柳田光綺
| ||||
---|---|---|---|---|
基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 1996年3月26日(28歳) | |||
出身地 | 東京都葛飾区 | |||
ラテン文字 | Mizuki Yanagita | |||
身長 | 168cm | |||
体重 | 61kg | |||
血液型 | B型 | |||
選手情報 | ||||
所属 | NECレッドロケッツ川崎 | |||
愛称 | ライ | |||
役職 | コーチ | |||
ポジション | OH | |||
指高 | 220cm | |||
利き手 | 右 | |||
スパイク | 304cm | |||
ブロック | 270cm |
柳田 光綺(やなぎた みずき、1996年3月26日 - )は、日本の元女子バレーボール選手。
来歴
[編集]東京都葛飾区出身[1]。実姉の影響で小学3年次からバレーボールを始めた[1]。文京学院大女中を経て文京学院大女高に進学。
文京学院大女高では1年時からポイントゲッターとして活躍。
2013年1月の 第65回全日本バレーボール高等学校選手権大会では、2年生ながらエースアタッカーとして活躍し、ベスト8進出。
2013年8月の世界ユース選手権の初戦、対中国戦で36得点をマークし、勝利の原動力となった。同年10月に開催された国民体育大会では東京都代表として出場し[2]、東京都に11年ぶりとなる優勝をもたらした[3]。
2014年2月、NECレッドロケッツへの入団が内定[4]。同年5月の第63回黒鷲旗大会でデビューを果たした。同年7月に台北で開催されたアジアジュニア選手権(U-19)では全日本ジュニアの主将を務め、銀メダルを獲得した[5]。
2014/15Vプレミアリーグではファイナルの久光製薬戦でチーム最多の21得点をあげる活躍を見せ[6][7]、NECを10年ぶりのリーグ制覇に導き、自身も最優秀新人賞を受賞した[8]。2016年9月にフィリピンで開催されたアジアクラブ選手権で優勝し、自身もベストオポジット賞を受賞した[9]。2016/17Vプレミアリーグで2季ぶりの優勝に大きく貢献した。2017/18シーズンよりNECで主将を務める[10]。
2021年6月24日、チームの2021-22シーズン新体制が発表。柳田は澤田由佳と共に副キャプテンに就任[11][12]。
2023年2月24日よりコンディション不良の為チームに帯同しておらず3月31日に復帰[13][14]。
2023年6月5日、2023-24シーズンへ向けて新体制を発表。キャプテンに小島満菜美が就任し、柳田、藤井莉子が副キャプテンに就任した[15]。同シーズン初の公式戦となる2023Vサマーリーグで本格的な復活を果たし、空いた期間をものともせずチームに貢献した。それにより敢闘賞を受賞した[16]。
2024年3月11日、2023-24シーズン終了をもって現役引退すると発表された[17][18]。
2024年4月23日、NECのコーチに就任することが発表された[19][20]。
人物
[編集]- クボタスピアーズ大阪に所属する柳田歩輝は弟である[21]。
球歴
[編集]- 全日本ユース代表 - 2012-2013年
- 全日本ジュニア代表 - 2014年
所属クラブ
[編集]- 東金町ビーバーズ(27期)[22]
- 文京学院大学女子中学(2008-2011年)
- 文京学院大学女子高校(2011-2014年)
- NECレッドロケッツ(2014-2024年)
受賞歴
[編集]- 2013年 - 第13回ユース世界選手権 ベストスコアラー
- 2015年 - 2014/15Vプレミアリーグ 最優秀新人賞
- 2015年 - 日韓Vリーグトップマッチ MVP[23]
- 2019年 - VTV Cup 2019 Tôn Hoa Sen MVP
- 2023年 - V・サマーリーグ 敢闘賞
個人成績
[編集]V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup含む)[24]。
大会 | チーム | 出場 | アタック | バックアタック | アタック 決定本数 |
ブロック | サーブ | サーブレシーブ | 総得点 | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 数 |
セ ッ ト 数 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
セ ッ ト 平 均 |
得 点 |
セ ッ ト 平 均 |
打 数 |
ノ 丨 タ ッ チ |
エ 丨 ス |
失 点 |
効 果 |
効 果 率 |
受 数 |
成 功 ・ 優 |
成 功 ・ 良 |
成 功 率 |
ア タ ッ ク |
ブ ロ ッ ク |
サ 丨 ブ |
得 点 合 計 | ||
V1 2013-14 | NEC | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | - | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | |
V1 2014-15 | 28 | 68 | 477 | 182 | 23 | 38.2 | 87 | 27 | 9 | 31.0 | 2.68 | 13 | 0.19 | 148 | 2 | 4 | 16 | 43 | 10.8 | 43 | 23 | 0 | 53.5 | 182 | 13 | 6 | 201 | |
V1 2015-16 | 11 | 40 | 290 | 85 | 12 | 29.3 | 73 | 16 | 7 | 21.9 | 2.12 | 9 | 0.23 | 97 | 0 | 3 | 8 | 40 | 12.8 | 3 | 2 | 0 | 66.7 | 85 | 9 | 3 | 97 | |
