暘谷駅
暘谷駅 | |
---|---|
駅舎(2019年10月) | |
ようこく Yōkoku | |
◄日出 (1.2 km) (2.9 km) 豊後豊岡► | |
所在地 | 大分県速見郡日出町字佐尾 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 108.4 km(小倉起点) |
電報略号 | コク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,066人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)3月9日 |
備考 | 簡易委託駅[1] |
暘谷駅(ようこくえき)は、大分県速見郡日出町字佐尾にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である[2]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1987年(昭和62年)
- 1992年(平成4年)5月1日:駅舎が完成し、駅員配置駅となる[6][注釈 1]。
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[7]。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)11月17日:列車接近メロディ(駅メロ)使用開始[11]。
- 2022年(令和4年)
-
旧駅舎(2008年7月)
-
駅舎(2016年6月。駅前広場は建設中)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線の設備を有する地上駅[2]。簡易委託駅[1]であり、きっぷうりばが設置されている。以前はJR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅であった[15]。
日出町の暘谷駅周辺地区都市再生整備計画により、2016年に暘谷駅は東側へ約100m移設された。移設に伴い、ホームのかさ上げを行って車両との段差を解消、南北自由通路を併設した駅舎と駅前広場、駅前駐車場などが整備され、駅南北にロータリーが建設された[16]。また、これに合わせてケーズデンキ横の旧大分県立日出高等学校のグラウンド跡地[17]に複合商業施設が建設され、2015年6月1日にBiVi日出としてオープンした。
駅舎には、日出町内にあるハーモニーランドに因んで、サンリオのキャラクターがデザインされている[18]。
また、2018年11月17日より、接近放送のメロディーに『ハローキティ40thアニバーサリーソング「ARIGATO HUG YOU」』が採用された[11]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■日豊本線 | 下り | 別府・大分方面 |
2 | 上り | 中津・小倉方面 |
利用状況
[編集]1986年(昭和61年)度には乗車人員が2,991人(定期外:325人、定期:2,666人)で降車人員が3,204人[19]、1987年(昭和62年)度には乗車人員が177,645人(定期外:15,124人、定期:162,521人)で降車人員が171,777人であった[20]。2015年(平成27年)度の乗車人員は301,500人(定期外:80,946人、定期:220,554人)、降車人員は305,801人である[21]。
特急列車は全て通過するが、特急一部停車駅である宇佐駅や柳ヶ浦駅よりも当駅の乗降客数は多い。
年度 | 年間 乗車人員 |
定期外 乗車人員 |
定期 乗車人員 |
一日平均 乗車人員* |
年間 降車人員 |
出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1986年(昭和61年) | 2,991 | 325 | 2,666 | - | 3,204 | [19] |
1987年(昭和62年) | 177,645 | 15,124 | 162,521 | - | 171,777 | [20] |
- | - | - | - | - | - | - |
1990年(平成2年) | 233,750 | 19,381 | 214,369 | - | 238,636 | [22] |
1991年(平成3年) | 284,685 | 61,626 | 223,059 | - | 264,848 | [23] |
1992年(平成4年) | 323,842 | 84,793 | 239,049 | - | 321,399 | [24] |
1993年(平成5年) | 334,807 | 95,344 | 239,463 | - | 333,903 | [25] |
1994年(平成6年) | 340,498 | 94,621 | 245,877 | - | 344,064 | [26] |
1995年(平成7年) | 362,110 | 103,764 | 258,346 | - | 367,453 | [27] |
1996年(平成8年) | 353,909 | 101,489 | 252,420 | - | 358,769 | [28] |
1997年(平成9年) | 286,632 | 94,336 | 192,296 | - | 292,032 | [29] |
1998年(平成10年) | 246,651 | 89,274 | 157,377 | - | 251,433 | [30] |
1999年(平成11年) | 251,000 | 91,046 | 159,954 | - | 249,511 | [31] |
2000年(平成12年) | 263,477 | 91,065 | 172,412 | 722 | 265,782 | [32] |
2001年(平成13年) | 274,439 | 92,647 | 181,792 | 752 | 274,186 | [33] |
2002年(平成14年) | 270,315 | 90,616 | 179,699 | 741 | 273,165 | [34] |
2003年(平成15年) | 280,655 | 89,578 | 191,077 | 769 | 281,643 | [35] |
2004年(平成16年) | 274,494 | 87,074 | 187,420 | 752 | 275,186 | [36] |
2005年(平成17年) | 280,474 | 85,386 | 195,088 | 768 | 282,306 | [37] |
2006年(平成18年) | 284,254 | 84,638 | 199,616 | 779 | 285,031 | [38] |
2007年(平成19年) | 282,960 | 82,919 | 200,041 | 773 | 284,837 | [39] |
2008年(平成20年) | 294,870 | 82,089 | 212,781 | 808 | 296,129 | [40] |
2009年(平成21年) | 293,980 | 75,090 | 218,890 | 805 | 297,288 | [41][注釈 2] |
2010年(平成22年) | 288,695 | 73,408 | 215,287 | 791 | 290,831 | [43][注釈 2] |
2011年(平成23年) | 282,394 | 73,417 | 208,977 | 772 | 284,468 | [44][注釈 2] |
2012年(平成24年) | 281,996 | 76,266 | 205,730 | 773 | 281,952 | [45][注釈 2] |
2013年(平成25年) | 289,656 | 77,512 | 212,144 | 794 | 290,227 | [46][注釈 2] |
2014年(平成26年) | 291,190 | 77,450 | 213,740 | 798 | 290,493 | [47][注釈 2] |
2015年(平成27年) | 301,500 | 80,946 | 220,554 | 824 | 305,801 | [21][注釈 2] |
2016年(平成28年) | - | - | - | 810 | - | [48] |
2017年(平成29年) | - | - | - | 867 | - | [49] |
2018年(平成30年) | - | - | - | 862 | - | [50] |
2019年(令和元年) | - | - | - | 867 | - | [51] |
2020年(令和 | 2年)- | - | - | 747 | - | [52] |
2021年(令和 | 3年)- | - | - | 770 | - | [53] |
2022年(令和 | 4年)- | - | - | 822 | - | [54] |
2023年(令和 | 5年)- | - | - | 1,066 | - | [55] |
※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
駅周辺
[編集]駅前は日出町の中心地で金融機関も概ね揃う。なお、ハーモニーランドは当駅から北東へ4.5 kmほどの位置にある。
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “日出町の暘谷駅と大神駅、4月から簡易委託駅に 近く正式契約へ”. 大分合同新聞. (2022年3月30日). オリジナルの2022年3月30日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、27頁。
- ^ “地域密着へ6新駅開業 九州総局管内 日豊本線の一部複線化も”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年3月10日)
