歩兵第31連隊
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歩兵第31連隊 | |
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創設 | 1896年 |
廃止 | 1945年 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 歩兵 |
所在地 | 弘前 |
通称号/略称 | 杉4711 |
上級単位 | 第8師団 |
最終位置 | フィリピン ルソン島南部 |
戦歴 | 日露 - 満州事変 - 日中 - 第二次世界大戦 |
歩兵第31連隊(ほへいだい31れんたい、歩兵第三十一聯隊)は、大日本帝国陸軍の連隊のひとつ。
沿革
[編集]- 1896年(明治29年)5月 - 3年がかりで編成を終え、弘前に連隊本部を設置
- 1897年(明治30年) - 第8師団の隷下に入る
- 1898年(明治31年)3月24日 - 軍旗拝受
- 1902年(明治35年)1月20-31日 八甲田山雪中行軍に成功
- 1904年(明治37年) - 日露戦争に従軍
- 1918年(大正7年) - シベリア出兵に従軍
- 1922年(大正11年) - 帰還
- 1931年(昭和6年)9月 - 満州事変勃発、動員下令
- 1939年(昭和14年) - ノモンハン事件に出動
- 1944年(昭和19年)
- 1945年(昭和20年)
- 8月 - 終戦
- 9月16日 - リテナン川とタナイ川の合流点にて軍旗奉焼
歴代連隊長
[編集]代 | 氏名 | 在任期間 | 備考 |
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1 | 児玉軍太 | 1896.9.25 - | 中佐、1900.4.大佐 |
2 | 小沢季治 | 1904.3.12 - | 中佐、1905.3.6戦傷 |
3 | 長谷川達海 | 1905.3.18 - | 中佐 |
4 | 丹羽剛 | 1906.3.30 - 1909.1.9 | 中佐、1907.11.大佐 |
5 | 酒井春蔵 | 1909.1.9 - 1914.9.11 | 中佐、1909.1.14大佐 |
6 | 西原為五郎 | 1914.9.11 - 1916.12.19 | |
7 | 黒沢主一郎 | 1916.12.19 - 1918.7.24[1] | |
8 | 南保貞次 | 1918.7.24 - | |
9 | 金沢末作 | 1918.11.20 - | |
10 | 小倉英季 | 1920.5.12 - 1921.7.20[2] | 子爵 |
11 | 丸山豊 | 1921.7.20 - 1922.8.15[3] | |
12 | 小野五郎 | 1922.8.15 - | |
13 | 長嶺俊之助 | 1924.2.4 - | |
14 | 宮沢浩 | 1927.7.26 - 1928.8.10 | |
15 | 小林角太郎 | 1928.8.10 - | |
16 | 上野良丞 | 1929.8.1 - | |
17 | 安川三郎 | 1931.8.1 - | |
18 | 早川止 | 1932.8.8 - | |
19 | 倉茂周蔵 | 1934.8.1 - | |
20 | 西原貫治 | 1936.8.1 - | |
21 | 楠山秀吉 | 1937.10.8 - | |
22 | 白銀義方 | 1939.3.9 - | |
23 | 大本四郎 | 1940.3.9 - | |
末 | 小林島司 | 1941.3.1 - | 少将 |
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 歩三一岩手会聯隊史編纂委員会編『歩兵第三十一聯隊史』歩三一岩手会、1976年。
- 歩三一岩手会聯隊史編纂委員会編『続篇聯隊史』歩三一岩手会、1981年。
- 松本政治『郷土兵団物語』岩手日報社、1963年。
- 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』新人物往来社、1990年。
- 原 剛『明治期国土防衛史』錦正社、2002年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 新田次郎『八甲田山死の彷徨』新潮社、1971年。
- 『官報』