本間直
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本間 直(ほんま ちょく[1]、1852年(嘉永5年11月[1][2]) - 1919年(大正8年)12月12日[1])は、明治時代の政治家、実業家、銀行家。衆議院議員(3期)。
経歴
[編集]佐渡国雑太郡、のちの新潟県雑太郡国中村(佐渡郡国中村、新穂村および畑野村(畑野町)を経て現佐渡市)に生まれる[2]。幼くして浮屠氏の門に入り清水寺の住職圓明に従い仏典を修める[2]。のち大和国式上郡初瀬村(式上郡初瀬町、磯城郡初瀬町、現奈良県桜井市初瀬)にある真言宗豊山派総本山の長谷寺に托し修学する[2]。教導となり、本官権訓導、権少講義を経て、1881年(明治14年)還俗し、的場弥三郎と共に初瀬に紡績工場を興した[2]。その後、初瀬村長[3]、初瀬町会議員、同町長を歴任した[1]。また、大和興業銀行頭取および日本製糸会社社長を務めた[1]。
1890年(明治23年)7月の第1回衆議院議員総選挙では奈良県第2区から立憲政友会所属で出馬し当選[1]。第5回、第6回総選挙でも当選し衆議院議員を通算3期務めた[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 篠田正作 編『明治新立志編』鍾美堂、1891年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年 。