有明体操競技場
有明体操競技場 | |
---|---|
有明体操競技場 建設状況 (2019年11月28日撮影) | |
施設情報 | |
用途 | 展示場、スポーツ練習場[1] |
収容人数 | 12,000人(仮設席を含む) |
設計者 |
日建設計(基本設計・実施設計監修・監理)[1] 清水建設(実施設計)[1] |
施工 | 清水建設[1] |
建築主 |
東京都[1] 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会[1] |
事業主体 | 東京都 |
管理運営 |
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020大会期間中) 東京ビッグサイト(展示場運営) |
構造形式 |
主体構造:鉄骨造[1] 屋根:木造[1] 杭・基礎:杭基礎[1] |
敷地面積 | 約96,400 m2[1] |
建築面積 | 約21,200 m2[1] |
延床面積 |
競技場:約35,200m2 その他:約4,100m2 合計:約39,300 m2[1] ※東京2020大会時 |
階数 | 地上3階[1] |
高さ |
最高高:約30 m[1] 軒高:約18.2 m[1] |
着工 | 2017年(平成29年)11月[1] |
竣工 | 2019年(令和元年)10月[1] |
総工費 | 205億円 |
所在地 |
〒135-0063 東京都江東区有明1-10[1] |
位置 | 北緯35度38分29.2秒 東経139度47分30.7秒 / 北緯35.641444度 東経139.791861度座標: 北緯35度38分29.2秒 東経139度47分30.7秒 / 北緯35.641444度 東経139.791861度 |
有明体操競技場(ありあけたいそうきょうぎじょう)は、東京都江東区有明に在った競技施設。2020年東京オリンピックの体操競技会場として2019年(令和元年)10月完成。第62回BCS賞受賞[2]。
五輪後利用では、有明展示場(愛称: 有明GYM-EX〈有明ジメックス〉)として転用改修し[3]、2023年(令和5年)5月に開業した[4]。施設の運営は東京国際展示場を運営する東京ビッグサイト)である[3]。
概要
[編集]2020年東京オリンピックの体操(体操、新体操、トランポリン)およびパラリンピックではボッチャが行われた[5][6]。
2019年(令和元年)10月25日に完成し、29日に報道関係者に公開された[7]。組織委員会などが約205億円かけて整備した施設は[8]、地上3階建て、建築面積2万1261平方メートル、延べ床面積3万9194平方メートル[9]。東京五輪関連競技施設としては最大の木材使用量となる建物で、カラマツ、スギなど約2300立方メートルが使われた[9]。車いす用135席を含む観客席は約1万2000席あり、同年11月28日より世界トランポリン競技選手権が開催された[7][9]。
大会後、まちづくりの拠点として都が建物を引き取ることから、恒設に準じる仮設施設として建てられた。後利用の整備費は都が負担し、約1万平方メートルの展示場として10年程度運営される予定としている[10]。
2022年(令和4年)8月に東京国際展示場を運営する東京ビッグサイトより有明体操競技場について有明展示場(愛称: 有明GYM-EX〈有明ジメックス〉)として施設の整備を実施し、運営に当たること及び敷地面積約36,500 m2、展示面積約9,400 m2、展示スペースの他に事務室と会議室を整備することが発表された[3][11]。
2023年(令和5年)5月18日、施設が全面開業した[4][12]。有明GYM-EXとしての開業後は主に展示会やEスポーツの大会に使用されている[13]。
ギャラリー
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 新建築社『新建築 9』、2019年第94巻11号、pp.66 - 71、p.197
- ^ “第62回受賞作品(2021年)有明体操競技場 環境の時代の「木の器」を世界に発信”. 日本建設業連合会. 2021年11月26日閲覧。
- ^ a b c 『有明展示場(有明GYM-EX※)の開業について』(HTML)(プレスリリース)株式会社東京ビッグサイト、2022年8月8日 。2023年9月18日閲覧。
- ^ a b 『5月18日(木)「有明GYM-EX(ジメックス)」開業』(HTML)(プレスリリース)株式会社東京ビッグサイト、2023年4月28日 。2023年9月18日閲覧。
- ^ 東京都オリンピック・パラリンピック準備局. “有明体操競技場”. 2016年9月4日閲覧。
- ^ 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会. “会場:有明体操競技場”. 2016年9月4日閲覧。
- ^ a b 客席少々痛めクッション持参も/五輪体操会場体験記 - 日刊スポーツ (2019年10月29日)
- ^ “有明体操競技場が完成 木材ふんだんに”. 日本経済新聞. (2019年10月29日) 2021年11月26日閲覧。
- ^ a b c 23.5カ月の超短工期で「有明体操競技場」完成、木材使用は五輪施設で最多 - Built (2019年11月1日)
- ^ “都民向け開業は22〜23年、見えてきた五輪施設群の後工事計画”. 日経XTECH. (2021年8月20日) 2021年11月26日閲覧。
- ^ 東京ビッグサイト、五輪使用の「有明展示場」23年春開業 - 日本経済新聞 (2022年8月9日)
- ^ “大型展示場 有明GYM-EXグランドオープン|東京都”. www.metro.tokyo.lg.jp. 2024年8月22日閲覧。
- ^ “RAGE初の『スト6』公式大会が3月24日に有明GYM-EXで開催。SHAKA、よしなま、ドンピシャ、しんじらが出場 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2024年2月20日). 2024年8月22日閲覧。