後藤清一 (実業家)
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後藤 清一(ごとう せいいち、1906年〈明治39年〉10月26日[1] - 2003年〈平成15年〉8月24日[1])は、日本の実業家。松下幸之助、井植歳男の二大経営者に仕えてその薫陶を受け、三洋電機の大番頭として発展を支えた[2]。
来歴
[編集]松下電器産業(後のパナソニックホールディングス)創業当時、見習工として入社。同社に26年間勤務した後、1947年に井植歳男の三洋電機製作所(後の三洋電機)創業に参画。北条工場(兵庫県加西市)の工場長として大量生産方式を導入、創業商品の発電ランプ事業を軌道に乗せた[2]。
1971年1月から10年間にわたって三洋電機副社長を務めた。1981年同社相談役に就任。
剛柔流空手道誠志館会長、名誉六段。全日本空手道連盟理事。兵庫県体操協会会長。近代経営者クラブ「MMC」会長を務めた。
「人生は気合」という言葉をよく口にした気骨ある人柄と、豊富な経験に基づいて統率力を発揮。地域への貢献で、兵庫県加西市の名誉市民となった。
著書
[編集]単著
[編集]- 『叱り叱られの記』(日本実業出版社、1972年)
- 『ど根性こそ我が人生』(読売新聞社、1974年)
- 『こけたら立ちなはれ』(PHP研究所、1977年)
- 『立ったら歩きなはれ こけたら立って半人前立ったら歩いて一人前』(PHP研究所、1980年)
- 『よっしゃ!イチから出直しや』(明日香出版社、1983年)
- 『よいしょ!男はこけて強くなる』(明日香出版社、1985年)
- 『人生1級免許塾』(明日香出版社、1985年)
- 『後藤清一が26人の先達から学んだ社長の「器」』(明日香出版社、1987年)
- 『後藤清一の「社長・リーダー塾」 胸うつ経営・人生直言』(明日香出版社、1987年)
- 『人生は気合いでっせ! 経営に運を呼びこむ“ちょっといい話” 92』(明日香出版社、1989年)
- 『ころんで男は強くなる』(明日香出版社、1994年)
共著
[編集]脚注
[編集]関連項目
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