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根羽子沢遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

根羽子沢遺跡(ねばこざわいせき)は、秋田県横手市雄物川町大沢に所在する縄文時代前期の遺跡。3基の配石が見つかった。1号組石は全体で長径2m、短径1m前後の楕円形を呈し、その下に同じ大きさの土坑があり、床上30cmからケツ状耳飾りが出土したことからだと考えられる。組石中の長さ60cmの棒状の石は、大きさ・形状・出土状況から立石であった可能性が高い。2号組石も土坑をともない、なかに大量の木炭片と穴のあいた偏平な石が7個程度入っていた。遺跡からは、大木4式および大木5式土器が出土している。

参考文献

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  • 塚原正典 『配石遺構』、ニュー・サイエンス社<考古学ライブラリー 49>、1987年昭和62年)、25頁。

関連項目

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