春日神社 (横浜市)
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春日神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 神奈川県横浜市港南区日野中央2-9-3 |
位置 | 北緯35度23分10.8秒 東経139度34分54.5秒 / 北緯35.386333度 東経139.581806度座標: 北緯35度23分10.8秒 東経139度34分54.5秒 / 北緯35.386333度 東経139.581806度 |
主祭神 | 天児屋根命 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 1099年(康和元年) |
本殿の様式 | 権現造 |
別名 | 春日さま |
地図 |
春日神社(かすがじんじゃ)は神奈川県横浜市港南区日野中央にある神社である。日野四村(宮ヶ谷、宮下、金井、吉原)の総鎮守。地名を冠して日野春日神社(ひのかすがじんじゃ)とも称される。
歴史
[編集]1099年(康和元年)に仁和寺の僧・尋清が、当地に祠を建立して武蔵国国司・藤原成実の守神である紫冠帯剣の神像を安置し、穂井の神社と称したのが始まりとされる。尋清自らは隣地に真如坊(現・徳恩寺)を建て別当となった。後に、藤原氏の氏神である春日大明神から、春日神社となる。
社殿・境内
[編集]権現造の社殿は、久世大和守広志の助けを受け、名主の高梨政栄が造営したもので、嘉永7年(1854年)の建立。本殿は桟瓦葺入母屋造、幣殿は桟瓦葺両下造、拝殿は桟瓦葺入母屋造である。拝殿正面には唐破風向拝を付け、十二支など数多の彫刻装飾が施され、格天井には色彩画が描かれている。彫刻装飾は、安房国千倉の代表的な彫刻師であり、西叶神社を手がけた後藤利兵衛義光の作。
本殿・幣殿・拝殿は、1994年(平成6年)11月1日に、横浜市指定有形文化財(建造物)に指定されている[1]。また社叢林は、東隣の日野中央公園の樹林と一体を成しており、春日神社の森は「春日神社の社叢林」として1992年(平成4年)11月1日に、日野中央公園の森は「日野中央公園の樹叢」として1993年(平成5年)11月1日に、それぞれ横浜市指定天然記念物に指定されている[1]。
また、横浜市教育委員会の調査では、境内山中に古墳時代の横穴墓も存在することが確認されている[2]。
祭神
[編集]祭事・年中行事
[編集]- 春季例祭:3月23日
- 夏季大祭:8月31日
- 秋季例祭:11月23日
文化財
[編集]所在地・交通
[編集]神奈川県横浜市港南区日野中央2-9-3
脚注
[編集]- ^ a b “国・神奈川県および横浜市指定・登録文化財目録”. 横浜市教育委員会. 2022年5月3日閲覧。
- ^ 横浜市教育委員会(2004年)92~93頁
参考文献
[編集]- 横浜市教育委員会『横浜市文化財地図』横浜市 2004年(平成16年)3月 92~93頁
- 『こうなん道ばたの風土記』(港南の歴史研究会)