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志村亜貴子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
志村 亜貴子
Akiko Shimura
茨城ゴールデンゴールズ女子チーム
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道広尾町
生年月日 (1982-11-09) 1982年11月9日(42歳)
身長
体重
160 cm
kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴
国際大会
代表チーム 日本の旗 女子野球日本代表
出場歴
日本の旗 女子野球 日本代表
WBSC女子野球ワールドカップ(旧 IBAF)
200620082010201220142016[1][2]

志村 亜貴子(しむら あきこ、1982年11月9日 - )は、日本の女子野球選手投手外野手)、女子野球日本代表選手、野球指導者。

来歴

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北海道広尾町出身。野球少年であった次兄の影響を受け、小学4年から野球を始めたが次兄は急逝。兄が達し得なかった野球選手への夢を亜貴子が引き継いだ。男子に混じり小学時代はスポーツ少年団で、中学時代は部活で野球を続けたが、この時期になると男女の体格差もあり、北海道広尾高校時代は野球を離れて陸上競技やり投に専念した[3]北海道浅井学園大学に進学すると軟式野球チームに所属した。全日本チームへの意識が昂じ、硬式野球を始め札幌ホーネッツの立ち上げに参画した。全日本選手のセレクションに挑戦すること4度目にして全日本メンバー入りを果たした。

2008年に札幌ホーネッツから強豪相手が犇めく関東のアサヒトラストに移籍した[4]荒川区公立中学の非常勤講師兼野球部監督を行う傍ら、アサヒトラストの主将として活躍[3]。2020年創設から2023年まで埼玉西武ライオンズ・レディースに所属。また2023年からタイケン学園グループの高校(ヘッドコーチ)、大学・専門学校(監督)の指導者となる[5][6]。2024年に創設した茨城ゴールデンゴールズ女子チームに所属する。

代表選手歴・指導歴

2006年に台北で開催されたIBAF女子ワールドカップに出場し準優勝。2008年の第3回IBAF女子ワールドカップではレギュラーとして日本チームの初優勝に貢献。2010年の第4回IBAF女子ワールドカップでは日本の二連覇に大きく貢献し、自らもベストナインに輝いた[7]。2014年の第6回IBAF女子ワールドカップでは主将として、日本チーム四連覇に導き自らもベストナインに輝いた[3]。代表指導歴は2018年のワールドカップ、2019年のアジアカップでコーチに就いた。

人物

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愛称は「ケンさん」で、同姓のお笑いタレント志村けんに肖ったもの[3]

脚注

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  1. ^ マドンナジャパンメンバー一覧 全日本女子野球連盟 2024年4月4日閲覧。
  2. ^ 全世代侍ジャパン選手リスト 志村 亜貴子 野球日本代表侍ジャパンオフィシャルサイト 2024年4月4日閲覧。
  3. ^ a b c d 朝日新聞 2014年9月8日朝刊14版 2面「ひと」欄
  4. ^ アサヒトラスト. “挨拶”. 2014年9月8日閲覧。
  5. ^ インフォメーション&ニュース 2023/02/08 日本ウェルネス高等学校東京・神保町 2024年4月4日閲覧。
  6. ^ 運動部 女子硬式野球部 ヴィーナスリーグに参戦 日本ウェルネススポーツ専門学校 2024年4月4日閲覧。
  7. ^ 日本女子野球協会. “2012年 日本代表チームメンバー紹介”. 2014年9月8日閲覧。

参考

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外部リンク

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