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河瀬由美子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

河瀬 由美子(かわせ ゆみこ、1961年9月4日 - )は、日本検察官公証人名古屋地方検察庁特捜部長や最高検察庁総務部長等を経て、女性初の名古屋地方検察庁検事正。

来歴・人物

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福岡県北九州市小倉地区出身。九州大学法学部卒業[1]。1989年横浜地方検察庁検事任官。2006年津地方検察庁次席検事。2009年横浜地方検察庁刑事部副部長。2010年東京地方検察庁公判部副部長。2011年名古屋地方検察庁公判部長。2012年名古屋地方検察庁特別捜査部長。2013年最高検察庁検事。2014年東京地方検察庁特別公判部長[2]

2015年東京地方検察庁立川支部[2]。2016年女性初の山口地方検察庁検事正に就任[1]。2017年最高検察庁検事[3]。2018年から名古屋高等検察庁次席検事兼法務総合研究所名古屋支所長を務め[4]豊川市男児連れ去り殺人事件再審請求が棄却された際には、「適正、妥当な決定である」とコメントした[5]

2020年最高検察庁総務部長[6]2021年女性初の名古屋地方検察庁検事正就任[7][8]。同年下級裁判所裁判官指名諮問委員会地域委員会委員[9]。趣味は読書旅行[1]。2023年辞職。同年名古屋駅公証役場公証人[10]

脚注

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  1. ^ a b c “山口地検、初の女性検事正 河瀬由美子氏が着任”. 山口新聞. (2016年8月10日). https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2016/0810/3p.html 2019年10月23日閲覧。 
  2. ^ a b 検事正の紹介”. 山口地方検察庁 (2016年8月22日). 2016年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月23日閲覧。
  3. ^ “法務省人事 7月21日付”. 産経新聞 (産経新聞社). (2017年7月21日05:00). https://www.sankei.com/economy/news/170721/ecn1707210004-n1.html 2019年10月23日閲覧。 
  4. ^ “人事 法務省”. 毎日新聞 (毎日新聞社): p. 東京朝刊. (2018年1月22日). https://mainichi.jp/articles/20180122/ddm/002/060/186000c 2019年10月23日閲覧。 
  5. ^ “男児殺害 再審請求棄却 名古屋高裁「自白に信用性」”. 読売新聞 (読売新聞社). (2019年1月26日05:00). https://www.yomiuri.co.jp/local/chubu/news/20190126-OYTNT50000 2019年10月23日閲覧。 
  6. ^ 人事、法務省”. 日本経済新聞 (2020年7月22日). 2020年7月21日閲覧。
  7. ^ 人事、法務省”. 日本経済新聞 (2021年7月16日). 2021年7月15日閲覧。
  8. ^ 名古屋地検初、女性の検事正が着任 「職場改革を」抱負語る:中京テレビNEWS”. 中京テレビNEWS. 2021年7月22日閲覧。
  9. ^ 下級裁判所裁判官指名諮問委員会 地域委員会 地域委員名簿(各地域ごとに五十音順)
  10. ^ 案 内 業務内容 公正証書 私文書の認証 手数料 役場案内 リンク
先代
浦田啓一
名古屋地方検察庁特捜部長
2012年 - 2013年
次代
岸秀光
先代
畝本直美
東京地方検察庁立川支部長
2015年
次代
秋山仁美
先代
小山太士
山口地方検察庁検事正
2016年 - 2017年
次代
西谷隆
先代
畝本直美
最高検察庁総務部長
2020年 - 2021年
次代
神村昌通
先代
吉田安志
名古屋地方検察庁検事正
2021年 - 2023年
次代
山田利行