残虐の掟

残虐の掟
	L'avventuriero
監督	テレンス・ヤング
脚本	ジョー・アイシンガ; ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
原作	ジョセフ・コンラッド
製作総指揮	セリッグ・J・セリッグマン
出演者	アンソニー・クイン
音楽	エンニオ・モリコーネ
撮影	レオニーダ・バルボーニ
編集	ピーター・ソーントン
配給	松竹映配
公開	1967年9月8日; 1969年5月27日
上映時間	103分
製作国	イタリア
言語	イタリア語
製作費	$1,325,000
興行収入	$295,000
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『残虐の掟』（伊: L'avventuriero、英: The Rover）は、1967年に公開されたイタリアの戦争ドラマ映画。監督はテレンス・ヤング。出演はアンソニー・クインなど^[2]。ジョゼフ・コンラッドによる1923年の小説『放浪者』を原作にしている^[3]。

あらすじ

1797年、フランス共和国が拠点を置いていたトゥーロン港が英国軍によって封鎖される。船員のペイロールは港内への侵入によりスパイ容疑をかけられた上、市民委員デュサールからも容疑をかけられる。逃走先の墓場で、彼はアーレットと出会い、彼女の家まで付き添う。ある日、アーレットは同居人のシェーボラに襲われ、ペイロールが止めに入った結果、シェーボラが家と船に火をつける事件が発生する。これにより、彼女はシェーボラが両親を殺した犯人であることを思い出し、正気を取り戻す。時を同じくして、海軍将校リールが任務のためにトゥーロンを訪れるようになり、アーレットは彼に思いを寄せる。その後、ペイロールはリールの任務に同行する中で、英国軍の砲撃を浴びて死亡する。

キャスト

※括弧内は日本語吹替（初回放送1978年9月24日『日曜洋画劇場』）

脚注

^ ^a ^b "ABC's 5 Years of Film Production Profits & Losses", Variety, 31 May 1973 p 3
^ Mario Gerosa. Il cinema di Terence Young. Il foglio, 2009
^ Gene M. Moore (2 November 2006). Conrad on Film. Cambridge University Press, 2006. ISBN 0521026792

外部リンク

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[variety-1] "ABC's 5 Years of Film Production Profits & Losses", Variety, 31 May 1973 p 3

[2] Mario Gerosa. Il cinema di Terence Young. Il foglio, 2009

[3] Gene M. Moore (2 November 2006). Conrad on Film. Cambridge University Press, 2006. ISBN 0521026792

[1]

[2]

[3]

表話編歴テレンス・ヤング監督作品
1940年代	Theirs Is the Glory（1946） Corridor of Mirrors（1948） One Night with You（1948） Woman Hater（1948）
1950年代	撃滅戦車隊3,000粁（1950）鷲の谷（1951） The Tall Headlines（1952）赤いベレー（1953）王女アナ・メンドーサ（1955）ナイルを襲う嵐（1955）死の猛獣狩（1955）熱砂の舞（1956）虎の行動（1957）今は死ぬ時でない（1958）若き非行の群れ（1959）
1960年代	ブラック・タイツ（1960）地獄の罠（1960） Duel of Champions（1961） 007 ドクター・ノオ（1962） 007 ロシアより愛をこめて（1963）モール・フランダースの愛の冒険（1965）秘密大戦争（1965） 007 サンダーボール作戦（1965）悪のシンフォニー（1966）トリプルクロス（1966）残虐の掟（1967）暗くなるまで待って（1967）うたかたの恋（1968）クリスマス・ツリー（1969）
1970年代	夜の訪問者（1970）レッド・サン（1971）バラキ（1972）アマゾネス（1973）クランスマン（1974） Woo fook（1977）華麗なる相続人（1979）
1980年代	インチョン!（1982）ジグソーマン（1983） Run for Your Life（1988）
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