新・動く標的
新・動く標的 | |
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The Drowning Pool | |
監督 | スチュアート・ローゼンバーグ |
脚本 |
トレイシー・キーナン・ウィン ロレンツォ・センプル・ジュニア ウォルター・ヒル[1] |
原作 |
ロス・マクドナルド 『魔のプール』 |
製作 |
ローレンス・ターマン デイヴィッド・フォスター |
出演者 |
ポール・ニューマン ジョアン・ウッドワード |
音楽 | マイケル・スモール |
撮影 | ゴードン・ウィリス |
編集 | ジョン・C・ハワード |
製作会社 |
コリータウン/ターマン=フォスター・プロダクション ファースト・アーチスツ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1975年6月25日(ニューヨーク) 1976年2月21日 |
上映時間 | 109分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | 『動く標的』 |
『新・動く標的』(しん・うごくひょうてき、The Drowning Pool)は、1975年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はスチュアート・ローゼンバーグ、出演はポール・ニューマンとジョアン・ウッドワードなど。
ロス・マクドナルドの同名小説を原作とした1966年の映画『動く標的』の続編で、小説としても続編に当たる『魔のプール』が原作となっている。日本での劇場公開時のタイトルは『ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的』。なお、主人公の名前は前作に引き続き、原作のルー・アーチャーからルー・ハーパーに変更されている[注 1]。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
敏腕私立探偵ルー・ハーパーのもとにある日、莫大な報酬の仕事の依頼があった。その依頼主は数年前に情事を楽しんだアイリス・デベローという女で、南部の石油王の妻だった。
数日後、アイリスの姑でデベロー家の莫大な石油の権利を握っていたオリビアが、屋敷近くの入り江で死体となって発見された。
ハーパーはデベロー家の石油を以前から狙っていた石油屋のキルバーンやその妻メイビス、デベロー家の運転手をしていたパット・リービス、その恋人の娼婦グレッチェンなどを容疑者として絞り込むが、やがて事件は意外な展開を見せる。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
---|---|---|---|
TBS版 | テレビ朝日版 | ||
ルー・ハーパー | ポール・ニューマン | 川合伸旺 | 森川公也 |
アイリス・デベロー | ジョアン・ウッドワード | 此島愛子 | 中西妙子 |
ブラウサード | アンソニー・フランシオサ | 家弓家正 | 坂口芳貞 |
キルバーン | マーレイ・ハミルトン | 塩見竜介 | 富田耕生 |
メイビス | ゲイル・ストリックランド | 松島みのり | 弥永和子 |
スカイラー | メラニー・グリフィス | 竹内美香 | 麻上洋子 |
グレッチェン | リンダ・ヘインズ | 小山茉美 | 土井美加 |
フランクス | リチャード・ジャッケル | ||
キャンディ | ポール・コスロ | ||
リービス | アンドリュー・ロビンソン |
TBS版吹替その他:徳丸完、小関一、安原義人、大方斐紗子、岸野一彦、長島亮子、田原アルノ、山崎勢津子、田中幸四郎
テレビ朝日版吹替その他:麻生美代子、若本規夫、広瀬正志、稲葉実、西村知道、大橋芳枝、安田隆、深見理佳
作品の評価
[編集]Rotten Tomatoesによれば、16件の評論のうち、高く評価しているのは50%にあたる8件で、平均して10点満点中5.38点を得ている[2]。 Metacriticによれば、8件の評論のうち、高評価は1件、賛否混在は7件、低評価はなく、平均して100点満点中48点を得ている[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 原作の役名は一般には「リュウ・アーチャー」と表記される。一方、本作の役名は公開当時から「ルウ・ハーパー」や「ルー・ハーパー」と表記されていた。どちらも英語での表記はLewである。
出典
[編集]- ^ Barbra Nightingale: SELECTED SHORTS DETECTIVE WHO? TOUCHDOWN! Nurse Barbra By A. H. WEILER. New York Times (1923-Current file) [New York, N.Y] 29 Apr 1973: 135.
- ^ “The Drowning Pool (1975)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年4月29日閲覧。
- ^ “The Drowning Pool Reviews” (英語). Metacritic. 2020年4月29日閲覧。