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日本講談協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本講談協会
団体種類 任意団体
所在地 東京都
主要人物 会長 神田紅
ウェブサイト https://www.n-kodan.com/
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日本講談協会(にほんこうだんきょうかい)は、東京都に本部を置く講談師が所属する団体。

沿革

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1991年10月、2代目神田山陽が、講談協会の会長選挙の方法について異議を唱えたことにより、一部を除く弟子を引き連れ講談協会より独立し設立[1]。現在も山陽一門のみで構成されている。多くの協会員が提携団体の落語芸術協会にも加入(例外あり)しており、前座修業も落語芸術協会の定席寄席で行っている者も多い。

2021年1月、協会のホームページがリニューアルされる[2]

役員

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2022年現在[3]

歴代会長

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出典:[3]

代数 高座名 任期 備考
1 二代目神田山陽 1991年 - 2000年 死去により退任
2 三代目神田松鯉 2000年 - 2005年
3 神田陽子 2006年 - 2007年
4 神田紫 2008年 - 2009年
5 神田紅 2010年 - 2011年
6 神田紫 2012年 - 2013年
7 神田陽子 2014年 - 2015年
8 神田紅 2016年 - 現職

会員

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※印は落語芸術協会にも加入している会員。神田茜のみ落語協会に加入している。

真打

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二ツ目

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前座

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系図については講談師#現在活動している講談師を参照。

興行

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前述の通り、落語芸術協会(神田茜のみ落語協会)に加入している講談師は、同協会の定席興行に定期的に顔付けされており、中には落語中心の演目ながら講談で主任(トリ)を務める講談師もいる(松鯉、陽子、紫、紅、伯山など)。それ以外の日本講談協会主催では以下の興行を、永谷商事所有の演芸場で定期的に行っている。

  • お江戸上野広小路亭
    • 日本講談協会定席 - 毎月2日間連続開催。開演前には「朝の前座勉強会」を行っている。
    • 講談広小路亭 - 毎月1回開催。
    • 明日葉会 - 毎月1回、二ツ目講談師(真紅・紅佳・紅純・桜子・松麻呂・陽乃丸・鯉花)による研鑽目的の興行。前座は出演しない。
  • お江戸日本橋亭
    • 若葉会 - 毎月1回、二ツ目・前座講談師によるによる研鑽目的の興行。
  • 新宿永谷ホール
    • 講談新宿亭 - 1月及び毎偶数月1回開催。

このほか、特別興行として毎年4月上旬の「日本講談協会祭」、毎年10月下旬の「山翁祭」(10月30日が命日の二代目神田山陽の周忌追善興行)を行っている。

出典

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  1. ^ 小金井芦州啖呵を切る-145.(余滴)講談協会分裂小史
  2. ^ ameblo.jp/kandabenika. “「日本講談協会のホームページがリニューアル」2021.1”. 2022年6月23日閲覧。
  3. ^ a b 概要・問合せ - 日本講談協会
  4. ^ 神田紅 公式ホームページ. “講談の世界”. 2022年6月23日閲覧。
  5. ^ 落語芸術協会. “神田松鯉”. 2022年6月23日閲覧。
  6. ^ 神田愛山 exblog. “講談読み物帳”. 2022年6月23日閲覧。
  7. ^ 神田陽子. “公式ホームページ”. 2022年6月23日閲覧。
  8. ^ 落語芸術協会. “神田紫”. 2022年6月23日閲覧。

 

関連項目

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  • 落語芸術協会 - 提携関係にあり、当協会と二重加盟している会員も多い。
  • 落語協会 - 神田茜のみ、芸協ではなく当協会にも加盟している。

外部リンク

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