池田八幡神社
池田八幡神社 | |
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所在地 | 長野県北安曇郡池田町池田3204 |
位置 | 北緯36度25分14.5秒 東経137度52分29.75秒 / 北緯36.420694度 東経137.8749306度座標: 北緯36度25分14.5秒 東経137度52分29.75秒 / 北緯36.420694度 東経137.8749306度 |
主祭神 |
誉田別尊 埴安比売命 九頭龍神 |
地図 |
池田八幡神社(いけだはちまんじんじゃ)は、長野県北安曇郡池田町に鎮座する神社である。
歴史
[編集]池田町区(池田宿)の産土神である。天正年間に山城国石清水八幡宮(男山八幡宮)から勧請されたとされている。現在の八幡神社は、池田二丁目にかつてあった九頭龍社(くずりゅうしゃ)を合祀した後、明治41年11月13日の神社合併令により同一丁目にあった十二神社(じゅうにじんじゃ)を合祀している。 昭和21年以前は八幡社と称していたが、同年2月に勅命第70号が発令され、宗教法人となった。その際社名も八幡神社と改められた[1]。
主祭神
[編集]八幡神社の誉田別命(ほんだわけのみこと)、十二神社の埴安比売命(はにやすひめのみこと)、九頭龍社の九頭龍神の3柱である。
境内
[編集]本社殿と相殿として十二社社殿がある。
また、池田学問所の初代師匠である杉山巣雲の寿碑(頼山陽揮毫)や、毎年9月23日の例大祭において町内で曳き廻わす8台の舞台を格納する倉庫、そして奉納相撲のための土俵(2021年3月2日未明の強風で倒壊したが、同年9月に屋根を支える柱を鉄骨に強化して再建)がある。
文化財
[編集]池田町指定文化財[2]
- 役居門(薬医門) 第3号(昭和45年4月1日指定)
- 八幡神社社殿 第9号(昭和45年4月1日指定)
- 八幡神社十二社社殿 第10号(昭和45年4月1日指定)
- 佐久間象山書 大幟原本 第11号(昭和45年4月1日指定)
- 絵馬十三枚 第29号(昭和53年4月1日)
祭事
[編集]例大祭
[編集]八幡神社は、明治末の合祀令が出されたときに、当時池田一丁目にあった十二神社を合祀しており、9月23日・24日に2社それぞれの祭りを行っており、例大祭と呼ばれている[3]。
9月23日(1日目)は十二神社の祭りで、9月24日(2日目)は八幡神社の祭りとなっている[4]。
1日目は舞台曳きと神前での浦安の舞を行い、各町内の趣向が凝らされた八台の舞台が町内を回り、社前に勢ぞろいする[1]。2日目は上四町・下四町の舟二艘が巡行し、境内では奉納相撲、1日目に引き続き神前での浦安の舞が奉納される[1]。 祭の様子は、池田町文化財資料館で見ることが出来る。[5]
アクセス
[編集]所在地: 〒399-8601 長野県北安曇郡池田町池田3204
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 長野県神社本庁北安曇支部神社誌編纂委員会「大町市北安曇郡神社誌」1961年
- 大北神社誌編纂委員会「大北地方の神社と文化」1992年
- 池田町誌編纂委員会「池田町誌 歴史編1(原始~近世)」1992年
- 池田町誌編纂委員会「池田町誌 歴史編2(近代~現代)」1990年
- 八幡神社建設委員会「池田八幡神社 平成の大改築」2015年
- 池田町文化遺産次世代継承実行委員会「いけだまちのまつり」2017年