木月大町
木月大町 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度34分16秒 東経139度39分02秒 / 北緯35.571058度 東経139.650442度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 川崎市 |
行政区 | 中原区 |
人口情報(2024年(令和6年)9月30日現在[1]) | |
人口 | 2,709 人 |
世帯数 | 1,449 世帯 |
面積([2]) | |
0.203021207 km² | |
人口密度 | 13343.43 人/km² |
設置日 | 1940年(昭和15年)8月 |
郵便番号 | 211-0031[3] |
市外局番 | 044(川崎MA)[4] |
ナンバープレート | 川崎 |
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木月大町(きづきおおまち[5])は、神奈川県川崎市中原区の町名。丁目のない単独行政地名。住居表示実施済区域[6]。面積は20.3haである[2]。
地理
[編集]中原区の南部に所在し、二ヶ領用水の支流である渋川の右岸に位置する。域内の北側を法政大学第二中・高等学校や法政大学のグラウンドが占めており、南側には高層マンションが立ち並んでいる[7]。
木月大町は北端で今井西町・今井仲町と、東端では渋川を挟んで今井南町・木月伊勢町と接する。南端では木月祗園町と接し、西端では井田三舞町・下小田中と接する。これらの町域はすべて中原区に属しており、木月大町は市境や区境には接していない。
歴史
[編集]当地は、江戸時代には「深町」や「大沼」と呼ばれる地で、その名の通り低湿地の水田となっていた[7]。1940年(昭和15年)、耕地整理により木月大町が木月から分立したが、その少し前に法政大学予科が設置され、北側の水田は埋められていった。そして、残った水田も昭和30年代には住宅地へと変貌した[7]。なお、設置時には「きづきだいまち」という読みであったが、住居表示の実施に合わせて、それまで通称として使われていた[8]「きづきおおまち」を正式な読みとした[9]。
沿革
[編集]- 1936年(昭和11年) - 法政大学予科が設置される[7]。
- 1940年(昭和15年) - 耕地整理により、木月から木月大町(きづきだいまち)として分立[10]。
- 1950年(昭和25年) - 法政大学短期大学部が設置される(1985年閉学)。
- 1972年(昭和47年) - 川崎市が政令指定都市に移行。当地は中原区木月大町となる。
- 2004年(平成16年) - 住居表示が実施される。同時に、読みを「きづきおおまち」に変更。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)9月30日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
木月大町 | 1,449世帯 | 2,709人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 2,373
|
2000年(平成12年)[12] | 2,509
|
2005年(平成17年)[13] | 2,568
|
2010年(平成22年)[14] | 2,777
|
2015年(平成27年)[15] | 2,806
|
2020年(令和2年)[16] | 2,906
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 1,247
|
2000年(平成12年)[12] | 1,300
|
2005年(平成17年)[13] | 1,345
|
2010年(平成22年)[14] | 1,438
|
2015年(平成27年)[15] | 1,506
|
2020年(令和2年)[16] | 1,547
|
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年3月時点)[17][18]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 川崎市立住吉小学校 | 川崎市立今井中学校 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[19]。
町丁 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
木月大町 | 30事業所 | 352人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 32
|
2021年(令和3年)[19] | 30
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 300
|
2021年(令和3年)[19] | 352
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施設
[編集]- 法政大学第二中・高等学校 - かつては大学予科や短期大学部も所在した。
- 法政大学グラウンド - 法政大学野球部も使用している。
- 法政大学野球部寮
- 川崎木月大町郵便局(かつては「きづきだいまち」と読んでいたが、2020年1月15日の営業再開後は「きづきおおまち」に変更されている[21]。)
その他
[編集]日本郵便
[編集]警察
[編集]町内の警察の管轄区域は以下の通りである[23]。
番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|
全域 | 中原警察署 | 木月交番 |
脚注
[編集]- ^ a b “令和6年町丁別世帯数・人口 9月末日現在” (xls). 川崎市 (2024年10月25日). 2024年10月28日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)の数値」令和2年国勢調査)” (XLS). 川崎市 (2024年1月25日). 2024年3月20日閲覧。 “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”
- ^ a b “木月大町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “区別町名一覧表”. 川崎市. 2018年2月15日閲覧。
- ^ “区別町名一覧表(中原区)”. 川崎市 (2022年1月28日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ a b c d 日本地名研究所 編『川崎の町名』川崎市、1991年、141頁。
- ^ 日本地名研究所 編『川崎地名辞典』川崎市、2004年、227頁。
- ^ 新しい住居表示のお知らせ(住居表示施行に伴うパンフレット) 川崎市、2004年。
- ^ 日本地名研究所 編『川崎地名辞典』川崎市、2004年、225頁。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “中原区の小学校(町丁名順)”. 川崎市 (2021年4月1日). 2022年3月20日閲覧。
- ^ “中原区の中学校(町丁名順)”. 川崎市 (2021年4月1日). 2022年3月20日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “再開:川崎木月大町郵便局(神奈川県)”. 日本郵政. 2021年8月22日閲覧。
- ^ “郵便番号簿PDF(2024年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年12月2日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2024年度版)”
- ^ “中原警察署 交番案内”. 神奈川県警察. 2024年2月5日閲覧。