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日南東郷インターチェンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日南東郷インターチェンジ
日南東郷IC(2018年2月撮影)
所属路線 E78 東九州自動車道
日南・志布志道路
IC番号 32
本線標識の表記 日南東郷
起点からの距離 341.8km(北九州JCT起点)
0.0 km(日南東郷IC起点)
日南北郷IC (9.0 km)
(3.2 km) 油津IC(事業中)
接続する一般道
宮崎県道434号標識
宮崎県道434号風田星倉線
供用開始日 2018年3月11日
通行台数 x台/日
所在地 宮崎県日南市大字東弁分
北緯31度37分19.8秒 東経131度23分18.3秒 / 北緯31.622167度 東経131.388417度 / 31.622167; 131.388417座標: 北緯31度37分19.8秒 東経131度23分18.3秒 / 北緯31.622167度 東経131.388417度 / 31.622167; 131.388417
備考 宮崎方面のみ通行可能
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日南東郷インターチェンジ(にちなんとうごうインターチェンジ)は、宮崎県日南市にある東九州自動車道日南・志布志道路(東九州自動車道に並行する一般国道220号自動車専用道路)のインターチェンジである。

概要

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宮崎方面のみ通行可能なハーフインターチェンジである。計画当初の仮称は日南インターチェンジ(にちなんインターチェンジ)であった。

清武JCT - 油津ICが新直轄方式に変更されたため、日南東郷ICに料金所は設置されておらず、該当する区間は無料で通行可能である。また、志布志方面は日南東郷IC - 油津IC間が国道220号日南・志布志道路として、油津IC - 南郷IC間が油津・夏井道路として事業中である[1][2]

歴史

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2008年10月時点の日南東郷IC予定地
  • 1997年(平成9年)3月北郷IC - 日南ICの工事着工式[3][4]
  • 2009年(平成21年):北郷IC - 日南IC間で建設中であった広渡川2号橋(全長265m)に桁の厚み、鉄筋量の不足などの設計ミスによるひび割れが見つかり、取り壊し再建造となった[5][6]。当初の完成予定は2011年7月であった[5][6]
  • 2012年(平成24年)度末:北郷IC - 日南IC間の事業進捗率は、事業費ベースで約46%、用地進捗率は約97%[7]
  • 2013年(平成25年)
    • 4月8日:清武IC - 日南IC区間最長となる猪八重トンネル(4858メートル)貫通[8]
    • 6月14日:国土交通省九州地方整備局は開通時期が未定だった北郷IC - 日南IC間が2017年度に開通すると発表[9]
    • 10月11日:九州地方整備局は東九州自動車道で唯一事業化されていない日南IC - 志布志IC間(約40キロ)の3ルート案を提示[10]
  • 2014年(平成26年)度:日南IC - 北郷ICについて九州地方整備局の発表では事業進捗率約64%、用地進捗率約98%[11]
  • 2014年(平成26年)5月28日国土交通省九州地方整備局が日南 - 志布志間について、全区間を自動車専用道路として整備する方針を明らかし、福岡市で開いた有識者による小委員会で報告した[12][13]
  • 2015年(平成27年)6月:国土交通省が東九州自動車道、日南市 - 串間市間(約32キロ)のルート案とインターチェンジ(IC)4か所の設置案を明らかにした[14]
  • 2016年(平成28年)
    • 3月8日:未事業化区間である日南 - 志布志間 (40.7 km)のうち、日南IC - 油津IC間 (3.2 km)と夏井IC - 志布志IC間 (3.7 km)が国道220号日南・志布志道路として新規事業採択時評価の候補路線となる[1]
    • 3月18日:清武 - 日南間の道路には12本のトンネルが計画されているが、そのうちの1本の「椿山トンネル貫通」[15]
    • 4月1日:国道220号日南・志布志道路 日南IC - 油津IC間、同 夏井IC - 志布志IC間が事業化[16][17]
    • 9月2日:北郷IC(仮称)、日南IC(仮称)の正式名称がそれぞれ「日南北郷IC」、「日南東郷IC」に決定[18]
  • 2018年(平成30年)
  • 2019年令和元年)
  • 未定:日南東郷IC - 志布志IC間開通予定

周辺

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飫肥城下町国道222号
油津港

接続する道路

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E78 東九州自動車道日南・志布志道路区間を含む)
(31)日南北郷IC - (32)日南東郷IC - 油津IC(予定)

脚注

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  1. ^ a b 平成28年度新規事業候補箇所説明資料 一般国道220号 日南・志布志道路” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 (2016年3月8日). 2021年6月5日閲覧。
  2. ^ 平成31年度新規事業候補箇所説明資料 一般国道220号 油津・夏井道路” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 (2019年3月14日). 2021年6月5日閲覧。
  3. ^ 宮崎県の高速道路整備のあゆみ(平成21年1月末現在)
  4. ^ 東九州自動車道(清武~日南間)宮崎河川国道事務所
  5. ^ a b 2011/06/12 西日本新聞朝刊「造り直しの橋、ひび再び 日南市の東九州道 専門家集め協議へ」
  6. ^ a b 2010年02月11日 宮崎日日新聞朝刊「広渡川2号橋施工不良 業者負担で追加工事」
  7. ^ 東九州自動車道(北郷~日南)平成24年1月23日国土交通省九州地方整備局
  8. ^ 経済日誌(調査月報2013年6月号)”. 一般財団法人 みやぎん経済研究所. 2020年1月7日閲覧。
  9. ^ “東九州道:開通時期、北郷−日南は17年度 北浦−須美江は2年前倒しに /宮崎”. 毎日新聞. (2013年6月15日). http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/m20130615ddlk45040599000c.html 2014年2月2日閲覧。 
  10. ^ “東九州自動車道 日南-志布志事業化へ3案提示”. 南日本新聞. (2013年10月11日). http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=51874 2014年1月31日閲覧。 
  11. ^ 九州地方整備局 - 平成26年度政府予算案に関する事業計画通知 - 宮崎県関連分
  12. ^ 九州地方整備局 - 東九州自動車道(日南 - 志布志)第3回説明資料
  13. ^ “東九州道日南-志布志、全区間を自動車専用に”. 西日本新聞. (2014年5月28日). http://www.nishinippon.co.jp/flash/f_kyushu/article/91151 2014年6月28日閲覧。 
  14. ^ “東九州道・日南―串間、国交省がルート案”. 読売新聞. (2015年7月4日). https://web.archive.org/web/20150706055859/http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/miyazaki/20150704-OYS1T50028.html 2015年7月4日閲覧。 
  15. ^ 平成28年3月16日宮崎河川国道事務所記者発表資料「東九州自動車道 椿山トンネル(仮称)が貫通します」
  16. ^ 国の新規事業に採択 日南-油津など2区間 - 宮崎日日新聞 2016年4月2日付
  17. ^ 平成28年度 国土交通省大隅河川国道事務所の予算と事業概要 (PDF) - 国土交通省 九州地方整備局 大隅河川国道事務所 2016年4月1日付
  18. ^ 東九州自動車道(北郷〜日南間)のインターチェンジ・橋梁の名称が決定 - 国土交通省 九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 記者発表資料 2016年9月2日付
  19. ^ 東九州自動車道(日南北郷IC〜日南東郷IC)の平成30年3月11日16時に開通! 〜沿線地域の企業立地や観光を支援します〜” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 (2018年2月1日). 2018年2月1日閲覧。
  20. ^ 東九州自動車道 日南東郷IC〜油津間の着工式”. www.nichinan.tv. 日南テレビ (2019年10月14日). 2019年12月24日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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