- ^ a b 『交通年鑑 昭和63年版』交通協力会、1988年3月。
- ^ 「通報 ●駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1987年3月7日、3面。
- ^ a b “暘谷駅舎が完成、駅員も配置 乗降客の増加で”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 21. (1992年5月2日)
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ 暘谷駅が移転 新駅舎完成 読売新聞(YOMIURI ONLINE)、2016年5月18日
- ^ “踏切通らず移動 暘谷駅の自由通路と駅舎完成”. 2016年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月19日閲覧。 大分合同新聞、2016年4月18日
- ^ 日出町:暘谷駅と城址の整備完成 記念式典/大分 毎日新聞、2016年8月20日
- ^ a b hijinavi 大分県日出町公式チャンネル (2018-11-17), 【大分県日出町】ハローキティ&日出町コラボデザインのマンホールを披露【ハローキティとくらすまち】 2018年11月20日閲覧。
- ^ a b 『駅体制の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2021年12月23日。オリジナルの2021年12月23日時点におけるアーカイブ 。2021年12月24日閲覧。
- ^ “県内のJR3駅で無人化回避へ業務委託始まる”. NHK. (2022年4月1日). オリジナルの2022年4月1日時点におけるアーカイブ。 2022年4月9日閲覧。
- ^ “無人化3駅で業務委託へ 来月以降、JR九州が協議中”. 読売新聞 (読売新聞社). (2022年3月12日) 2022年3月17日閲覧。
- ^ 大分駅事業所 - JR九州サービスサポート.2021年12月11日閲覧
- ^ 社会資本総合整備計画について 日出町
- ^ 校舎は北側ケーズデンキの敷地部分。
- ^ ハーモニーランドがある大分県日出町のJR暘谷駅がキュートにリニューアル! ハローキティが一日駅長に就任しました! ハーモニーランドのプレスリリース(PR TIMES)、2016年8月22日
- ^ a b 大分県総務部統計課『昭和62年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1988年12月28日。
- ^ a b 大分県総務部統計課『平成元年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1989年12月28日。
- ^ a b “平成28年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物)”. 大分県総務部統計課 (2017年3月30日). 2017年8月3日閲覧。
- ^ 大分県総務部統計課『平成3年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1991年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成4年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1992年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成5年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1994年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成6年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1995年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成7年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1996年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成8年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1997年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成9年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1998年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成10年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、1999年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成11年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2000年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成12年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2001年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課『平成13年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物)(ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成14年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物)(ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成15年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物)(ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成16年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物)(ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成17年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物)(ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成18年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物)(ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成19年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物)(ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成20年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物)(ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課『平成21年版 大分県統計年鑑』大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物)(ウェブ版XLS)
- ^ “平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 池端真理『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』地域総合研究 第38巻 第2号(鹿児島国際大学地域総合研究所)2011年
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成25年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2014年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2016年8月20日閲覧。
- ^ “平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成27年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2016年3月29日”. 大分県総務部統計課. 2017年8月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成29年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月28日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月8日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年9月21日閲覧。
- ^ a b c 路線図 暘谷駅起点 (PDF) 大分交通
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 暘谷駅(駅情報) - 九州旅客鉄道