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栗平駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栗平駅
北口(2007年2月21日)
くりひら
Kurihira
OT 01 五月台 (1.3 km)
(1.3 km) 黒川 OT 03
地図
所在地 川崎市麻生区栗平2丁目1-1
北緯35度36分21.5秒 東経139度28分51.0秒 / 北緯35.605972度 東経139.480833度 / 35.605972; 139.480833座標: 北緯35度36分21.5秒 東経139度28分51.0秒 / 北緯35.605972度 東経139.480833度 / 35.605972; 139.480833
駅番号 OT02
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 多摩線
キロ程 2.8 km(新百合ヶ丘起点)
新宿から24.3 km
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[小田急 1]21,918人/日
-2022年-
開業年月日 1974年昭和49年)6月1日
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栗平駅 南口
栗平駅 ホーム

栗平駅(くりひらえき)は、神奈川県川崎市麻生区栗平2丁目にある、小田急電鉄多摩線である。駅番号OT 02。

概要

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開業は1974年昭和49年)であるが、2000年代前半より、新宿表参道大手町など都心へのアクセスの利便性と自然が多く残る町並みを活かして小田急電鉄が多摩線沿線活性化へ乗り出し、特に2003年平成15年)の急行停車駅追加以降、小田急不動産などの大手デベロッパーによるマンションや建売一戸建が積極的に販売され、利用者が増加傾向にある。2018年には多摩線で快速急行が運行開始され、新宿までの所要時間が30分未満と大きく短縮されている。

駅周辺にはマンションが多く、駅から少し離れると戸建ての住宅街が広がる住宅地を中心とする駅である。 駅との高低差が少ない駅北口周辺は、小田急マルシェや、Odakyu OX、コンビニ、飲食店、個人医院、ドラッグストアなどの商業施設が多くある。南口は丘陵であるため、商業施設は少ない。

北口は、駐輪場がある他、東京都稲城市平尾に近く、平尾団地からの利用や駅前に稲城市コミュニティバスのバス停があることから利用者が多い。 南口は東京都町田市真光寺広袴に近いが、アクセスするバス停はない。桐光学園がある為通学時間帯は利用者が多い。 当駅ははるひ野駅黒川駅利用者の通勤急行乗換駅であることもあり、通勤ラッシュ時の上り方面ホームは各駅停車から通勤急行への乗換客が沢山いるために混雑している。

改札口付近の窓からは黒川駅、北口からは川崎マイコンシティが見える。川崎マイコンシティでは黒川駅行循環バスがあるが、栗平駅寄りの場所にある会社は当駅を利用している。

歴史

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年表

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駅名の由来

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駅舎所在地がかつてあった「都筑郡木村」(現・栗木)にあり、ホーム所在地もかつてあった「都筑郡片村」(現・片平)にあったことから、双方の村の文字を取り「栗平」となる。その後、駅周辺の町名も栗平と命名された。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅橋上駅舎を備える。

南側にも南口として改札口が設置されており、これは最寄駅となっている学校法人桐光学園生徒の利用による混雑対策と付近住民の要望によるものである。最寄駅とは言え当駅から桐光学園までは徒歩で15分程掛かる。

多摩線開通時は将来の島式ホーム2面4線への拡張を見込んだ用地およびホーム形状として設計されたが、その後エレベーター新設や改札口増設などで4線化は出来ない施設配置となった。

2004年末 - 2006年2月に駅構内を改装。ホームの屋根に駅構内の電力に利用するための太陽光発電を行う発電パネルが新設され、2006年(平成18年)1月31日から使用されている[5]

橋上駅舎内中央の改札口前に売店があったが、2018年(平成30年)に閉店した。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先[6]
1 OT 多摩線 下り 唐木田方面
2 上り 新百合ヶ丘新宿C 千代田線方面

2006年(平成18年)に駅改修工事を施工したが、ホーム幅員などは広がっておらず、朝通勤時間帯(特に通勤急行停車時)は非常に混雑している。 2010年度(平成22年度)に、行先案内表示器が新設された。

