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新上五島町立津和崎小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新上五島町立津和崎小学校
地図北緯33度08分47秒 東経129度06分36秒 / 北緯33.146278度 東経129.11度 / 33.146278; 129.11座標: 北緯33度08分47秒 東経129度06分36秒 / 北緯33.146278度 東経129.11度 / 33.146278; 129.11
過去の名称 上等榎津小学校 下等津和崎分校
小串部公立小串小学校津和崎分校
中等小串小学校 初等津和崎分校
尋常小串小学校津和崎分校
簡易津和崎小学校
津和崎尋常小学校
津和崎尋常高等小学校
北魚目村津和崎国民学校
北魚目村立津和崎小学校
新魚目町立津和崎小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 新上五島町
校訓 自主・友愛・勤勉
設立年月日 1878年明治11年)4月
閉校年月日 2009年平成21年)3月31日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
所在地 857-4604
長崎県南松浦郡新上五島町津和崎郷476番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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新上五島町立津和崎小学校(しんかみごとうちょうりつ つわざきしょうがっこう)は長崎県南松浦郡新上五島町津和崎郷中通島最北端)にあった公立小学校。 略称「津和小」(つわしょう)。

概要

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歴史
1878年明治11年)に「榎津小学校津和崎分校」として創立。1879年(明治12年)に小串小学校に移管された後1887年(明治20年)に独立。創立から131周年を迎えた2009年(平成21年)3月末に閉校し、新上五島町立北魚目小学校に統合された。
校訓
「自主・友愛・勤勉」
校章
波の絵を背景にして校名の「津」の文字を置いている。
校歌
制定年、作詞者、作曲者は不詳。歌詞は2番まであり、校名は歌詞中に登場しない。

沿革

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  • 1878年(明治11年)4月 - 「上等榎津小学校 下等津和崎分校」が設置される。本山神社を仮校舎とする。
  • 1879年(明治12年)12月 - 移管により「小串部公立小串小学校 津和崎分校」となる。
  • 1882年(明治15年)4月 - 初等科(3年課程)が設置され、「中等小串小学校 初等津和崎分校」に改称。
  • 年月日不詳 - 小串小学校から仲知分舎を移管される。
  • 年月日不詳 - 仲知分舎を江袋に移転し、江袋分舎とする。
  • 1886年(明治19年)6月 - 小学校令の施行により、「尋常小串小学校 津和崎分校」に改称。修業年限を4年(=義務教育年限)とする。
  • 1887年(明治20年)5月 - 尋常小串小学校から分離し、「簡易津和崎小学校」として独立。修業年限は3年。明覚寺説教所に移転。
  • 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、北魚目村立の小学校となる。
  • 1893年(明治26年)
    • 1月 - 「津和崎尋常小学校」に改称。宮の森に校舎を新設。
    • 7月 - 江袋分舎を廃止し、仲知久志に分舎を設置し仲知分舎(再設置)とする。
    • 12月 - 仲知分舎が分離し、仲知尋常小学校として独立。
  • 1908年(明治41年)4月 - 義務教育年限が4年から6年に延長されたため、尋常科5年を新設。
  • 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。
  • 1916年(大正5年)4月 - 米山に新校舎が完成。
  • 1919年(大正8年)5月 - 津和崎実業補習学校を併設。
  • 1926年(大正15年)2月 - 校地を拡張。2教室を増築。
  • 1927年(昭和2年)4月 - 高等科を併置し、「津和崎尋常高等小学校」に改称(尋常科6年・高等科2年)。
  • 1935年(昭和10年)- 青年学校令の施行により、併設の津和崎実業補習学校が津和崎青年学校に改称。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「北魚目村津和崎国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める(初等科6年・高等科2年)
  • 1947年(昭和22年)
    • 4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
      • 国民学校の初等科が改組され「北魚目村立津和崎小学校」(修業年限6年)となる。各学年2クラスで計12学級。
      • 国民学校の高等科は青年学校の普通科と統合され、新制中学校「北魚目村立津和崎中学校」(修業年限3年)となり小学校に併設される。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 新魚目町の発足[1]により、「新魚目町立津和崎小学校・中学校」に改称。
  • 1957年(昭和32年)10月 - 放送設備を設置。
  • 1966年(昭和41年)4月 - 小学校鉄筋コンクリート造新校舎が完成。
  • 1967年(昭和42年)7月 - 高度へき地給食を開始。
  • 1968年(昭和43年)9月 - 中学校校舎が移転。
  • 1971年(昭和46年)6月 - 校舎裏に土堤が完成。
  • 1972年(昭和47年)
  • 1973年(昭和48年)9月 - 家庭科教室を増築。
  • 1976年(昭和51年)7月 - 図書館が完成。
  • 1977年(昭和52年)
    • 5月 - 創立100周年記念式典を挙行。
    • 8月 - 中学校教材室が完成。
  • 1978年(昭和53年)8月 - 小学校教材室が完成。
  • 1979年(昭和54年)5月 - 運動場を拡張。
  • 1981年(昭和56年)1月 - 体育館が完成。
  • 1983年(昭和58年)2月 - 中学校新校舎が完成。
  • 1999年(平成11年)3月31日 - 北魚目中学校への統合により併設の津和崎中学校が閉校。小学校単独校となる。
  • 2004年(平成16年)8月1日 - 新上五島町の発足により、「新上五島町立津和崎小学校」に改称。
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 新上五島町立北魚目小学校に統合され閉校。

周辺

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  • 津和崎郵便局

アクセス

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最寄りのバス停
  • 西肥自動車(西肥バス)五島営業所「津和崎」、「米山教会」バス停
最寄りの国道・県道
  • 長崎県道218号津和崎立串線線

参考資料

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  • 「新魚目町郷土誌」(1986年(昭和61年)9月30日発行, 新魚目町)p.388
  • 町立津和崎小学校閉校式 - 新上五島町ウェブサイト
  • 「”津和っ子魂”は永遠に 新上五島・津和崎小で閉校式」(長崎新聞 2009年(平成21年)3月29日号)
  • 「新上五島・津和崎への思い歌に 長崎の寺井さんCD化へ指導」(長崎新聞 2009年(平成21年)4月24日号)

関連項目

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脚注

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  1. ^ 魚目村と北魚目村が合併した。

外部リンク

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