成福寺 (井原市)
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成福寺 | |
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所在地 | 岡山県井原市芳井町吉井2356番地 |
位置 | 北緯34度37分44.2秒 東経133度25分06.8秒 / 北緯34.628944度 東経133.418556度座標: 北緯34度37分44.2秒 東経133度25分06.8秒 / 北緯34.628944度 東経133.418556度 |
山号 | 吉井山 |
宗旨 | 高野山真言宗 |
本尊 |
(総本尊)聖観世音菩薩 (本尊)大聖不動明王 |
創建年 | 739年(天平11年) |
開基 | 行基 |
中興年 | 1590年頃(天正年間) |
中興 | 真識和尚 |
文化財 | 不動明王像(県指定重要文化財) |
公式サイト | 高野山真言宗 吉井山 成福寺 |
法人番号 | 3260005005429 |
成福寺(じょうふくじ)は、岡山県井原市芳井町にある高野山真言宗の寺院である。
概要
[編集]寺の始まりは739年(天平11年)、聖武天皇の勅願により行基が聖観世音菩薩を安置して創建したと伝えられ、境内の三十三体の如意輪観音像も行基の作と伝えられている。また、901年(延喜1年)に菅原道真が大宰府に赴く途中に、現在の兵庫県加西市近くで投げた観音菩薩像がこの地に落ち、その像を寺の観音堂に安置したという言い伝えもあり、道真ゆかりの寺でもある。
住職
[編集]- 片岡良仁(かたおか・りょうにん)
参拝料
[編集]- 無料 (宗派を問わず。)
歴史
[編集]沿革
[編集]- 1569年(永禄12年): 藤井皓玄能登守の本拠地であった寺周辺に、毛利軍が乱入。無住となり、一時荒廃。
- 1590年頃(天正年間): 中興開山第一世 真識和尚が住職となり再興。
- 1659年(万治2年): 現在の観音堂を寺の総本堂として建立。数ヶ寺を抱える本坊寺院として一時栄える。
- 1737年(元文2年): 梵鐘(第二次世界大戦時に供出のため現存せず、現在のは昭和27年鋳造もの。)を落慶。
- 1866年(慶応2年): 境内の石垣を落慶。
- 1986年(昭和61年): 本坊・客殿・庫裡・鐘楼堂を全て再建・落慶。
境内
[編集]約1500坪の境内の周囲を120メートルに及ぶ石垣と、城壁のような白壁に囲まれ、「白鷺が羽を広げたような」偉容を誇っている。
文化財
[編集]- 木造不動明王立像
- 1955年(昭和30年)に岡山県指定重要文化財(第12号)に指定された。12年に1回、酉年の元旦だけ開帳される秘仏である。
参拝案内
[編集]参拝日時
[編集]- 指定なし (宗派を問わず、年中可。)
主な行事
[編集]- 新年護摩祈祷 (12月第1土曜日)
注意事項
[編集]参拝案内の詳細等については、
【外部リンク】 高野山真言宗 吉井山 成福寺 ホームページ をご参照ください。
アクセス
[編集]自動車
[編集]- (笠岡I.Cより約25分。福山東I.Cより約30分。)
- 駐車場: 有 (無料)
- 普通車20台、中型バス1台
交通機関
[編集]- (「沢岡バス停」より西へ徒歩で約15分。)
注意事項
[編集]アクセスの詳細等については、
【外部リンク】 高野山真言宗 吉井山 成福寺 ホームページ をご参照ください。
ゆかりの人物
[編集]参考文献
[編集]- 『芳井の歴史』、芳井町役場。
- 『芳井の文化財』 、芳井町役場。