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榎町 (新宿区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 新宿区 > 榎町 (新宿区)
榎町
町丁
地図北緯35度42分21秒 東経139度43分40秒 / 北緯35.705922度 東経139.727814度 / 35.705922; 139.727814
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 新宿区
地域 牛込地域
人口情報2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口 678 人
 世帯数 494 世帯
面積[2]
  0.059240759 km²
人口密度 11444.82 人/km²
郵便番号 162-0806[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 練馬
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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榎町(えのきちょう)は、東京都新宿区町名[5]。「丁目」の設定のない単独町名である。住居表示未実施。

地理

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新宿区の北東部に位置し牛込地域の町である。町域北部は、山吹町に接する。東部は天神町東榎町にそれぞれ接する。南東部は、矢来町に接する。南部は南榎町弁天町にそれぞれ接する。西部は、早稲田町に接する。北西部は早稲田鶴巻町に接する。町域内を外苑東通りが南北に縦貫する。

町域内は住宅地のほか、済松寺大日本印刷榎町工場とをはじめ、寺院や印刷関連の企業が見られる。済松寺は、三代将軍・徳川家光祖心尼のために建立した由緒ある寺として知られている。

歴史

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昔、この付近にの大木があったことに由来する。具体的な位置は不明である。この榎の大木の根本は空洞になっていて、人が1人分入ることができるスペースがあったという。貞享1684年-1688年)の頃、この空洞に「馬ぐそ仙人」と呼ばれる人物が住んでいた。その名の通り、を集めて、それを金銭に換えて生活していた。大人とは一言も話さなかったが、子供とはを書いた紙片をあげたりするなど、単なる無学の浮浪者ではなかったという[6]

世帯数と人口

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2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[7]
600
2000年(平成12年)[8]
573
2005年(平成17年)[9]
615
2010年(平成22年)[10]
614
2015年(平成27年)[11]
642
2020年(令和2年)[12]
720

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[7]
279
2000年(平成12年)[8]
306
2005年(平成17年)[9]
372
2010年(平成22年)[10]
393
2015年(平成27年)[11]
433
2020年(令和2年)[12]
536

学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2018年8月時点)[13]

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]

  • 事業所数 : 73事業所
  • 従業員数 : 2,537人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[15]
70
2021年(令和3年)[14]
73

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[15]
3,230
2021年(令和3年)[14]
2,537

施設

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その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b 住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別)  令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年2月4日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 榎町の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 『角川日本地名大辞典 13 東京都』、角川書店、1991年再版、P872
  6. ^ 高橋庄助 著『新宿区史跡散歩 (東京史跡ガイド4)』学生社、1992年、159-160p
  7. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  13. ^ 通学区域”. 新宿区 (2018年8月13日). 2024年2月4日閲覧。
  14. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  15. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

参考文献

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  • 高橋庄助 著『新宿区史跡散歩 (東京史跡ガイド4)』学生社、1992年

関連項目

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外部リンク

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