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木曜座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

木曜座(もくようざ)は、1978年4月から1983年3月までの5年間にわたってTBS系列(JNN系列)で毎週木曜22:00 - 22:54(JST1982年9月までは22:55まで)の枠で放送された連続ドラマシリーズである。

概要

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制作は1978年4月 - 1979年12月1980年4月 - 12月まではTBS、1980年1月 - 3月1981年1月 - 1983年3月までは準キー局毎日放送であった。

基本的には3ヵ月単位のシリーズ(1シリーズ9 - 15回程度)で、大人の愛の模様を描くラブストーリー的な作品を多数放映した。

1979年4月 - 7月に放送された「愛と喝采と」では、番組挿入歌「きみの朝」を歌った岸田敏志(当時・岸田智史)が俳優デビューするとともに、同曲のヒットにより歌手としての注目度を上げた。

また同年7月 - 10月放送の「水中花」では、松坂慶子を大人の色気を漂わせるセクシー女優としてブレークするきっかけを作り、テーマソング「愛の水中花」や劇中で見せたバニーガールの衣装が人気を集めた。

作品一覧

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1978年

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1979年

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1980年

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1981年

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1982年

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1983年

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枠廃止後

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その後、1983年4月の春季改編でこの枠は廃止となり、クイズ番組「世界まるごとHOWマッチ」に移行し、引き続き毎日放送が制作を担当。なおスポンサーだった日本電装(現・デンソー)、リンナイオッペン化粧品大塚製薬、毛染めパオン(現・シュワルツコフヘンケル[注 2]ヘンケルジャパン)も同時に移動。

翌1984年10月の改編で「-HOWマッチ」は木曜20時に移行し、新たに毎日放送制作の「中村敦夫の地球発22時」が開始。3年続いたあと1987年に平日夜10時の帯ニュース枠「ニュース22プライムタイム」がスタートし、以降現在に至るまでこの枠はTBSテレビが受け持っている。帯ニュースの終了後、1990年10月改編で7年半ぶりにドラマが再開された(「浮浪雲」)が1作で再びバラエティ枠に戻り、さらに1年半1992年4月 - 1992年9月に2作(枠名は「木曜ドラマ」)放映されたあとまた1年半バラエティ枠へと目まぐるしく変化を続けた。以降、1994年4月 - 1999年9月、2002年4月 - 2008年3月(2003年3月までは「カネボウ木曜劇場」)にドラマ枠が放送されている(TBS木曜10時枠の連続ドラマの項参照)。

当番組を同時ネットしていた福島テレビ(FTV)は、1983年4月のフジテレビ系列移行で「時代劇スペシャル」のネット開始した煽りで、「木曜座」終了と同時に「欽ちゃんの週刊欽曜日」の時差ネット枠に移行。次番組「世界まるごとHOWマッチ」は、テレビユー福島(TUF)開局前のサービス放送中である1983年12月1日よりネット開始(正式には開局後の1983年12月8日から)。

毎日放送TBS制作、TBS系列 木曜22時枠
前番組 番組名 次番組
舞いの家
木曜座
TBS 木曜22:54 - 22:55枠
舞いの家
(22:00 - 22:55)
木曜座
(1978年4月 - 1982年9月)
【1分縮小して継続】
TBSニュース
(22:54 - 23:00)
福島テレビ 木曜22時枠
舞いの家
木曜座
欽ちゃんの週刊欽曜日
【時差ネット】

脚注

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注釈

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  1. ^ a b c 一部の資料で毎日放送制作となっているが、これは誤り。
  2. ^ 放送当時は山発産業であった。

出典

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  1. ^ 華やかな孤独”. テレビドラマデータベース. 2024年2月19日閲覧。
  2. ^ 愛がわたしを”. テレビドラマデータベース. 2024年2月19日閲覧。
  3. ^ あした泣く”. テレビドラマデータベース. 2024年2月19日閲覧。