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慈眼寺 (春日井市鳥居松町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紫金山慈眼寺
表門
表門
所在地 愛知県春日井市鳥居松町1-40
位置 北緯35度14分23.3秒 東経136度57分57.9秒 / 北緯35.239806度 東経136.966083度 / 35.239806; 136.966083座標: 北緯35度14分23.3秒 東経136度57分57.9秒 / 北緯35.239806度 東経136.966083度 / 35.239806; 136.966083
山号 紫金山
院号 不明
宗旨 禅宗
宗派 黄檗宗
開山 越伝
中興 単伝
正式名 紫金山慈眼寺
法人番号 2180005008102 ウィキデータを編集
慈眼寺 (春日井市鳥居松町)の位置(愛知県内)
慈眼寺 (春日井市鳥居松町)
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慈眼寺(じげんじ)は愛知県春日井市鳥居松町[1]にある黄檗宗に属する寺である[2]

概要

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本尊は十一面観音菩薩である[2]。市指定の文化財である、木造越伝道付坐像と、紙本着色越伝道付像、木造聖観世音菩薩坐像を所蔵している[3][4]。 本山萬福寺二世木庵筆の寺額がある。門も黄檗宗独特のもの。境内には鐘楼門、稲荷社、地蔵堂、弘法堂などがある[2]。開山を越伝とし、中興の祖を単伝とする。

歴史

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木庵の法弟越伝和尚が尾張藩主の招きで寛文12年 (1672年) 、東春日井郡三渕村 (現在の小牧市) で紫金山慈眼寺を開いた。しかし越伝は間もなくその地を去り、法弟無関が後を継いだが、その後衰えた。越伝の法弟炭伝がこの様子を耳にし、宝永6年 (1709年) 現在地に同名の寺を復興した[3]

文化財

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  • 木造越伝道付坐像[2]
  • 紙本着色越伝道付像[3][4]
  • 木造聖観世音菩薩坐像[4]
  • 紙本着色越伝道付像
    紙本着色越伝道付像
  • 木造聖観世音菩薩坐像
    木造聖観世音菩薩坐像
  • 木造越伝道付坐像
    木造越伝道付坐像

アクセス

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  • 所在地 : 愛知県春日井市鳥居松町1-40
  • 鉄道 : JR勝川駅から徒歩17分(1.4km)
  • 名鉄バス : 春日井高校前停留所から徒歩2分、瑞穂通り一丁目停留所から徒歩6分[5]

周辺

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脚注

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  1. ^ 東春日井郡鳥居松村
  2. ^ a b c d 『春日井の散歩道』春日井市郷土研究会、2003年、41-42頁。 
  3. ^ a b c 『春日井の文化財』春日井市教育委員会、1985年3月、83頁。 
  4. ^ a b c 『春日井市史 資料編』春日井市史編集委員会、1993年3月31日、405・413頁。 
  5. ^ a b 八百万の神”. 株式会社INFO UNIT. 2019年12月12日閲覧。

参考文献

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  • 『春日井の文化財』春日井市教育委員会、1985年3月。
  • 『春日井市史 現代編』春日井市、春日井市史編集委員会、1994年3月31日、全国書誌番号:96048773
  • 『春日井市史 資料編』春日井市、春日井市史編集委員会、1993年3月31日、全国書誌番号:94015722
  • 村中治彦『春日井の散歩道』知書之屋本舗、2003年、全国書誌番号:20525286

外部リンク

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