書き下ろし100冊
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書き下ろし100冊(かきおろし100さつ)は、日本の大手出版社である講談社が、2009年12月17日に前身の大日本雄辯會が創立されてからちょうど100周年を迎えることを記念して行われている企画である。執筆陣は若手からベテランまで幅広く、また内容も小説からノンフィクション、絵本までと多岐にわたる。企画のロゴマークが入れられるほかは、作品のコンセプトなどにおいて特に共通点はない。2008年11月から2011年1月にかけて全106作品の刊行をもって終了した。
既刊一覧
[編集]2008年
[編集]11月
- 吉田修一 『元職員』
- 本多孝好 『チェーン・ポイズン』
- 佐伯泰英 『黙契 交代寄合伊那衆異聞』『御暇 交代寄合伊那衆異聞』(講談社文庫からの刊行)
- 絲山秋子 『北緯14度』
- いもとようこ 『とうさんのあしのうえで』
- 荒井良二 『えほんのこども』
- あべ弘士 『エゾオオカミ物語』
- 長谷川義史 『てんごくのおとうちゃん』
- 斉藤洋 『「おまえだ!」とカピバラはいった』
- 石崎洋司 『黒魔女さんが通る!! スペシャル 黒魔女さんのクリスマス』
2009年
[編集]1月
2月
- いとうひろし 『おつきさまのやくそく』
3月
5月
- 井上章一 『伊勢神宮 魅惑の日本建築』
- 中島義道 『差別感情の哲学』
- 保阪正康 『明仁天皇と裕仁天皇』
- 伊井直行 『ポケットの中のレワニワ(上・下)』
- 山本容子 『山本容子の姫君たち himegimi@heian』
- あさのあつこ 『ねこの根子さん』
- 笹生陽子 『世界がぼくを笑っても』
- 船戸与一 『夜来香(イエライシャン)海峡』
6月
7月
8月
9月
10月
- 玄侑宗久 『阿修羅』
11月
12月
- 西尾維新 『難民探偵』
- 後藤正治 『奇蹟の画家』
- 重松清 『十字架』(第44回吉川英治文学賞受賞)
- 大江健三郎 『水死』
- 宮澤正明 『伊勢神宮 〈現代に生きる神話〉』
- 和田誠 『東京見物』
- 大野裕之 『チャップリンの影 〜日本人秘書 高野虎市〜』
2010年
[編集]1月
- 宇江佐真理 『虚ろ舟 泣きの銀次 参之章』
3月
4月
5月
6月
7月
- 舞城王太郎 『獣の樹』
- 松井今朝子 『星と輝き花と咲き』
- 市川拓司 『吸涙鬼 Lovers of Tears』
- 奥泉光 『シューマンの指』
- 多和田葉子 『尼僧とキューピッドの弓』
- 藤原正彦 『ヒコベエ』
8月
- 森村誠一 『悪道』
- 上田秀人 『天主信長 我こそ天下なり』
- 乙川優三郎/文・中一弥/画 『亦々一楽帖』
- 飯塚真紀子 『9・11の標的をつくった男 天才と差別――建築家ミノル・ヤマサキの生涯』
- 麻生幾 『奪還』
9月
10月
- 首藤瓜於 『刑事のはらわた』
- 黒岩比佐子 『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』
- 高田崇史 『鬼神伝 龍の巻』
- 花村萬月 『西方之魂(ウエストサイドソウル)』
- 町田康 『人間小唄』
- 安達千夏 『マキリ』
- 上遠野浩平 『私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100』
- 森博嗣 『喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima』
- 諸田玲子 『天女湯おれん これがはじまり』
- 酒井順子 『金閣寺の燃やし方』
11月
- 畠中恵 『若様組まいる』
- 大崎善生 『ユーラシアの双子』
- 乃南アサ 『地のはてから』
- 荒山徹 『友を選ばば』
- 赤坂憲雄 『岡本太郎という思想』
- 黒木亮 『獅子のごとく 小説 投資銀行日本人パートナー』
- 百田尚樹 『錨を上げよ』
- 石井光太 『感染宣告 エイズなんだから、抱かれたい』
12月
- 津島佑子 『黄金の夢の歌』
- 大沢在昌 『やぶへび』
- 中島京子 『エルニーニョ』
- 高樹のぶ子 『飛水 HISUI』
- 高嶋哲夫 『首都感染』
- 佐藤亜紀 『醜聞の作法』
- 樋口明雄 『ミッドナイト・ラン!』
- 今野敏 『ST 沖ノ島伝説殺人ファイル 警視庁科学特捜班』
2011年
[編集]1月