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残響散歌/朝が来る

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
朝が来る (Aimerの曲)から転送)
「残響散歌/朝が来る」
Aimerシングル
初出アルバム『Open α Door
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル SACRA MUSIC
VVCL-1955(通常盤)
VVCL-1953(初回生産限定盤)
VVCL-1956(期間生産限定盤)
プロデュース 飛内将大玉井健二(M-1)
梶浦由記(M-2)
ゴールドディスク
チャート最高順位
残響散歌

朝が来る
残響散歌/朝が来る
Aimer シングル 年表
SPARK-AGAIN
(2020年)
残響散歌/朝が来る
(2022年)
escalate
(2023年)
Open α Door 収録曲
  1. Open α Door
  2. 残響散歌
  3. Resonantia
  4. Deep down
  5. 朝が来る
  6. オアイコ
  7. 群青色の空
  8. I know U know
  9. escalate
  10. spiral dance
  11. あてもなく
  12. SKYLIGHT
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残響散歌/朝が来る』(ざんきょうさんか / あさがくる)は、2022年1月12日SACRA MUSICより発売されたAimer両A面シングル。表題曲はそれぞれテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のOPテーマ、EDテーマに起用されている。CDリリースに先駆け、2021年12月6日に「残響散歌」が先行配信された。

背景

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2021年9月25日、12月5日よりスタートするテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のOP・ED主題歌をAimerが担当すること、また同曲群を収録したシングルの発売が発表された。本シングルはAimerにとって通算20作目であり、SACRA MUSIC移籍後初のリリースとなっている[11]。通常盤、初回生産限定盤、期間生産限定盤の3形態で発売。初回生産限定盤には両曲のMVを収録したDVDが付属する。期間生産限定盤は書き下ろしジャケット仕様で、アニメのOP・EDノンクレジット映像を収録したDVDが付属する。

オープニングテーマの「残響散歌」は、作詞はaimerrhythm(Aimerの別名儀)、作曲は飛内将大、編曲は玉井健二と飛内将大が務めており、Aimerの作品でよくみられるスタッフィングとされている[12]。 その一方で、同楽曲はブラスやピアノを取り入れたスピード感のある曲調を持ち、ライターの蜂須賀ちなみはリアルサウンドに寄せた記事の中で、派手好きな宇髄天元のキャラクター性や、「遊郭編」の舞台となる夜の吉原のイメージからこのような構成を取ったのではないかと推測しており、「上物の煌びやかな音色とは対照的に、下層に沈殿するAimerの歌声が特有の引っ掛かりを生み、華やかな世界に潜む愛憎のようなものを感じさせる。」ともみている[12]

一方エンディングテーマの「朝が来る」は、梶浦由記が制作している[12]

チャート成績

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2021年12月6日に先行配信された表題曲「残響散歌」は、2021年12月15日公開(集計期間:2021年12月6日~12月12日)のビルボード・ジャパンソングスチャートにて87,649DLでダウンロード1位、10,515,957再生でストリーミング1位となり計2冠を獲得。他指標ではラジオ8位、Twitter 20位と高ポイントをマークし、キャリア初のビルボード総合首位を獲得した[13]。さらに翌週もダウンロード1位(39,009DL)、ストリーミング1位(9,649,396再生)、YouTube1位(3,183,554再生)の3冠をマークした[14]。さらに3週目は、ストリーミングで3週連続1位を記録し、動画再生でも2週連続1位で合計2冠を獲得。他指標ではダウンロード2位、Twitter 60位、ラジオ29位で、総合首位に返り咲きを果たした[15]

オリコンチャートでは、初週4.4万枚を売り上げ、2022年1月18日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」で1位を獲得[16]

2022年1月12日にフィジカルCDが発売されると、同週のビルボード・チャートで初週売上45,222枚をマークして、シングル2位、ルックアップ1位を記録。ダウンロード、ストリーミング、ラジオ、Twitter各指標のポイントも伸ばして、3度目の総合首位を獲得した。また「朝が来る」は8,089DLでダウンロード1位となり、総合6位に初登場している[17]

Billboard JAPANが発表した2022年の年間総合チャート(Hot 100)では、上半期ランキングでの首位を守り抜き、見事1位にランクインした。

チャート推移

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オリコン週間シングルランキング順位
順位(売上)
CDシングル DLシングル ストリーミング 合算シングル
残響散歌 朝が来る
1週目 (12月6日-12日集計、12月20日付) 発売前 1位
(9.3万DL)[18]
発売前 1位
(901万再生)
3位
(6.7万Pt)
2週目 (12月13日-19日集計、12月27日付) 1位
(4.1万DL)
1位
(948万再生)
4位
(4.8万Pt)
3週目 (12月20日-26日集計、2022年1月3日付) 2位
(2.9万DL)
1位
(854万再生)
4位
(4.0万Pt)
4週目 (12月27日-2022年1月2日集計、1月10日付) 2位
(2.5万DL)
2位
(714万再生)
2位
(3.4万Pt)
5週目 (1月3日-9日集計、1月17日付) 2位
(2.1万DL)
3位
(704万再生)
2位
(3.2万Pt)
6週目 (1月10日-16日集計、1月24日付) 1位
(4.4万枚)
2位
(2.5万DL)
1位
(4.0万DL)
3位
(770万再生)
1位
(10.4万Pt)
7週目 (1月17日-23日集計、1月31日付) 5位
(0.9万枚)
1位
(2.1万DL)
2位
(1.6万DL)
4位
(753万再生)
3位
(5.5万Pt)
8週目 (1月24日-30日集計、2月7日付) 2位
(0.8万枚)
1位
(1.9万DL)
2位
(1.2万DL)
2位
(744万再生)
2位
(5.0万Pt)
9週目 (1月31日-2月6日集計、2月14日付) 4位
(0.5万枚)
1位
(2.0万DL)
4位
(1.0万DL)
1位
(722万再生)
2位
(4.6万Pt)
10週目 (2月7日-13日集計、2月21日付) 12位
(0.6万枚)
2位
(3.4万DL)
4位
(1.3万DL)
1位
(972万再生)
2位
(6.3万Pt)
11週目 (2月14日-20日集計、2月28日付) 6位
(0.9万枚)
1位
(2.5万DL)
4位
(0.8万DL)
1位
(1006万再生)
1位
(6.2万Pt)
12週目 (2月21日-27日集計、3月7日付) 10位
(0.9万枚)
1位
(1.6万DL)
9位
(0.5万DL)
1位
(861万再生)
2位
(4.5万Pt)

