朝陽カントリークラブ
朝陽カントリークラブ Choyo Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
所在地 |
日本 山口県山陽小野田市大字郡16-3 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1966年(昭和41年)11月7日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 間野 貞吉 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 朝陽観光開発 株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 朝陽カントリークラブ |
朝陽カントリークラブ(ちょうようカントリークラブ)は、山口県山陽小野田市にあるゴルフ場である。
概要
[編集]日本における石炭発祥の地は、長門の国厚狭と筑前の国黒崎といわれている[1]。明治以降、炭鉱開発が進み、石炭採掘に必要な採掘用ダイナマイトの生産も盛んになった[1]。ダイナマイトを製造する日本火薬(現・日本化薬株式会社)厚狭作業所は、従業員1,600名の工場に成長した[1]。しかし、1957年(昭和32年)頃、石油やプロパンガスの登場で石炭不況が訪れ、日本火薬も整理対象者の受け皿の子会社2社などの対策がとられた[1]。
日本火薬の作業所長・田中立治は、定年近い社員を救済するために、ゴルフ場を建設し経営することを提案した[1]。だが、会社には受け入れられなかったが、1963年(昭和38年)12月、ゴルフ場の建設用地にと山林30万坪を取得した[1]。1965年(昭和40年)10月16日、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体「朝陽観光開発株式会社」を設立し、代表に田中立治が就任した[1]。
ゴルフ場の建設用地は、日本火薬の厚狭作業所から10分程の所にあるが、石炭のガラを捨てる場所だったため、30センチも掘れば粘土質で土質の悪いところだった[1]。1965年(昭和40年)10月29日、コース設計をゴルフコース設計学博士の間野貞吉に依頼し、コースの造成工事を着工した[1]。1966年(昭和41年)11月7日、アウトコース9ホールが完成し、開場された。翌年1967年(昭和42年)11月7日、インコース9ホールが完成し、18ホールのゴルフ場が完成した[1]。
その後、1972年(昭和47年)、インコースの荒草池を横切り山陽新幹線が通ることになり、その工事のため1年間インコースを閉鎖することになった[1]。インコースも一部の改造工事が行われることになり、新たなコース18ホールは、距離6,88ヤード、パー72のゴルフ場となった[1]。
所在地
[編集]〒757-0002 山口県山陽小野田市大字郡16-3
コース情報
[編集]- 開場日 - 1966年11月7日
- 設計者 - 間野 貞吉
- 面積 - 990,000m2(約29.9万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,800ヤード、コースレート72.3
- フェアウェー - コウライ
- ラフ - ノシバ
- グリーン - 2グリーン、ベント、コウライ
- ラウンドスタイル - キャディ人数に応じてキャディ付きとし、それ以外はセルフ、5人乗り乗用カート使用、1組4人原則、状況によりツーサム可
- 練習場 - 15打席120ヤード
- 休場日 - 毎週月曜日、12月31日、1月1日(セルフ営業)[2][3]
クラブ情報
[編集]ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「火薬工場の従業員救済のため融資を募り30万坪を確保」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年6月6日閲覧
- ^ a b 「朝陽カントリークラブ」、ゴルフダイジェスト、2021年6月6日閲覧
- ^ a b 「朝陽カントリークラブ」、ゴルフホットライン、2021年6月6日閲覧
- ^ a b 「朝陽カントリークラブ」、アクセス、2021年6月6日閲覧
関連文献
[編集]- 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「朝陽カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年6月6日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「火薬工場の従業員救済のため融資を募り30万坪を確保」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年6月6日閲覧