八阪神社 (奈良市)
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(押上町祇園社から転送)
八阪神社(押上町祇園社) | |
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八阪神社(押上町祇園社) | |
所在地 | 奈良県奈良市押上町26 |
位置 | 北緯34度41分20.20秒 東経135度50分6.09秒 / 北緯34.6889444度 東経135.8350250度座標: 北緯34度41分20.20秒 東経135度50分6.09秒 / 北緯34.6889444度 東経135.8350250度 |
主祭神 |
素戔嗚尊 櫛稲田比売命 八柱御子神 |
創建 | 建武5年(1338年)6月 |
本殿の様式 | 三間社流造 |
別名 |
祇園社 押上町祇園社 |
例祭 | 7月14日 |
地図 |
八阪神社(やさかじんじゃ)は、奈良県奈良市押上町(おしあげちょう)にある神社。押上町祇園社とも呼ばれ[1]、拝殿の扁額には『祇園社』と記されている。
歴史
[編集]鎌倉時代の建武5年(1338年)6月、手掻門北塚に影向があり、託宣によって手向山八幡宮の摂社とされたと伝わる[1][2]。その後、慶長11年(1606年)、寛永19年(1642年)、宝永元年(1704年)など度々火難にあったが、都度再建されている[1]。
東大寺の惣絵図にも、西の築地外に接して祇園社が描かれ、現辨財天社と考えられる小社殿も表されている[1]。
境内
[編集]本殿は三間社流造で、中央に素戔嗚尊、左に櫛稲田比売命、右に八柱御子神を祀っている[1]。本殿瑞垣の外には辨財天社がある。拝殿は方二間、床張り、瓦屋根[1]で、他に神庫と集会所がある。
文久4年(1864年)の石灯籠の他、境内正面門前に、永代常夜灯、元禄5年(1692年)と刻んだ石灯籠の竿石が立っている[1]。その他水船や古い井戸枠も残る[1]。
記録によると、鳥居・玉垣は文久2年(1862年)5月の建立、拝殿も同年11月上棟とされる[1]。
祭神
[編集]本殿
[編集]辨財天社
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 八阪神社現地由緒書
- 奈良市史編集審議会編『奈良市史 社寺編』、吉川弘文館、1985