東京都中央卸売市場
表示
(東京中央卸売市場から転送)
東京都中央卸売市場のひとつ「豊洲市場」 | |
種類 | 地方公営企業 |
---|---|
本部所在地 |
日本 163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京都庁舎第1本庁舎南塔38・39階 |
設立 | 1923年12月 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 生鮮食料品等の卸売 |
代表者 | 早川 剛生(中央卸売市場長) |
資本金 | 4,261億3,018万4,868円 |
売上高 |
144億1,034万6,822円 (2015年3月期) |
営業利益 |
▲20億1,341万8,525円 (2015年3月期) |
経常利益 |
9,926万4,267円 (2015年3月期) |
純利益 |
▲18億2,420万6,039円 (2015年3月期) |
純資産 |
5,029億4,400万9,442円 (2015年3月31日現在) |
総資産 |
7,705億887万3,804円 (2015年3月31日現在) |
従業員数 |
624名 (2018年度定員) |
決算期 | 3月31日 |
外部リンク | https://www.shijou.metro.tokyo.lg.jp/ |
東京都中央卸売市場(とうきょうとちゅうおうおろしうりしじょう、英語: Metropolitan Central Wholesale Market)は、東京都が設置している中央卸売市場。地方公営企業法の財務規定等が適用されており、都内に11市場が設置されている。
沿革
[編集]- 明治期 - 当時の東京府により「魚鳥並青物市場及問屋仲買営業例規並税則[注 1]」が公布され市中の問屋・仲買業者の数が制限される。またこれにより東京府認可による民営の市場が開設される[1]。当時認可されたのは水産物が日本橋など4市場、青果部が神田多町[注 2]、千住など16市場[2]。
- 1923年(大正12年)3月 - 中央卸売市場法が公布・発令。
- 1935年(昭和10年) - 築地本場、神田、江東両分場の3市場が正式に開場して業務開始。(東京市中央卸売市場の開設)
- 1936年(昭和11年) - 荏原分場及び蒲田配給所業務開始。東京市設芝浦屠場業務開始。
- 1937年(昭和12年) - 豊島分場、豊島分場王子及び板橋配給所業務開始。荏原分場世田谷配給所業務開始。
- 1939年(昭和14年) - 淀橋分場、淀橋分場松原及び杉並配給所業務開始。
- 1940年(昭和15年) - 荏原分場調布配給所業務開始。
- 同年 - 「生鮮食料品の配給及び価格の統制に関する件」が発せられ、市場運営が戦時統制下に置かれる。
- 1941年(昭和16年) - 江東分場奥戸・小松川・宇喜多配給所業務開始。
- 同年 - 「配給統制規則」が公布され、荷受機関はすべて配給機関となり、仲買人は全廃された。
- 1945年(昭和20年) - 足立分場業務開始。
- 1946年(昭和21年) - 淀橋分場練馬配給所業務開始。
- 1948年(昭和23年) - 東京都中央卸売市場業務規程が全文改正。統制規制における荷受機関を卸売人として復活させたほか、統制中に廃止されていた仲買人制度の復活に備え、仲買人に関する規程を設けた。
- 1949年(昭和24年) - 淀橋分場練馬配給所移転、業務開始。
- 1951年(昭和26年) - 荏原分場蒲田配給所移転、業務開始。
- 1954年(昭和29年) - 荏原分場玉川配給所業務開始。
- 1955年(昭和30年) - 荏原分場調布配給所移転、業務開始。
- 1957年(昭和32年) - 荏原分場松原配給所移転、業務開始。江東分場小岩配給所業務開始。
- 1959年(昭和34年) - 江東分場小岩(旧奥戸)配給所、業務開始。
- 1961年(昭和36年) - 江東分場小松川配給所移転、業務開始。
- 1962年(昭和37年) - 江東分場宇喜多配給所廃止。
- 1964年(昭和39年) - 練馬分場移転、業務開始。
- 1966年(昭和41年) - 食肉市場開場、業務開始。
- 1972年(昭和47年) - 板橋市場開場、豊島市場板橋分場、同王子分場廃止。世田谷市場業務開始、荏原市場世田谷分場・同調布分場・同玉川分場廃止。
- 1979年(昭和54年) - 北足立市場業務開始。足立市場青果部廃止。
- 1983年(昭和58年) - 食肉分場業務開始。多摩ニュータウン市場業務開始。
- 1984年(昭和59年) - 葛西市場業務開始。江東市場及び葛飾・小松川・小岩の3分場廃止。
- 1988年(昭和63年) - 北足立市場花き部業務開始。
- 1989年(平成元年) - 大田市場青果部業務開始。神田市場・荏原市場及び蒲田分場廃止。
- 同年 - 大田市場水産物部業務開始。大森市場廃止。
- 1990年(平成2年) - 大田市場花き部業務開始。
- 1993年(平成5年) - 板橋市場花き部業務開始。
- 1995年(平成7年) - 葛西市場花き部業務開始。
- 2001年(平成13年) - 世田谷市場花き部開場。淀橋市場練馬分場の廃止[注 3]。
- 2003年(平成15年) - 食肉分場廃止。淀橋市場杉並分場廃止。
- 2008年(平成20年) - 淀橋市場松原分場廃止[注 4]。
- 2018年(平成30年) - 豊洲市場業務開始。築地市場廃止。
組織
[編集]本庁
[編集]- 市場長
- 管理部
- 総務課
- 市場政策課
- 財務課
- 事業部
- 業務課
- 施設課
- 管理部
事業所
[編集]- 豊洲市場:江東区豊洲6丁目6番1号[注 5]
- 食肉市場:港区港南2丁目7番19号
- 大田市場:大田区東海3丁目2番1号
- 豊島市場:豊島区巣鴨5丁目1番5号
- 淀橋市場[注 6]:新宿区北新宿4丁目2番1号
- 足立市場:足立区千住橋戸町50番地
- 板橋市場:板橋区高島平6丁目1番5号
- 世田谷市場:世田谷区大蔵1丁目4番1号
- 北足立市場:足立区入谷6丁目3番1号
- 多摩ニュータウン市場:多摩市永山7丁目4番地
- 葛西市場:江戸川区臨海町3丁目4番1号
報告団体
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出展
[編集]- ^ 市場の歴史と年表|東京都中央卸売市場
- ^ a b 平成30年事業概要 第2 中央卸売市場の沿革 (PDF, 463.3KB) - 東京都中央卸売市場 情報公開ポータル
- ^ その他報告を受ける団体(報告団体)の概要東京都
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東京都中央卸売市場
- 東京都中央卸売市場 (@tocho_shijou) - X(旧Twitter)
- 東京都中央卸売市場 - YouTubeチャンネル