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夜の訪問者 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
夜の訪問者
De la part des copains
Cold Sweat
監督 テレンス・ヤング
脚本 ドロシア・ベネット英語版
ジョー・アイシンガー英語版
シモン・ウィンセルベルグ英語版
アルベール・シモナン
原作 リチャード・マシスン
『夜の訪問者』
製作 ロベール・ドルフマンフランス語版
出演者 チャールズ・ブロンソン
リヴ・ウルマン
ジェームズ・メイソン
ジル・アイアランド
音楽 ミシェル・マーニュ
撮影 ジャン・ラビエフランス語版
編集 ジョニー・ドワイア
製作会社 コロナ・フィルム[1]
Comacico[2]
Fair Film[2]
Belgique Ciné[2]
配給 フランスの旗 コロナ・フィルム[2]
イタリアの旗 不明
日本の旗 東和[1][3]
アメリカ合衆国の旗 Emerson Film Enterprises[2]
公開 フランスの旗 1970年12月18日[4]
イタリアの旗 1971年2月5日[4]
日本の旗 1971年4月10日[1][3]
アメリカ合衆国の旗 1974年6月30日(限定)[5]
上映時間 94分
製作国 イタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス
言語 英語
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夜の訪問者』(よるのほうもんしゃ、原題: De la part des copains, 米題: Cold Sweat)は1970年イタリアフランスサスペンス映画。 監督はテレンス・ヤング、出演はチャールズ・ブロンソンリヴ・ウルマンなど。 リチャード・マシスン1959年の小説『夜の訪問者』(Ride the Nightmare)を原作としている。

ストーリー

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フランスマルセイユ。アメリカ人のジョーはクルーザーによる遊覧船業を営み妻子と穏やかに暮らしていた。パリ祭前夜の夜遅くにジョーの家に侵入し、彼を殴り倒す男。反撃したジョーは素手で男の首を折った。殺人を犯しながら警察に通報しないジョーを問い詰める妻のファビアン。

実はジョーはフランス外人部隊に所属していた若い頃に投獄され、脱獄した過去を隠して生きていた。死んだ男は脱獄仲間だったのだ。死体を捨てに行くジョーに同行するファビアン。だが、帰宅すると更に3人の脱獄仲間・ロス、カタンガ、ファウストがいた。

ジョーに借りを返せと迫るリーダーのロス。脱獄に成功した後、ジョーだけが逃走用の車で逃げたために、ロスたちは逮捕され長く収監されていたのだ。クルーザーを使って悪事に手を貸すよう迫られるジョー。

翌朝、カタンガと出航するジョー。沖でトルコ船から“積荷”を受け取るために、ジョーが検査なしで税関を通れるか確認する試験航海だった。もう1人の部下ファウストは、取り引き用の大金を運んで来るロスの愛人・モイラを迎えに空港に向かった。

カタンガを殴り、薬で眠らせて、ガールスカウトに参加している娘・ミシェルの保護に向かうジョー。だが、ミシェルは既に家に連れ帰られていた。空港に向かったジョーは、ファウストを気絶させてモイラを誘拐し、人里離れた小屋に監禁した。

ロスにモイラと金を隠したことを話し、妻と娘を開放するよう要求するジョー。ジョーに案内させ、ファビアン母娘も同行させて監禁場所に向かうロス。小屋の位置を教える前に、ジョーは妻子を車で帰したが、凶暴なカタンガが機関銃で車を撃って停めた。だが、その流れ弾でファウストが死に、ロスが重傷を負った。

出血が止まらないロスはファビアン母娘を人質に取り、ジョーとモイラが街から医者を連れてくることになった。ジョーが戻る前に力尽きたロスは死に際、ファビアンとミシェルを逃がすが、1人生き残ったカタンガが金を奪って追ってくる。

ファビアン母娘はジョーと合流したが、カタンガに捕まった。銃で脅され、クルーザーで沖の取り引き場所に向かう一同。操舵しながら信号拳銃を引き寄せたジョーはカタンガを撃つ。火だるまになったカタンガは金と共に海に消えた。港に戻ったジョーは妻と娘を連れ、パリ祭の人ごみに消えていった。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
TBS[6] 日本テレビ ?版[7]
ジョー・マーティン チャールズ・ブロンソン 瑳川哲朗 大塚周夫
ファビエンヌ・マーティン リヴ・ウルマン 中西妙子 武藤礼子
ロス ジェームズ・メイソン 早野寿郎 鈴木瑞穂
モイラ ジル・アイアランド 小沢紗季子 有馬瑞子 小原乃梨子
カタンガ ジャン・トパールフランス語版 江角英明 山内雅人
ファウスト ルイジ・ピスティッリイタリア語版 青野武
ホワイティ(ヴァーモント) ミシェル・コンスタンタン 加藤精三
ミシェール・マーティン ヤニック・ド・リュール 市原由美子
不明
その他
村松康雄
峰恵研
小島敏彦
馬場はるみ
秋元羊介
国坂伸
亀井三郎
松岡文雄
浅井淑子
水島裕
土井美加
円福恵子
演出 長野武二郎
翻訳 古田由紀子
効果
調整
制作 コスモプロモーション
解説 荻昌弘 水野晴郎
初回放送 1973年10月1日
月曜ロードショー
1978年11月28日
水曜ロードショー

※日本テレビ版吹替はIVCより発売のニュープリント版DVD、KADOKAWAから発売のBDに収録

スタッフ

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日本語版スタッフ
  • 字幕版
    • 字幕:落合寿和

出典

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  1. ^ a b c 夜の訪問者 - KINENOTE
  2. ^ a b c d e De la part des copains (1970) - Company credits” (英語). IMDb. 2021年2月11日閲覧。
  3. ^ a b 夜の訪問者 - allcinema
  4. ^ a b De la part des copains (1970) - Release Info” (英語). IMDb. 2012年2月25日閲覧。
  5. ^ De la part des copains (1974) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2021年2月11日閲覧。
  6. ^ 1973年10月1日の番組表” (2017年1月29日). 2021年2月11日閲覧。
  7. ^ 小原乃梨子『声に恋して 声優』小学館、1999年。ISBN 4094031413  234頁。

外部リンク

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