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春日神社 (横浜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
春日神社

拝殿
所在地 神奈川県横浜市港南区日野中央2-9-3
位置 北緯35度23分10.8秒 東経139度34分54.5秒 / 北緯35.386333度 東経139.581806度 / 35.386333; 139.581806座標: 北緯35度23分10.8秒 東経139度34分54.5秒 / 北緯35.386333度 東経139.581806度 / 35.386333; 139.581806
主祭神 天児屋根命
社格村社
創建 1099年康和元年)
本殿の様式 権現造
別名 春日さま
地図
春日神社の位置(横浜市内)
春日神社
春日神社
地図
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春日神社(かすがじんじゃ)は神奈川県横浜市港南区日野中央にある神社である。日野四村(宮ヶ谷、宮下、金井、吉原)の総鎮守。地名を冠して日野春日神社(ひのかすがじんじゃ)とも称される。

歴史

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1099年康和元年)に仁和寺の僧・尋清が、当地に祠を建立して武蔵国国司藤原成実の守神である紫冠帯剣の神像を安置し、穂井の神社と称したのが始まりとされる。尋清自らは隣地に真如坊(現・徳恩寺)を建て別当となった。後に、藤原氏氏神である春日大明神から、春日神社となる。

社殿・境内

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権現造の社殿は、久世大和守広志の助けを受け、名主の高梨政栄が造営したもので、嘉永7年(1854年)の建立。本殿は桟瓦葺入母屋造、幣殿は桟瓦葺両下造、拝殿は桟瓦葺入母屋造である。拝殿正面には唐破風向拝を付け、十二支など数多の彫刻装飾が施され、格天井には色彩画が描かれている。彫刻装飾は、安房国千倉の代表的な彫刻師であり、西叶神社を手がけた後藤利兵衛義光の作。

本殿・幣殿・拝殿は、1994年(平成6年)11月1日に、横浜市指定有形文化財(建造物)に指定されている[1]。また社叢林は、東隣の日野中央公園の樹林と一体を成しており、春日神社の森は「春日神社の社叢林」として1992年(平成4年)11月1日に、日野中央公園の森は「日野中央公園の樹叢」として1993年(平成5年)11月1日に、それぞれ横浜市指定天然記念物に指定されている[1]

また、横浜市教育委員会の調査では、境内山中に古墳時代横穴墓も存在することが確認されている[2]

祭神

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天児屋根命

祭事・年中行事

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  • 春季例祭:3月23日
  • 夏季大祭:8月31日
  • 秋季例祭:11月23日

文化財

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所在地・交通

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神奈川県横浜市港南区日野中央2-9-3

脚注

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  1. ^ a b 国・神奈川県および横浜市指定・登録文化財目録”. 横浜市教育委員会. 2022年5月3日閲覧。
  2. ^ 横浜市教育委員会(2004年)92~93頁

参考文献

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  • 横浜市教育委員会『横浜市文化財地図』横浜市 2004年(平成16年)3月 92~93頁
  • 『こうなん道ばたの風土記』(港南の歴史研究会)

関連項目

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外部リンク

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