本覚寺 (小松市)
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所在地 | 石川県小松市 |
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位置 | 北緯36度24分7.4秒 東経136度26分48.3秒 / 北緯36.402056度 東経136.446750度 |
山号 | 足羽山 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 真宗大谷派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
開基 | 信正(和田ノ信性) |
法人番号 | 1220005003660 |
本覚寺(ほんがくじ)は、石川県小松市にある真宗大谷派の寺院。山号は足羽山。本尊は阿弥陀如来。元は越前国の和田地区にあり和田本覚寺とも呼ばれた。
沿革
[編集]開基は浄土真宗の宗祖親鸞の弟子にあたる和田ノ信性。当初は和田道場と呼ばれていた念仏道場で真宗高田派に属していたが、応長元年(1311年)本願寺第3世覚如の時代に本願寺に帰依する。本願寺第7世存如の時代に本覚寺の寺号を公称するようになる。永正3年(1506年)九頭竜川の戦いで朝倉氏に敗北したことにより加賀国に逃れた。以後、同寺は超勝寺とともに加賀に逃れた越前門徒のまとめ役を担った。しかし、後に加賀門徒と加賀亡命中の越前門徒の争いが寺院間の争いに発展して大小一揆の一因となった。
永禄10年(1567年)に朝倉氏との和解により越前国への復帰が認められるが加賀国の本坊も残された。慶長7年(1602年)本願寺の東西分立において東本願寺第12世教如を支持して東派(大谷派)に属した加賀国側(当寺=小松本覚寺)と西本願寺第12世准如を支持して西派(本願寺派)に属した越前国側(福井県吉田郡永平寺町にある本願寺派の和田山本覚寺)に分かれて現在に至る。