトリー 2018”. 島ぜんぶでおーきな祭 -第10回沖縄国際映画祭-. 2019年11月5日閲覧。
  17. ^ a b 河野宏紀 1996年1月22日生まれ”. seayouagain2018 - Instagram (2019年1月10日). 2019年11月5日閲覧。
  18. ^ 映画「Sea you again」 追加撮影と上映に向けてのプロジェクト”. CAMPFIRE. 2019年11月5日閲覧。
  19. ^ 河野宏紀 [@newexpresser] (2020年3月4日). "東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻2020年修了制作展". X(旧Twitter)より2020年4月2日閲覧
  20. ^ DrunkenBird @百々保之(どどP) [@counselorDB] (2022年12月9日). "-青春群像喜劇- 新作『コロナvs信心』が上映!". X(旧Twitter)より2023年1月3日閲覧
  21. ^ “半焼けの居酒屋で暮らす趣里の痛烈な叫びが 塚本晋也監督『ほかげ』予告編&ポスター公開”. リアルサウンド映画部 (blueprint). (2023年8月9日). https://realsound.jp/movie/2023/08/post-1397896.html 2023年8月9日閲覧。 
  22. ^ 出演 BSスカパー!『バウンサー』”. ディーダッシュ・カンパニー (2017年4月11日). 2019年11月1日閲覧。
  23. ^ ““トー横キッズ”題材にした劇団アレン座新作に中野恵那・澄華あまねら”. ステージナタリー. (2022年6月15日). https://natalie.mu/stage/news/481687 2023年1月2日閲覧。 

外部リンク

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