利用状況

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2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員21,918人である[小田急 1]。小田急線全70駅中44位である。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[7]
年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員[8]
1979年(昭和54年) 5,053
1982年(昭和57年) 5,680
1987年(昭和62年) 9,618
1995年(平成07年) 7,368
1996年(平成08年) 7,284
1997年(平成09年) 7,448
1998年(平成10年) 7,615
1999年(平成11年) 7,840
2000年(平成12年) 8,014
2001年(平成13年) 8,111
2002年(平成14年) 8,447
2003年(平成15年) 18,479 8,960
2004年(平成16年) 19,463 9,543
2005年(平成17年) 20,743 10,317
2006年(平成18年) 21,131 10,641
2007年(平成19年) 21,492 10,921
2008年(平成20年) 21,837 11,020
2009年(平成21年) 21,617 10,934
2010年(平成22年) 21,532 10,932
2011年(平成23年) 21,465 10,812
2012年(平成24年) 21,779 10,937
2013年(平成25年) 22,476 11,149
2014年(平成26年) 22,051
2015年(平成27年) 22,596
2016年(平成28年) 22,847
2017年(平成29年) 23,268
2018年(平成30年) 24,124
2019年(令和元年) 24,606
2020年(令和02年) 18,641
2021年(令和03年) [小田急 2]20,493
2022年(令和04年) [小田急 1]21,918

駅周辺

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北口

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南口

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バス路線

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稲城市コミュニティバスiバスが付近を経由しており、小田急バスにより運行されている。バス停名は栗平駅である[9]

のりば 系統 経由 行先
1 iバスAコース 若葉台駅市立病院稲城駅 市内循環(右回り)

平尾団地

iバスBコース 稲城駅・市立病院・若葉台駅 市内循環(左回り)

平尾団地

隣の駅

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小田急電鉄
OT 多摩線
快速急行・通勤急行・急行(通勤急行は平日朝上りのみ運転)
新百合ヶ丘駅 (OH 23) - 栗平駅 (OT 02) - 小田急永山駅 (OT 05)
各駅停車
五月台駅 (OT 01) - 栗平駅 (OT 02) - 黒川駅 (OT 03)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 「小田急多摩線きょう開業 新百合ヶ丘-永山間」『交通新聞』交通協力会、1974年6月1日、2面。
  2. ^ 平成14年3月23日(土)にダイヤ改正を実施します 江ノ島線沿線から新宿への「湘南急行」、多摩線沿線から千代田線直通の「多摩急行」が登場』(プレスリリース)小田急電鉄、2002年2月14日。オリジナルの2004年12月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20041205102942/http://www.d-cue.com/cgi-bin/info/pg02348.pl?key=401&info_kubun=d-cue&mode=online2021年5月4日閲覧 
  3. ^ 12月11日(土)、小田急線のダイヤ改正を実施 -複々線化区間の延伸、新種別の導入で所要時間が短縮します-』(プレスリリース)小田急電鉄、2004年10月6日。オリジナルの2005年3月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20050308101903/http://www.d-cue.com/cgi-bin/info/pg02348.pl?key=869&info_kubun=d-cue&mode=online2021年5月4日閲覧 
  4. ^ 代々木上原 - 登戸間の「複々線化」により小田急の通勤が変わる! 2018年3月、新ダイヤでの運行開始 〜ラッシュピーク混雑率150%、町田〜新宿間の最大12分短縮を実現〜 〜快速急行の登戸停車や列車種別の新設で、都心へのアクセス向上〜』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2017年11月1日。オリジナルの2019年4月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190415221739/http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8701_5820170_.pdf2021年5月4日閲覧 
  5. ^ 小田急多摩線5駅で太陽光発電システムを導入”. 2015年8月21日閲覧。
  6. ^ 栗平駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月4日閲覧。
  7. ^ 神奈川県県勢要覧
  8. ^ 川崎市統計書
  9. ^ 栗平駅(くりひらえき) 系統一覧/バス停時刻表検索 | 小田急バス”. web.archive.org (2020年2月8日). 2020年2月8日閲覧。
小田急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月30日閲覧。
  2. ^ 鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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