後藤篤子
表示
後藤 篤子(ごとう あつこ、1953年1月2日 - )は、日本の歴史学者。専門分野は帝政後期のローマ史。学位は、文学修士。法政大学文学部名誉教授。日本西洋古典学会役員委員でもある。
略歴
[編集]- 1953年 大分県に生まれる
- 1975年 東京教育大学文学部史学科卒業
- 1978年 東京大学大学院人文科学研究科西洋史学専門課程修士課程修了
- 1984年 東京大学大学院人文科学研究科第1種博士課程単位取得満期退学
- 1987年 東洋英和女学院短期大学国際教養科専任講師着任
- 1989年 法政大学文学部助教授着任
- 1999年 法政大学文学部教授着任
- 2005年 法政大学FD推進センター長就任
- 2007年 法政大学文学部長就任
- 2023年 法政大学を定年退職[1]
論文
[編集]- 「シドニウス・アポリナーリスにおける“ローマイズム”」(『史学雑誌』、1982年)
- 「ローマ帝国の『キリスト教化』をめぐって ─ローマン・アフリカの場合─」(『法政史学』、1992年)
編訳・共訳
[編集]- ピーター・ブラウン『古代から中世へ』(山川出版社、2006年)
- 『西洋古代史資料集』(東京大学出版会、1987年)
- エドワード・ギボン『図説 ローマ帝国衰亡史』(東京書籍、2004年)
- ジョイス・ソールズベリ『ペルペトゥアの殉教 ローマ帝国に生きた若き女性の死とその記憶』(監修、田畑賀世子訳、白水社, 2018年)
編著
[編集]- 『世界歴史大系・フランス史1』(山川出版社、1995年)
- 『西洋古代史研究入門』(伊藤貞夫編、東京大学出版会、1997年)
- 『岩波講座・世界歴史7』(岩波書店、1998年)
- 『地中海世界史1』(青木書店、2000年)