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池田八幡神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
池田八幡神社
池田八幡神社社殿
所在地 長野県北安曇郡池田町池田3204
位置 北緯36度25分14.5秒 東経137度52分29.75秒 / 北緯36.420694度 東経137.8749306度 / 36.420694; 137.8749306 (池田八幡神社)座標: 北緯36度25分14.5秒 東経137度52分29.75秒 / 北緯36.420694度 東経137.8749306度 / 36.420694; 137.8749306 (池田八幡神社)
主祭神 誉田別尊
埴安比売命
九頭龍神
地図
池田八幡神社の位置(長野県内)
池田八幡神社
池田八幡神社
池田八幡神社 (長野県)
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池田八幡神社(いけだはちまんじんじゃ)は、長野県北安曇郡池田町に鎮座する神社である。

歴史

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鳥居

池田町区(池田宿)の産土神である。天正年間に山城国石清水八幡宮(男山八幡宮)から勧請されたとされている。現在の八幡神社は、池田二丁目にかつてあった九頭龍社(くずりゅうしゃ)を合祀した後、明治41年11月13日の神社合併令により同一丁目にあった十二神社(じゅうにじんじゃ)を合祀している。 昭和21年以前は八幡社と称していたが、同年2月に勅命第70号が発令され、宗教法人となった。その際社名も八幡神社と改められた[1]

主祭神

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八幡神社の誉田別命(ほんだわけのみこと)、十二神社の埴安比売命(はにやすひめのみこと)、九頭龍社の九頭龍神の3柱である。

境内

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本社殿と相殿として十二社社殿がある。

また、池田学問所の初代師匠である杉山巣雲の寿碑(頼山陽揮毫)や、毎年9月23日の例大祭において町内で曳き廻わす8台の舞台を格納する倉庫、そして奉納相撲のための土俵(2021年3月2日未明の強風で倒壊したが、同年9月に屋根を支える柱を鉄骨に強化して再建)がある。

文化財

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池田町指定文化財[2]

  • 役居門(薬医門) 第3号(昭和45年4月1日指定)
  • 八幡神社社殿 第9号(昭和45年4月1日指定)
  • 八幡神社十二社社殿 第10号(昭和45年4月1日指定)
  • 佐久間象山書 大幟原本 第11号(昭和45年4月1日指定)
  • 絵馬十三枚 第29号(昭和53年4月1日)

祭事

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例大祭

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八幡神社は、明治末の合祀令が出されたときに、当時池田一丁目にあった十二神社を合祀しており、9月23日・24日に2社それぞれの祭りを行っており、例大祭と呼ばれている[3]

9月23日(1日目)は十二神社の祭りで、9月24日(2日目)は八幡神社の祭りとなっている[4]

1日目は舞台曳きと神前での浦安の舞を行い、各町内の趣向が凝らされた八台の舞台が町内を回り、社前に勢ぞろいする[1]。2日目は上四町・下四町の舟二艘が巡行し、境内では奉納相撲、1日目に引き続き神前での浦安の舞が奉納される[1]。 祭の様子は、池田町文化財資料館で見ることが出来る。[5]

アクセス

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所在地: 〒399-8601 長野県北安曇郡池田町池田3204

脚注

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  1. ^ a b c 『大北地方の神社と文化』p.450
  2. ^ 『池田八幡神社 平成の大改築』p.6〜7
  3. ^ 「池田町八幡神社平成の大改築」p.10
  4. ^ 「いけだまちのまつり」p.7~10
  5. ^ 『市民タイムス』2020年7月2日

参考文献

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  • 長野県神社本庁北安曇支部神社誌編纂委員会「大町市北安曇郡神社誌」1961年
  • 大北神社誌編纂委員会「大北地方の神社と文化」1992年
  • 池田町誌編纂委員会「池田町誌 歴史編1(原始~近世)」1992年
  • 池田町誌編纂委員会「池田町誌 歴史編2(近代~現代)」1990年
  • 八幡神社建設委員会「池田八幡神社 平成の大改築」2015年
  • 池田町文化遺産次世代継承実行委員会「いけだまちのまつり」2017年

外部リンク

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