河盛又三郎
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河盛 又三郎[1](かわもり またさぶろう、1867年11月30日(慶應3年11月5日)[2] - 1941年(昭和16年)11月[3])は、日本の醸造家[4]、政治家、実業家。河又醤油社長[5][6]。族籍は大阪府平民[2]。
人物
[編集]大阪府・河盛又平の長男[6]。1883年、家督を相続する[6]。醤油醸造業を営む[2][6]。河又醤油社長である[6]。はやくから醸造工程の機械化にとりくむ[3]。
日本醸造協会監事、堺商工会議所顧問を兼ね、泉醤油相談役に推され、堺商工会議所会頭、堺市会議員に選ばれ、大阪府多額納税者に列する[6]。
1913年、緑綬褒章を下賜される[6]。趣味は書画[6]。宗教は仏教[6]。住所は大阪府堺市新在家町[6]。
家族・親族
[編集]- 河盛家
- 父・又平[2]
- 妻・ひさ(1867年 - ?、奈良、堀熊次郎の妹)[2]
- 養子・安之介(1886年 - 1976年、茨城、竹内権兵衛の三男、堺市長[6]、大醤初代社長)
- 長男・又兵衛(1894年 - ?)[6]
- 二女・ヒサエ(1889年 - ?、養子・安之介の妻)[6]
- 三女[6]
- 四女[6]
- 六女[2]
- 親戚
- 竹内権兵衛(貴族院多額納税者議員)
脚注
[編集]- ^ 『大日本紳士鑑』大阪府堺市279頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年7月12日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第4版』か69頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月1日閲覧。
- ^ a b 河盛 又三郎とはコトバンク。2022年12月1日閲覧。
- ^ 『大日本醸造家名鑑』大日本醸造家人名 大阪府(醤油)29頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年6月24日閲覧。
- ^ 『日本全国諸会社役員録 第43回』大阪府 上編511頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『人事興信録 第13版 上』カ208頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月1日閲覧。
参考文献
[編集]- 妹尾久造編『大日本紳士鑑』経済会、1895年。
- 室次郎編『大日本醸造家名鑑』醸造時報社、1908年。
- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第43回』商業興信所、1935年。
- 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。