栃木温泉 (熊本県)
表示
栃木温泉 | |
---|---|
温泉情報 | |
所在地 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 |
交通 | E3 九州道 熊本ICから車で40分 |
泉質 | カルシウム - ナトリウム - 炭酸水素塩。塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 38 - 45℃ |
宿泊施設数 | 3 |
栃木温泉(とちのきおんせん)は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村にある温泉。
付近にかつて存在した栃木原温泉(とちのきはらおんせん)と合わせて『栃木温泉』と呼ぶ場合もある[1]。このため、本項では栃木原温泉についても解説する。
概要
[編集]- 泉質 - カルシウム - ナトリウム - 炭酸水素塩。塩化物泉[1]
- 泉温 - 38 - 45℃[1]
- 効能 - リウマチ、神経痛、皮膚病、婦人病、筋肉痛、関節痛、腰痛、湿疹、痛風、切り傷に効能があるとされている[1]。※いずれも効能はその効果を万人に保証するものではない
歴史
[編集]西郷隆盛や孫文も逗留したといわれ、歌人の若山牧水は「名を聞きて 久しかりしか 栃の木の いで湯に来り 入ればたのしき」という歌を詠んでいる。
第二次世界大戦の末期、1945年7月には、日本での敵国人の抑留政策の延長で、九州で布教活動をしていたカトリック聖職者ら約40人が小山旅館に集められた[2], [3]。
温泉街
[編集]3軒の旅館(小山旅館、旅館朝陽、アコンカグアリゾーツ(THE ACONCAGUA RESORTS)[注 1])および、南阿蘇村立総合福祉温泉センター・ウィナス(旧長陽村時代の1993年開業[1])が存在する。
かつては『栃木原温泉 いろは館』という食事処兼入浴施設施設も存在していた。建物は合掌造りとなっておえい、平家の落人が忍び住んでいた古民家を高千穂の里から移築、復元したものである[4]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『J GUIDE HOLIDAY 日本の温泉 -西日本編』(1998年4月、山と渓谷社発行)192頁。
- ^ セルギウス・ペシェク『越えて来た道』、聖母の騎士社、聖母文庫、1996年、pp.152-154
- ^ マリー゠エマニュエル・グレゴリー著『長崎の原爆で終わった抑留』、えにし書房、2022年、p.88。
- ^ a b 『全国温泉大事典』(1997年12月18日、野口冬人著、旅行読売出版社発行)630ページ。
- ^ 南阿蘇村の荒牧旅館をM&Aで取得・・・・K.M.A SPA&RESORTS(くまもと経済、2020年12月28日)
- ^ みなみあそ観光局(facebook、2021年9月30日)
外部リンク
[編集]