横山竹男
横山 竹男（よこやま たけお、1895年〈明治28年〉8月18日[1] - 没年不明）は、大正から昭和時代前期の台湾総督府官僚。基隆市尹、高雄市長。
経歴
[編集]横山文吉の長男として香川県三豊郡詫間村（現三豊市詫間町）に生まれる[1]。1910年（明治43年）4月、通信伝習所を卒業後、1911年（明治44年）3月、詫間郵便局に奉職[1]。1915年（大正4年）9月、台湾に渡り、台南郵便局通信手を経て、1922年（大正11年）12月に台湾総督府属、総督官房秘書課勤務を発令される[1]。
1930年（昭和5年）台北高等商業学校書記兼文教局学務課勤務を経て、1934年（昭和9年）5月に交通局副参事鉄道部庶務課勤務に転じ、1935年（昭和10年）10月に地方理事官に進み、台南市助役に就任[2]。翌年の1936年（昭和11年）12月には台中州大甲郡守を経て、1939年（昭和14年）基隆市尹に就任し、さらに1942年（昭和17年）4月、高雄市長に就任した[3][4][5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d 台湾新民報社 1937, 389頁.
- ^ 台湾新民報社 1937, 389-390頁.
- ^ 台湾新民報社 1937, 390頁.
- ^ 太田 1940, 192頁.
- ^ 興南新聞社 1943, 424頁.
参考文献
[編集]- 台湾新民報社 編『台湾人士鑑』呂靈石、1937年。
- 太田肥州 編『新台湾を支配する人物と産業史』台湾評論社、1940年。
- 興南新聞社 編『台湾人士鑑』呂靈石、1943年。
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