コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

斎藤武雄 (哲学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

斎藤 武雄(さいとう たけお、1904年1月25日[1] - 1995年1月28日[2])は、日本の哲学研究者。弘前大学名誉教授。

経歴

[編集]

秋田県生まれ[3]。1933年東京文理科大学哲学科卒。1949年弘前大学文理学部教授、人文学部長。1960年「ヤスパースにおける絶対的意識の構造と展開」で東京教育大学文学博士[4]。1962年文部省在外研究員として西独スイス米国に滞在。1968年定年退官、名誉教授、弘前学院大学学長。

著書

[編集]
  • 『現代人の幸福と道徳』理想社 1960
  • 『ヤスパースにおける絶対的意識の構造と展開』創文社 1961
  • 『ヤスパース研究』理想社 1962
  • 『実存をめざして』津軽書房 1968
  • 『実存と実践』理想社 1968
  • 『実存と教育』創文社 1976
  • 『実存の真理を求めて』創文社 1978
  • 『ヤスパースの教育哲学』創文社 1982
  • 『ヤスパースの政治哲学』創文社 1986
共編

脚注

[編集]
  1. ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、468頁。
  2. ^ 鈴木三郎「斎藤武雄顧問 追悼」『コムニカチオン』第9巻第9号、日本ヤスパース協会、1997年、367-368頁、NAID 110007386585 
  3. ^ 『ヤスパース研究』著者紹介
  4. ^ 斎藤武雄, 「ヤスパースにおける絶対的意識の構造と展開」 東京教育大学 博士論文, [報告番号不明], 1960年, NAID 500000419901