柿ノ木駅
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(柿ノ木仮乗降場から転送)
柿ノ木駅* | |
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駅舎(2005年5月) | |
かきのき Kakinoki | |
◄大白川 (3.2 km) (3.2 km) 入広瀬► | |
所在地 | 新潟県魚沼市穴沢 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■只見線[1] |
キロ程 | 112.4 km(会津若松起点) |
電報略号 | カノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)4月1日[2]** |
廃止年月日 | 2015年(平成27年)3月14日[1] |
備考 | 臨時駅 |
柿ノ木駅(かきのきえき)は、かつて新潟県魚沼市穴沢にあった、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅(廃駅)である[1]。
歴史
[編集]仮乗降場として設置されたのは上条駅や魚沼田中駅と同日であるが、その年のうちに駅に昇格した両駅とは対照的に、当駅は日本国有鉄道(国鉄)の分割民営化まで仮乗降場のままであった[5]。
年表
[編集]- 1951年(昭和26年)3月1日:国鉄の柿ノ木仮乗降場として開設[3][6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。同時に駅に昇格する[2][6]。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)10月25日:臨時快速「只見紅葉号」が停車[9]。
- 2015年(平成27年)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路はほぼ南東から北西に走り、ホームは線路の北東側にある。ホームの入広瀬方に数段の階段があるのでこれを下ると外に出ることができ、この脇に小さな待合所がある。
木造一階建ての待合所は切妻屋根をもち、妻面に出入り口がある。内部には作りつけの長いすがあり、除雪用具や砂などが備え付けてあるほか、鉄道写真が飾られている。
開業当初からの無人駅。自動券売機は設置されていない。廃止時は越後湯沢駅が管理していた。
駅周辺
[編集]駅前を只見線に沿う形で走る道路が国道252号で、この国道に沿って小さな柿ノ木集落が開けている。
駅の南には、これも只見線と並行して破間川が流れている。駅の西1キロほどの場所で破間川に黒又川が注いでいる。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 板鼻幸雄(2015年3月9日). “JR只見線柿ノ木駅:ありがとう、柿ノ木駅 14日に廃止、市民団体が集い”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、23頁
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、22頁
- ^ a b c 『2013年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2012年12月21日、6頁。オリジナルの2014年12月22日時点におけるアーカイブ 。2020年11月7日閲覧。
- ^ 『只見線 柿ノ木駅廃止について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2015年2月5日。オリジナルの2018年9月10日時点におけるアーカイブ 。2020年11月7日閲覧。
- ^ a b c “「秘境駅」13日で廃止…乗降客数1日1人未満”. 読売新聞. (2015年3月5日). オリジナルの2015年3月7日時点におけるアーカイブ。 2022年8月14日閲覧。
- ^ 交通新聞社発行 JR時刻表 2013年3月号
- ^ 『秋の増発列車のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2013年8月23日、5頁。オリジナルの2013年11月10日時点におけるアーカイブ 。2020年11月7日閲覧。
- ^ 『秋の増発列車のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2014年8月22日、5頁。オリジナルの2014年9月12日時点におけるアーカイブ 。2020年11月7日閲覧。