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平群神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平群神社

鳥居・拝殿
所在地 奈良県生駒郡平群町西宮617
位置 北緯34度37分20.9秒 東経135度42分14.3秒 / 北緯34.622472度 東経135.703972度 / 34.622472; 135.703972 (平群神社)座標: 北緯34度37分20.9秒 東経135度42分14.3秒 / 北緯34.622472度 東経135.703972度 / 34.622472; 135.703972 (平群神社)
主祭神 大山祇神
社格 式内社(大5座)
村社
創建 不詳
別名 西宮
例祭 10月15日
地図
平群神社の位置(奈良県内)
平群神社
平群神社
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平群神社(へぐりじんじゃ)は、奈良県生駒郡平群町西宮にある神社式内社(大社)で、旧社格村社。俗称は「西宮」。

祭神

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現在の祭神は次の1柱[1]

延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳での祭神の記載は5座。元々は古代氏族の平群氏の祖神を祀ったとされる[2]。5座の詳細は明らかでないが、元々の祭神は1座か2座で後世に他の祭神が加えられたとする説が挙げられている[3]

なお、三重県桑名市にも式内社の平群神社(旧郷社)があり、平群氏祖の木菟宿禰を祀る。

本殿に向かって左側の摂社の祭神は天照大神である。

歴史

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創建は不詳。

延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳では、大和国平群郡に「平群神社五座 並大 月次新嘗」と記載され、5座が式内大社に列するとともに朝廷の月次祭新嘗祭では幣帛に預かる旨が定められている[2]。当社を式内大社「平群神社」に比定する説は後掲の『興福寺官務牒疏』以降になるが、比定を確実とする資料は知られていない[3]。なお、平安時代中期の『和名抄』に見える地名のうちでは、当地は大和国平群郡平群郷の中心部に比定される[3]

室町時代前期、嘉吉元年(1441年)の『興福寺官務牒疏』では「平群大明神」と記載が見え、平群氏祖神を祀る旨、神供僧・神人がいる旨が記されている[2]

近世には「春日大明神」と称された[2]。また境内には神宮寺として竜花山西宮密寺があったが、神仏分離で廃絶して社務所となっている[2]

明治維新後、近代社格制度では村社に列している[2]

主な祭事

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脚注

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参考文献

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  • 境内説明板
  • 「平群神社」『日本歴史地名大系 30 奈良県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4582490301 
  • 大矢良哲 著「平群神社」、谷川健一 編『日本の神々 -神社と聖地- 4 大和 <新装復刊版>』白水社、2000年。ISBN 978-4560025031 

関連項目

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