日本郵政グループ女子陸上部
日本郵政グループ女子陸上部(にっぽんゆうせいグループじょしりくじょうぶ)は、日本郵政グループの女子陸上競技部である。
概要
[編集]2013年10月にJPタワーで創部発表会を行い、2014年4月に日本郵政グループ創業初の実業団チームとして創部された[1][2]。「手紙を運ぶ郵便」と「たすきをつなぐ駅伝」の親和性の強さから、駅伝を中心に、中長距離選手の育成・支援をするとともに、スポーツ活動を通じた、地域・社会への貢献も目指すことをチームの理念としている[3]。監督には積水化学、リクルートACでコーチとして高橋尚子・有森裕子を指導し[4]、UFJ銀行・トヨタ車体・東京電力(いずれも休廃部)の監督を務めた高橋昌彦を迎えた[5]。
選手は日本郵政グループの3社(日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険)に所属しながら競技活動を行っている。2015年3月に東京都小金井市に寮が完成し、全ての選手が集団生活を送っている[6]。
主な実績
[編集]2015年
- 第35回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 12位[7]
2016年
- 第36回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 優勝[8]
2017年
- 第37回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 3位[9]
2018年
- 第38回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 7位[10]
2019年
- 第39回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 優勝
2020年
- 第40回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 優勝
2021年
- 第41回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 4位
2022年
- 第42回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 3位
2023年
- 第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 2位
選手・スタッフ
[編集]選手
[編集]- 1期生(2014年)
鈴木亜由子、柴田千歳(~2019)、関根花観(~2020)、池田優子(~2016)、小座間夏子(~2016)、藤田千尋(~2016)
- 2期生(2015年)
寺内希(~2018)、岩高莉奈(~2017)、岩橋優(~2017)、東出早紀子(~2017)
- 3期生(2016年)
鍋島莉奈(~2021、積水化学に移籍)、宇都宮恵理(~2021)、中川京香(~2017)
- 4期生(2017年)
上原明悠美(~2018)、木村芙有加(~2019)、澤口真美絵(~2019)、廣瀬亜美(~2017)
- 5期生(2018年)
太田琴菜、樽本知夏(~2023)、林英麻(~2021)
- 6期生(2019年)
- 8期生(2021年)
小坂井智絵、土井葉月、三原梓(~2023、ルートインホテルズに移籍)
- 9期生(2022年)
- 10期生(2023年)
- 11期生(2024年)
スタッフ
[編集]脚注
[編集]- ^ 日本郵政グループ女子陸上部のトピックス 公式サイト 2016年6月10日
- ^ 「日本郵政グループ女子陸上部」の創部について 日本郵政株式会社プレスリリース 2016年6月10日
- ^ 女子陸上部について 公式サイト 2016年6月10日
- ^ “日本郵政グループ女子陸上部が発足”. 日刊スポーツ. (2013年10月1日) 2017年1月15日閲覧。
- ^ “ひと 高橋昌彦さん=クイーンズ駅伝で初優勝した日本郵政グループ監督”. 毎日新聞. (2016年11月28日) 2017年1月15日閲覧。
- ^ 日本郵政グループ女子陸上部公式Facebook2015年3月11日付記事 2016年6月10日
- ^ 第35回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会記録日本実業団陸上競技連合 2016年6月10日
- ^ 日本郵政グループ初優勝=豊田自動織機は失格-実業団女子駅伝 時事通信社 2016年11月27日
- ^ 第37回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 日本陸上競技連盟公式サイト 2019年2月3日
- ^ 第38回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 日本陸上競技連盟公式サイト 2019年2月3日
- ^ “日本郵政グループに3選手が新加入!名門高エースの杉森心音と田島愛梨、拓大卒・牛佳慧の強力トリオでクイーンズ駅伝V奪還へ”. 月陸Online. (2023年4月3日) 2023年4月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 日本郵政グループ女子陸上部 (jpgroupathlete) - Facebook
- 日本郵政グループ女子陸上部 - YouTubeチャンネル