栗山欣彌
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栗山 欣彌(くりやま きんや、1932年7月11日[1] - 2018年10月13日)は、日本の医学者。専門は薬理学。アルコール依存症などを手がける。京都府亀岡市出身。
経歴
[編集]- 1950年 京都府立亀岡高等学校卒業。
- 1957年 京都府立医科大学を卒業。医学博士。論文の題は「脳髄の機能と代謝に関する薬理学的研究」。
- ニューヨーク州立大学教授[2]。
- 1971年 京都府立医科大学教授( - 1996年)[2]。
- 1994年 京都府立医科大学学長に就任。
- 2000年 明治鍼灸大学学長に就任。
- 2008年 瑞宝中綬章受章[3][4]。
- 2018年10月13日 肺癌のため死去[2]。叙従六位[5]。
受賞学術賞
[編集]- Dreyfus Award (1970、国外)
- 宮田学術賞 (1993、国内)
- 京都新聞学術文化賞 (1995、国内)
所属学会
[編集]- 日本薬理学会 (理事,会長、1980-1982,1984-1988,1990-1995,1993-1994、国内)
- 日本神経化学会 (理事,会長、1988-1990,1995-1998,1974-1975、国内)
- 日本アルコール医学会 (理事長、1987-1991,1993-1997、国内)
- 日本精神神経薬理学会 (理事、1986-1990,1996-、国内)
- 日本神経科学会 (理事、1990-1992、国内)
- 日本眼薬理学会 (理事長、1998-2000、国内)
- 国際神経化学会 (理事,会長、1981-1983,1993-1996 、国外)
- 国際アルコール医学生物学会 (副会長,会長、1989-1994,1994-2001 、国外)
著書
[編集]- 医科薬理学 (南江堂、1986)
- 脳と神経の薬理 (金芳堂、1984)
- 神経伝達物質 (中外医学社、1986)
- 生化学的観点からみた薬理学 (理工学社、1983)
- 脳の薬理学 (医歯薬出版、1975)
- 受容体アニオンチャネル (メディカルビュー社,東京、1993)
- エタノールにより誘発されるGABA受容体複合体の機能変化 (1993)
- 脳内の受容体作動性クロライドチャネル (1994)
- 神経伝達物質関連酵素タンパク質 (広川書店,東京、1994)
- アルコール依存の生物学 (学会出版センター、1994)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.406
- ^ a b c 京都府立医科大の元学長死去 京都新聞、2018年10月16日
- ^ 「2008年秋の叙勲 中綬章以上と在外邦人、外国人叙勲の受章者一覧」『読売新聞』2008年11月3日朝刊
- ^ “中綬章受章者の顔触れ(1)”. 四国新聞社 (2008年11月3日). 2023年6月18日閲覧。
- ^ 『官報』第7392号、平成30年11月19日