V1 2016-17 | 28 | 91 | 574 | 193 | 27 | 33.6 | 108 | 28 | 13 | 25.9 | 2.12 | 13 | 0.14 | 228 | 7 | 10 | 24 | 105 | 18.1 | 9 | 8 | 0 | 88.9 | 193 | 13 | 17 | 223 | |
V1 2017-18 | 26 | 85 | 771 | 266 | 39 | 34.5 | 101 | 30 | 6 | 29.7 | 3.13 | 14 | 0.16 | 253 | 2 | 14 | 34 | 84 | 11.3 | 84 | 33 | 18 | 50.0 | 266 | 14 | 16 | 296 | |
V1 2018-19 | 27 | 91 | 753 | 263 | 34 | 34.9 | 82 | 20 | 6 | 24.4 | 2.89 | 16 | 0.18 | 325 | 3 | 7 | 45 | 103 | 7.5 | 336 | 124 | 81 | 49.0 | 263 | 16 | 10 | 289 | |
V1 2019-20 | 24 | 69 | 488 | 180 | 21 | 36.9 | 31 | 7 | 4 | 22.6 | 2.61 | 8 | 0.12 | 211 | 1 | 9 | 30 | 69 | 9.4 | 179 | 38 | 43 | 33.2 | 180 | 8 | 10 | 198 | |
V1 2020-21 | 17 | 32 | 132 | 41 | 9 | 31.1 | 7 | 3 | 2 | 42.9 | 1.28 | 2 | 0.06 | 63 | 0 | 0 | 8 | 16 | 3.2 | 2 | 0 | 1 | 25.0 | 41 | 2 | 0 | 43 | |
V1 2021-22 | 31 | 71 | 341 | 147 | 14 | 43.1 | 28 | 9 | 4 | 32.1 | 2.07 | 8 | 0.11 | 143 | 3 | 3 | 14 | 38 | 8.4 | 3 | 2 | 1 | 83.3 | 147 | 8 | 6 | 161 | |
通算:9シーズン | 199 | 547 | 3826 | 1357 | 179 | 35.5 | 517 | 140 | 51 | 27.1 | 2.48 | 83 | 0.15 | 1468 | 18 | 50 | 179 | 498 | 10.1 | 659 | 230 | 144 | 45.8 | 1357 | 83 | 68 | 1508 |
脚注
[編集]- ^ a b 「月刊バレーボール」2017年12月号臨時増刊 65ページ
- ^ 第68回国民体育大会バレーボール競技公式プログラム 90ページ
- ^ 日本バレーボール協会. “バレーボール競技結果 - 少年女子”. 2014年2月9日閲覧。
- ^ NECレッドロケッツ. “NECレッドロケッツ 2014年度内定選手のお知らせ”. 2014年2月3日閲覧。
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ [4]
- ^ [5]
- ^ [6]
- ^ “NECレッドロケッツ 2021-22シーズン チームスローガン・新体制決定のお知らせ”. NECレッドロケッツ (2021年6月24日). 2021年6月25日閲覧。
- ^ “NEC、2021-22シーズン新体制を発表。新代表に千葉ジェッツふなばしの創設者、梶原健氏が就任”. 発行 (2021年6月25日). 2021年6月25日閲覧。
- ^ “NECレッドロケッツのツイート”. Twitter (2023年2月24日). 2023年7月15日閲覧。
- ^ “NECレッドロケッツのツイート”. Twitter (2023年3月31日). 2023年7月15日閲覧。
- ^ “2023-24シーズン キャプテン・副キャプテン・チームスタッフ新体制のお知らせ”. NECレッドロケッツ (2023年6月5日). 2023年7月15日閲覧。
- ^ “東部大会はPFUが3連覇達成!2023 V・サマーリーグ女子 東部大会 最終結果”. V.LEAGUE (2023年7月9日). 2023年7月9日閲覧。
- ^ “2023-24シーズン勇退・退団選手のお知らせ”. NECレッドロケッツ (2024年3月11日). 2024年3月13日閲覧。
- ^ 「【バレー】Vリーグ連覇のNEC、退団6選手を発表 代表リベロの小島満菜美は米リーグに参戦」『日刊スポーツ』2024年3月11日。2024年3月13日閲覧。
- ^ “2024-25シーズン新加入スタッフのお知らせ | ニュース”. NECレッドロケッツ川崎公式サイト. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “NEC 23-24シーズンで引退の柳田光綺元選手がコーチに就任 V1女子”. バレーボールマガジン. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “卒業生 上野、柳田、田原選手 来校!!”. 文京学院大学女子中学校 高等学校(東京都) | 英語・理数教育、クラブ活動に実績. 2024年12月14日閲覧。
- ^ 東金町ビーバーズ. “OB情報”. 2014年7月16日閲覧。
- ^ [7]
- ^ “柳田 光綺|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2022年6月11日閲覧。