日本国外

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認定とセールス

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認定 (RIAJ) 売上/再生回数
「残響散歌」
ダウンロード プラチナ[19] 329,000 DL[20]
ストリーミング トリプル・プラチナ[21] 300,000,000 回再生*
「朝が来る」
ダウンロード ゴールド 90,800 DL[20]
ストリーミング 未公表 -
*認定のみに基づく売上/再生回数

収録曲

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CD(全形態共通)、デジタル・ダウンロード
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「残響散歌」aimerrythm[12]飛内将大[12]飛内将大、玉井健二[12]
2.「朝が来る」梶浦由記梶浦由記[12]梶浦由記
3.「残響散歌」(Instrumental)   
4.「朝が来る」(Instrumental)   
5.「残響散歌」(TV ver.)   
6.「朝が来る」(TV ver.)   
合計時間:
DVD(初回生産限定盤のみ)
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「残響散歌 Music Video」  
2.「朝が来る Music Video」  
DVD(期間生産限定盤のみ)
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編ノンクレジットOP映像」  
2.「テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編ノンクレジットED映像」  

テレビ披露

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日付 番組名 放送局 演奏曲 出典
2022年2月7日 CDTVライブ!ライブ! TBS系 残響散歌
2022年2月11日 MUSIC STATION テレビ朝日系 残響散歌
朝が来る
2022年12月30日 第64回日本レコード大賞 TBS系 カタオモイ
残響散歌

脚注

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出典

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  1. ^ Hot 100”. Billboard Japan (2021年12月15日). 2021年12月17日閲覧。
  2. ^ Streaming Songs”. Billboard Japan (2021年12月15日). 2021年12月17日閲覧。
  3. ^ Download Songs”. Billboard Japan (2021年12月15日). 2021年12月17日閲覧。
  4. ^ Hot 100 Year End 2022”. Billboard Japan (2022年12月9日). 2022年12月9日閲覧。
  5. ^ Billboard Global 200 Year-end 2022”. Billboard. 2022年12月4日閲覧。
  6. ^ Billboard Japan Hot 100 Year End”. Billboard JAPAN. 2023年12月28日閲覧。
  7. ^ Hot 100”. Billboard Japan (2022年1月19日). 2022年1月22日閲覧。
  8. ^ Streaming Songs”. Billboard Japan (2022年1月19日). 2022年1月22日閲覧。
  9. ^ Download Songs”. Billboard Japan (2022年1月19日). 2022年1月22日閲覧。
  10. ^ オリコン週間 シングルランキング 2022年01月24日付”. oricon ME. 2022年1月19日閲覧。
  11. ^ テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編はLiSA、遊郭編はAimerがOP・EDテーマ担当”. 音楽ナタリー (2021年9月25日). 2021年12月6日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g LiSAからAimerへ、『鬼滅の刃』遊郭編に引き継がれた作品愛 「残響散歌」から紐解く”. Real Sound|リアルサウンド (2021年12月11日). 2022年1月3日閲覧。
  13. ^ 【ビルボード】Aimer「残響散歌」ダウンロード、ストリーミング1位で総合首位獲得 King Gnu「一途」は総合4位に初登場”. Billboard Japan (2021年12月15日). 2021年12月17日閲覧。
  14. ^ 【ビルボード】JO1「僕らの季節」516,603枚を売り上げ、総合首位獲得”. Billboard JAPAN (2021年12月22日). 2021年12月22日閲覧。
  15. ^ 【ビルボード】Aimer「残響散歌」ストリーミングと動画再生1位で総合首位に返り咲き back number「クリスマスソング」総合7位に”. Billboard JAPAN (2022年1月5日). 2022年1月7日閲覧。
  16. ^ 1/24付週間シングルランキング1位はAimerの「残響散歌/朝が来る」”. ORICON NEWS (2022年1月21日). 2022年1月26日閲覧。
  17. ^ 【ビルボード】Aimer「残響散歌」総合ソング首位奪還でV3達成”. Billboard JAPAN (2022年1月19日). 2022年1月22日閲覧。
  18. ^ 2021年度デジタルシングル最高初動
  19. ^ 1月度ダウンロード認定~Aimer「残響散歌」、SPYAIR「RAGE OF DUST」がプラチナ認定に”. PR TIMES (2022年2月11日). 2022年2月19日閲覧。
  20. ^ a b 週間デジタルシングル 2022-02-21付”. you大樹 (2022年2月16日). 2022年2月21日閲覧。
  21. ^ https://www.riaj.or.jp/f/data/cert/st_search.html