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日本海石油

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ENEOSホールディングス > ENEOS > 日本海石油
日本海石油株式会社
Nihonkai Oil Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
931-8522
富山市四方北窪字前島平均500
設立 1967年(昭和42年)7月19日
業種 石油・石炭製品
法人番号 3230001002291 ウィキデータを編集
事業内容 倉庫業
代表者 代表取締役社長 細谷 義博
資本金 4億円
従業員数 39人
決算期 3月
主要株主 ENEOS株式会社 100%
主要子会社 日海石商事
外部リンク http://www.nks.jx-group.co.jp/
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日本海石油株式会社(にほんかいせきゆ、英文社名 Nihonkai Oil Co., Ltd.)は、富山県富山市に本社を置き、同市にあるオイルターミナル、富山油槽所(旧富山製油所)を運営・管理する企業である。ENEOS(旧日本石油)の完全子会社で、ENEOSグループに属する。石油精製事業からは、2009年3月末をもって撤退した。

沿革

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  • 1967年昭和42年)7月19日 - 北陸電力・日本石油(現在のENEOS)・日産化学工業日本カーバイド工業日本ゼオンの共同出資で会社設立。出資比率は北陸電力が40%、他4社が各15%。
  • 1969年(昭和44年)10月1日 - 富山製油所操業開始。
  • 1970年(昭和45年)11月 - 日本石油が北陸電力から株式の一部を取得、出資比率が50%に。日本カーバイド工業保有の全株式を富山共同火力発電が取得。
  • 1971年(昭和46年)8月4日 - 日本石油の出資比率が66%となり、日石グループの一員となる。他社の出資比率は北陸電力19%、富山共同火力9%、日産化学工業6%。
  • 1996年平成8年)3月 - ISO9001取得。
  • 1996年(平成8年)8月 - ISO14001取得。
  • 2004年(平成16年)4月 - 出資企業の富山共同火力発電が北陸電力に吸収合併。新日本石油以外の出資比率は北陸電力28%、日産化学工業6%。
  • 2009年(平成21年)3月 - 新日本石油が北陸電力と日産化学工業から全株式を取得、完全子会社化。

富山油槽所

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所在地は本社と同じ富山市神通川が日本海に注ぐ河口付近にあり、東側には北陸電力富山火力発電所がある。

各地のENEOSグループ製油所から供給された製品は、北陸地方を中心にタンクローリータンカーパイプラインで発送される。富山製油所時代には、各種燃料油ガソリンナフサ灯油軽油A重油C重油)やLPガス硫黄を敷地内で生産していた。

データ

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  • 所在地 - 富山市四方北窪字前島平均500
  • 敷地面積 - 57万m2[1]
  • 従業員数 - 約30人(2009年4月1日現在)
  • 取扱数量 - 年間約150万キロリットル(2009年度)
  • 取扱油種 - 原油、燃料油(ガソリン・灯油・軽油・ナフサ・C重油)等

主要設備

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富山製油所時代のもの。括弧内は1日当りの処理能力(2007年4月1日現在)[2]

油槽所(製油所)の沿革

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  • 1969年(昭和44年)10月1日 - 富山製油所操業開始。原油処理能力は30,000バレル/日。
  • 1973年(昭和48年)7月4日 - 原油処理能力を60,000バレル/日に増強。
  • 1983年(昭和58年)9月 - 原油処理能力を46,000バレル/日に削減。
  • 2009年(平成21年)3月 - 石油精製装置を全面停止し、オイルターミナル化。富山製油所から富山油槽所に改称。

関連企業

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  • 日海石商事株式会社 - 石油製品の販売斡旋など
  • 北海商事株式会社 - 港湾作業、曳船業、海上運送業など

脚注

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  1. ^ 会社概要
  2. ^ 石油連盟の統計資料『会社・製油所別主要石油精製設備一覧』による

関連項目

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