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大縣神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
於祖々祭から転送)
大縣神社

拝殿
所在地 愛知県犬山市宮山3
位置 北緯35度19分48.5秒 東経136度57分58.4秒 / 北緯35.330139度 東経136.966222度 / 35.330139; 136.966222座標: 北緯35度19分48.5秒 東経136度57分58.4秒 / 北緯35.330139度 東経136.966222度 / 35.330139; 136.966222
主祭神 大縣大神
社格 式内社名神大
尾張国二宮
国幣中社
別表神社
創建 垂仁天皇27年
本殿の様式 尾張造
例祭 10月10日
地図
大縣神社の位置(愛知県内)
大縣神社
大縣神社
地図
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鳥居

大縣神社(おおあがたじんじゃ)は、愛知県犬山市にある神社である。旧社格は、式内社名神大社)・尾張国二宮・旧国幣中社別表神社

新字体で「大県神社(読みは同じ)」と表記する場合もある。

歴史

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概史

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尾張主要3神の神階
真清田神 大縣神 熱田神
822年 -- -- 従四位下
833年 -- -- 従三位
→正三位
847年 無位
→従五位下
無位
→従五位下
--
853年 従五位上
→従四位下
従五位下
→従四位下
--
859年 -- 従四位下
→従四位上
正三位
→従二位
従二位
→正二位
865年 従四位上
→正四位上
-- --
873年 -- 従四位上
→正四位下
--
神名帳 名神大 名神大 名神大
一宮制 一宮 二宮 三宮

社伝によれば「垂仁天皇27年に、本宮山の山頂から現在地に移転した」とある。

神階

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祭神

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祭神は、大縣大神(おおあがたのおおかみ)としている。大縣大神は、国狭槌尊とする説、天津彦根命(大縣主の祖神)とする説、少彦名命とする説、大荒田命日本武尊の三世孫で迩波縣君の祖)とする説、武恵賀前命神八井耳命の孫で迩波縣君の祖)とする説などがあり、はっきりしない。いずれにしても、「大縣大神は、尾張国開拓の祖神である」とされている。

境内

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姫の宮と梅園
斜面を利用して作られた梅園。
姫石

境内には、いくつかの境内社がある。かつては別宮二社、末社52社があったとされる。その中の一つの摂社の姫の宮には、玉姫命が祀られている(倉稲魂神とする説もある)。ここは古来より安産・子授など女性の守護神として崇敬されており、女陰をかたどった石などが奉納されている。これは小牧市田縣神社男根に対応するものである。本宮山の山頂には、大縣大神の荒魂を祀る本宮社がある。

社殿は「大縣造」と称されるもので、寛文元年(1661年)に尾張藩2代目藩主である徳川光友によって造営されたものである[1]

また同神社は、愛知県で二番目に大きい前方後円墳である茶臼山古墳(青塚古墳)も管理している。付近には、円墳などの古墳群が点在する。

境内の裏手のある山の斜面には、約300本のしだれ梅の梅園がある。

祭事

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豊年祭

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別名「於祖々祭(おそそ祭)」とも言う。毎年3月15日直前の日曜日に行なわれる祭事。女陰をかたどった山車などが練り歩く。この祭りと対になっているのが、田縣(たがた)神社の豊年祭で、こちらでは男根をかたどった神輿が練り歩く。

梅まつり

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毎年3月、梅の花が咲く時期に行なわれる祭。俳句大会なども行なわれる。

文化財

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重要文化財
  • 大縣神社 2棟
    • 本殿[2] 附透塀1棟、古図1枚、棟札12枚
    • 祭文殿及び東西回廊(1棟)[2] 附棟札1枚

施設

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  • 総合結婚式場大縣神社
  • 梅園
  • 楽田神社
  • 大国恵比須神社

所在地

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交通アクセス

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周辺

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施設

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その他

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脚注

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  1. ^ 大縣神社について
  2. ^ a b 大縣神社本殿祭文殿及び東西回廊”. 愛知県. 2013年4月19日閲覧。

参考文献

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関連図書

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関連項目

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外部リンク

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